日本敗戦の狂騒に身を委ねることなく一日が始まる。
塾に行くとアキラがいつものように勉強している。
不等式での質問をひとつ答えたところに生川先生(麦塾)がいらっしゃる。
ありがたいことに、娘のれい(高田Ⅱ類3年)の持病になりつつあるヘルニアによかれと、接骨院を紹介していただいた。感謝している。
娘のめい(津東3年)からSOS。
今、保健室で寝ているとか・・・。
生川先生から教えてもらった接骨院の場所を確認しがてら津東に向かう。
しかし俺の娘たちはなんでこうも身体が弱いんかねえ。
生川先生は「お父さんに対する反抗ですよ」って微笑みながら言ってたけどな。
悠志の全国統一模試の結果返却。
高田Ⅰ類の5科目6教科型で学年2位。前回の1位から滑り落ちたわけだが、内容が悪い。
現代文に関しては俺がするのか、隼人がするのか、あるいは高3独自でするのか・・・これは高3で相談する手はずになっている。ここにきてマーク英語も重点課題となってきた。水曜日あたりの夕方に俺が授業をすることになるやもしれぬ。
毎週日曜日に古い塾での健太(鈴鹿医療3年)の化学、そろそろ山岸(三重大学医学部6年)一人で勝負できそうでもあり、当初の予定であった高1化学を振り替える時期がきている。
今週末の日曜日に高1と健太をドッキングさせ、これからの授業の組み方を相談させることになった。
YOSAKOIソ~ラン部隊が帰る。
さつきが北海道のお土産といっしょに成績表を渡す。最後まで残った国語で96点と予想外に健闘、これでトータル460点。学年順位は初の3位だとか・・・まだまだお楽しみはこれからだ。
京都大学法学部を目指して頑張ってる久居中のお嬢ちゃん、もう少し待っててや。さつきをピシッと仕上げて名勝負数え唄の始まりやで。
さてそのさつきだ。
さつきに因数分解の初歩のプリントを渡す・・・数分後、暗い表情でやって来て「ぜんぶ忘れてしまった」 あのな、オマエ・・・名勝負数え唄が・・・。
さつきの因数分解の解法は、北海道の原野の土に帰した。
嬉野中2の歴史の試験範囲は市民革命から1905年のポーツマス条約まで。
めちゃくちゃ広い。器用な亜里ならなんとか覚えそうだが、郁の場合が厳しい。ベタで年表から勝負に行くと時間をかけた割には効果がない展開になりそうだ。
記憶に時間がかかるぶん、適切な処理能力が要求される。