俺の機嫌はともかく授業が始まっていく

夜の授業が始まっていく。

平岡（三重大学医学部１年）の物理基礎。

本棚の向こう側では寺岡（三重大学医学部４年）の高３数Ⅲの授業。

そして俺は諮問試験に入っている。

同じ空間内で雅樹（31期生・名古屋大学工学部３年）の高３数学文系型も始まる。

笛吹けど

午後４時半は英汰（津３年）だけ、午後５時になって有輝也（津東３年）がやって来て２人。

笛吹けど踊ってくれる兵は２人・・・マージャンもできない。

このあたりが今年なんやな・・・。

今日もいつものように

朝から『花香』というルーティンは変わらない。

そして、なぜか睡眠時間も変わらない。

高３へ。

今日は先週に渡したZ会模試の解説をします。時間は午後４時半あたりから。

出席できる人は極力参加するように。

夏休みが終わったこの時期、夏の達成感を嚙みしめながら緩んで過ごさないこと。一歩でも前へ・・・現役の凄みを冬に発揮するためにはこの時期の過ごし方が趨勢を決する。

やっと終わる

昨夜の中学生の教室・・・

中２と中３を休みにしたので静かなものだ。

午前１時半に諮問試験が始まる。たどたどしい応え方だが、苦労した時間の長さはじゅうぶん分かる。小１時間かかってなんとか終了。

しかし、「君はできると思ってた、本当によく頑張った」と流行の言葉を言う気はない。あれは過酷な練習を長期にわたって生き抜いてきた信頼に立脚しているはずだ。確かに二日ほどは頑張ったが、それほどの練習量の選手に向かって「君はできる」、それはない。それほど大学入試は甘くない。30年以上、この荒野で過ごしてきた俺がそう言うのだ。

それでも期待はしている・・・君に期待している。

せめぎ合い

２階では雅樹（31期生・名古屋大学工学部３年）の高２の化学基礎。

俺は麻那（高田特選１年）に不定詞の授業。

続いて日本史の授業。

幸太朗（津２年）と太陽（鈴鹿６年制５年）だが、進み具合が違う。津は平安時代に入ったばかりで鈴鹿は院政。今日の未明まで進路が速い高校と遅い高校の２つのバージョンを作っておいてラッキーやった。

俺が授業をしている横では望（津２年）が英単語の諮問試験。俺は延々と授業の連鎖、奥さんに頼む。

日付がまわった・・・まだ一人、英単語を覚えようとしている生徒がいる。

件の生徒、昨夜「覚えられない」と言った。俺は「覚えないなら降りろ」と言った。「高校を休んでもいい、どんなことをしても覚えろ」とも言った。

今日は高校へ行ったらしい・・・このあたりが昔とは違うな。