『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

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6月2日

2006年06月02日 15時00分45秒 | Weblog

里恵と「鳥羽の先生とこへ本をもらいに行く」ツアーを土曜日から一転、日曜日と決めるものの肝心の鳥羽の先生の都合が悪くてポシャる。
じゃあ、来週ならと思うもののストレスのたまった奈良の学園前に住む社会人のケアを征希ともども担当することになるやもしれぬ・・・ままならない。

朝から皮膚科の門をくぐる。
矢作俊彦の『ロング・グッドバイ』、何度も読んだが最後まで行き着いたことがない、そん性悪女のようなハードカバーと向き合い、入り口横の喫煙所で1ページ目をめくる。

今日の小学生の授業は、初めて授業に出席する子がいたこともあり軽くしのぐことに。
南北アメリカのワールドカップ出場国8か国の解説。
ただ、ラテンアメリカの由来から始める必要があるので、スペイン・ポルトガルの大航海時代から入る。
それでも小学生たち、さすがコロンブスの名前はよく知っている。
彼が目指したのがインドだったこと、なぜインドを目指したのか、そして着いたサンサルバドル島を西インド諸島としたことや、スペイン人とポルトガル人などラテン民族が支配したことから南アメリカをラテンアメリカと呼ぶこと。やたら陽気で自己主張が強いことが関係あるのか、ラテンサッカーといえば個人技中心のチームであるということ。
そして各国の説明、コスタリカが白人比率が高いこととその理由、ブラジルの旗の緑は森林の象徴で黄色は昔産出した金の象徴だということ。パラグアイはコスタリカとは逆でメスチソの割合が多くて、これは昔の支配者が異人種間の結婚を半強制したこと、エクアドルは定番でスペイン語で「赤道」という意味であること・・・。
最後は南北に長いチリを北から南の先まで時速4kmで歩いた時と、法定速度(60km)で車を飛ばした時のそれぞれにかかる時間を求めて終了・・・この問題では嬉野の久保(小6)が一番乗り。

今日から沙耶加(皇學館大学教育学部1年)の授業が金曜日に固定された。
狙いは郁一人だったのだが、ここ最近東の中2がほとんど毎日出てくるのでほぼ全員に連立方程式を教えてもらうことに。
つまり沙耶加にとって始めての本格的な授業だ。
木曜日は質問があるようなら、徳武が古い塾で高3を教えた後で新しい塾に来てくれる段取りがくめる。
これで木曜日と金曜日の質問に対する不安は解消された。

その沙耶加、高1からふられた問題が解けなかったようで、代わりに娘のれいが教えている。受験生たる高3が親切にも後輩に教えている・・・性格を考えた場合は「優しい子やな」と誉めるべきなんだろうが、来春に受験を控えた高3であることを考えると「アホかいな」となる・・・複雑な心境やね。

今夜の慎太郎の授業は明日の午後に延期。
午後ではクラブのある奴が出席できない。これは大西君にも言えることだが、自分の都合で時間を変更するならば、生徒に対する責任を持って欲しい。
自分勝手に授業時間を変更して、それで「あいつは出席率が悪いから成績が悪い」なんて身勝手なコメント、出ないことを願います。

そういや今日は本能寺の変やった・・・織田信長もまた49歳ってか。
人に恨まれることを恐れへん人や。というよりは、人を恨むのを忙しくて人の視線に執着がない人やったかもしれへん。
ともあれ、自分らしく生きることができる人は羨ましい。
人から「自分の好きなように生きていけて羨ましいね」と言われる頻度は多けれど、俺としては「自分ほど自分らしくない生き方をしている奴は滅多にいないよな」とひがんでいる。
好きなことはどこかへ置いてきてしまった。
趣味なんて、とうの昔にゴミ箱行きだ。
今となっては俺に趣味があったのかどうかを疑ってかかる始末だ。
俺にはこの空間しかない。
この空間の中で生徒にできる最後の授業・・・人は衰え、そして死ぬ・・・それを教えることだと思う。



コメント (1)
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