リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

はじまりました。

2014-04-28 23:41:56 | 2014年度新入生歓迎公演
どうも!

3回目の登場、3回生の葛山陽平(役者・宣伝美術チーフ・照明)です。
今日、僕たちの新入生歓迎公演『約三十の嘘』の、1ステージ目が終了いたしました。

感想はひとつ。

演劇はやっぱり楽しい。

笑ってくださるお客さんの声、
シリアスなシーンでピリッと張り詰めるホール全体の空気、
自分を照らす光の熱とまぶしさ、
だんだんしみついてくる音、舞台装置
そして何より、それらがあの場にいたお客さんと僕たちとで作られた、

「一度きり」のお芝居だということ。

楽しい、それに尽きます。


ネガティブモードという言葉がありますね。
辛いことや悲しいことがあったとき、どうしてもそれにばかり目が行きます。
自分の周りにある、プラスなことには気付きづらいですよね。

でも、ポジティブモードもあるわけで。

正直、この公演もいいことばかりなわけじゃなくて、むしろ前途多難。
どうにも立ち直れないこともありました。

だけど、役者がお芝居をして、それを支える人たちがいて、それを観てくれる人たちがいて、
その「一度きり」のためにやってきて、そしてその「一度きり」を繰り返すたび、
とても楽しくて、わくわくするんです。
それが、今公演あと4回もあります。

そしてお客さんにとってもそんな場所でありたい。
そんなことを今日思いました。

『約三十の嘘』、明日、明後日も上演します。
みなさんもこのそれぞれ「一度きり」の僕らのお芝居にぜひ参加してください。


アッなんかいいこと書きすぎて
読み返して恥ずかしい…かゆい…



【番外編】素で嘘なそうです

2014-04-28 19:00:44 | 2014年度新入生歓迎公演

こんにちは、二回生の千葉です。まさかの三回目の登場ですね。。稽古場日誌始めます。

それにしても、とうとう本番ですね。。仕込み二日目(時差ボケ)、舞台班としては基本的な建込みが終わりひと段落って感じです。

では、何をしてるんだ?とお思いでしょう。さて、なんでしょう?

細部の装飾です。家具などの大道具を搬入したり、デザインって言って、部屋の柱などとして見える材を製作&設置していきます。

そんなわけで、一日中、サンダー(電動やすりのこと)やら、丸鋸やら、電鋸やら、ジグソー(電動糸鋸のこと)やら、インパクト(電動ドライバーのこと)やらと戯れてました。

途中でやすりが切れて、ふつーの棒やすりも使いましたね、しかし、作業効率が違いすぎます、科学の力ってスゲー

立芸の舞台はこうした工具にも支えられて成り立つんですね。

ここからはちょっと真面目な話。。便利な電動工具ですけど、使い方を誤れば、けがでは済まないこともあります。安全・安心な公演を打つことも我々舞台班の役目であります。立芸に入ってくれた子には三日くらいかけてじっくりと講義してあげるから安心してね。


そして、今公演では舞台の秘められた秘密を探ってしまう、舞台裏見学ツアーがあります。

是非、そちらにも参加してくださいね、お待ちしてまーす。。。


P.S.  タイトルを反対から読んでみよう。 仕込み中にちゃんと稽古場日誌かくとか嘘ついてごめんなさい。

明日は本番!心向けて。

2014-04-28 00:01:42 | 2014年度新入生歓迎公演
こんにちは!2回生の小原です。
2度目の日誌は本番前日!本日も内容の濃い1日でした(^O^)

音響・照明オペレーターのきっかけ練習、そして衣装もメイクもすべて本番と同じように行って臨んだゲネプロ!最終チェックも終えていよいよという感じがして参りました(o゜▽゜)o

仕込み週が始まって早3日、本日行ったゲネプロでは劇の最初から最後まで音響や照明も加えて通しを行いました。
まず、空間を彩る様々な照明効果によって“時間の移ろい”が生まれました。次々と移り変わる音響効果によって“リアリティ”が生まれました。そして、全員で作り上げてきた舞台が役者の手によって今日、“生きた空間”になりました。
作り物の舞台だけど、あの空間は紛れもなく“本物”です。
なんだか今回の公演のテーマのようですね?

皆様!これがリツゲイです!
私たちは“本物”の舞台を作り、“生きた空間”を皆様にお届けします。

28日18時よりついに1ステージ目が開演致します。
その後には実際に舞台上に上がって舞台の裏を見学することができる舞台裏見学ツアーも予定しております。

私たちの生きた空間、生きた芝居をぜひ劇場でご覧ください!
お待ちしております!
それでは皆様劇場でお会いしましょう!以上、小原でした!