リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

くだらないお話

2018-05-30 03:02:10 | 2018年度夏公演『幽霊をきっかけに』

 

 
こんばんは。
今回制作・舞台装置班で参加しております、井上詩野です。情宣やめたらやめたで寂しいですね。私もツイートしたいです。
 
最近もかなり忙しく、リツゲイの活動はほとんど作業場での制作物作りだけになってしまいました。まあそれすらあまり顔出せてないのですが。最近本当に舞台班の人しか会話してない。なのでもう面白い近況は特にありません。おしゃべりしますね。
 
この前ね、松岡くんとめっちゃ適当に制作物を作ってるとき私がビス打ちに失敗して、思いっきり不細工な顔をしてしまったらしく「うたのさんは感情が全部顔にでるね」って話をしまして。なんだかそのことをずっと考えてしまうのですが、聞いてくれますか。長いですけど。
 
 
 
私多分自我がめばえたの小6くらいなのです。遅。だからそれまでの自分の記憶を思い出すと、常に頭の後ろのカメラから自分を見ているようで、その時の感情が付随してこないのです。その当時私は、お母さんが良かったね、というから私も良かったと思う、友達がムカつくね、というから私もムカつくと思う、みたいに、他の人の感情を定義する語彙をもらって初めて自分の感情を手に入れていたような気が致します。
 
そんな私だったからか、私は感情はあらわさなかったら自分のものにならないなと思います。感情を言葉にしないだけでなくて嬉しくてもスキップせず、悲しくても泣かず、表情筋を動かさず、ツイッターやタンブラーは見ないようにする生活を想像してみてください。私は、そのうちその人からは感情がすっぽり抜けてしまって、ぼんやりした幸せと言葉にできない不快感の中に生きてしまうと思うのです。
 
だから私は気持ちを過剰に行動や言動・表情にのせていこうと意識しております。私の感情は今や私だけのものなので、昔に比べたら随分自分の内面を捕まえることができるようになりました。ビスが打てないだけで激おこです。感情表現代行サービスに感情を発注する時代は終わった。
 
どっちが正しいとかはないですし、今の方がぐちゃぐちゃ考えることが多くなってしんどいけれど、私はやっぱり自分の感情にちゃんと名前をつけられる人の方が好きです。
 
 
 
 
あっ終わり方がわからない。
 
 
今回の脚本はですね!結構「愛」を伝えます!私が自己完結しかかっていた感情の話を、このお話では人に伝える段階まで来ているんですね!すごいね!そしてなんとこの台本書いたの松岡くんですって!すごいね!
 
これまででいちばん長くなってしまいました。
今回の夏公演も是非見にいらっしゃってくださいね。新しい1回生とともにお待ちしております。
 
 
それでは季節の変わり目ですが、風邪などにはお気をつけて。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする