至近距離で・・・

夕方、歯医者に行った。
娘も「歯が時々痛い」と言っていたし、私も奥歯の詰め物が取れてしまったので、ひどくならないウチに診てもらうことに。

私は６年ぶりかな？
娘がおなかにいるときに通っていたが（妊娠中は歯が弱くなる）、それ以降は大きなトラブルもなかったので、自分自身では足が遠のいていた。
（子ども達を連れて行ったことはあったのだが）

奥歯のレントゲンを撮り、歯石を取ってもらう。
歯周ポケットも異常なかった。
ただ、虫歯になりかけている箇所があるので、そこも治療してもらうことに。

「気になることがあるんですよね」
「はい？」

かわいらしくて優しい歯科衛生士さんが、レントゲンを見ながら説明をする。

「この親不知なんですけど・・・」
「・・・はい」

私は１本だけ親不知が残っている。
しかも、これ、一番やっかいなやつ・・・。

「横向きに並んでいるんですよね」
「・・・はい。知っています」
「疲れているときとか、隣の歯に虫歯が出来たりすると、痛んだりする事があります・・・」
「・・・はい」

・・たまに、ここ、痛いときがあるが、今のところなんとか大丈夫。

以前、親不知を抜いたとき、結局地元の大きな病院を紹介してもらって、そこで抜いたのだ。
そのとき「今から抜く歯よりも、この親不知のほうがやっかいです」
そこまで言われている。

・・・私、口の中に、小さな爆弾を抱えている？？

肝心のレントゲンを撮った歯だが、虫歯は進行しておらず、少し周囲を削って詰め直す程度だった。

かわいい歯科衛生士さんが、真剣な顔で見つめながら、歯茎をマッサージしたり薬を塗る。

・・・そんな、至近距離で見られては・・・同性でもドキドキするよ・・・

男性だと、こんなカワイイ人から見つめられたら、これは惚れちゃうわね

いよいよ、先生登場。

浅黒い肌に、茶色の目と髪、少しの無精ひげ。
上から顔をのぞき込み、真剣に至近距離で説明する。

私は、口の中に器具を入れられて、ぱかんと口を開けており「人には見られたくない」状態・・・

・・・一歩間違えたら、これは惚れるわな・・・

もっとも、先生、おそらく喫煙者だと思う。
あ～、たばこのニオイさえなければな～とか、なんとか言いながら、私は至近距離で異性に見られたり、顔を触れることがないんだな～と、しみじみ思ってしまった。

というか、こんなことに対して、情けないことに免疫がないんだね・・・。

歯も詰め終わり、娘も自分の治療を頑張ったみたいで、風船をもらっていた。


帰宅して・・・。

しばらく麻酔が効いていたようで、食欲もなく、結局夕食はほとんど食べなかった。
お茶飲んだだけで、ダラーーっと口からこぼしてしまう。

私は赤ちゃんかよーーっ。

意外と大変だった

朝から、事務所で紙芝居を作成。
こりゃ、時間が掛かるな・・・。

事務所内の託児室では、私の地区の会議が行われていた。
先月までは、自分が仕切っていたやつだ。

「りあらさん、○○地区が常任しているよ？オブザーバーで見てみらん？？」
「いや、いいです（笑）」

私がいたら、新委員長は仕切りにくいだろう。
もちろん事務局も、私が行かないということを前提に、わざとそんなことを言っているのだろうけど。

しかし、ちょっと離れるとよくわかるね。
私の地区、本当に賑やかだったし、笑ってばかりだった。
そりゃ、みんなには見せないところでは、苦労も多かったが。

そのまんま、楽しかったところを、新委員長が引き継いでくれたみたいで何よりだ。

で、紙芝居なのだが・・・。

ある程度長く使うことを前提にしているので、丁寧に仕上げないとね。
描く作業は苦ではないので、つらいことはないが、時間が掛かるので地道な作業が続く。