貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

PEANUTS

2008年05月01日 | 日記・エッセイ・コラム

図書館にて私は、懐かしい本と再会する。23年ぶりぐらいになるであろうか・・・・・。私が上京して社会人なり、英語の勉強を始めた時に買ったペーパーバックと偶然にも巡り逢うことが出来たのである。ピーナッツブックと呼ばれるその本は、スヌーピーが出てくるもので、私が持っていたのは赤い表紙のものだった・・・・。図書館で見見つけた本は白い表紙のものであったが、中身は見覚えのあるものだった。私はタメイキ“SIGH”という単語を覚え、好んで使った記憶を飛び戻す。

本をめくっていくと、ページの真ん中と端の色がコーヒーをこぼしたようなコントラストを見事に描き出し、その本の歴史を語りかけてくれる。私は、ペーパーバック特有のページの色の変化に色々な思い出を重ねていく・・・・。“THE PEANUTS GANG”久しぶりに顔を合わせた私は、子供達に読ませてたいと思って借りてきたのだが、反応は期待したものでなかったことに落胆を隠せなかった・・・・。時代は変わったのであろうか・・・・。私がこの本に熱中したのは、夢に見たアメリカに行くために英語の勉強と言う目的があったが、子供達にはスヌーピーというキャラクターしか写らないのだろうか・・・・。親の独りよがりだけなのであろうか?・・・・。「SIGH・・・・・・。」

子供達は覚えていた・・・・。「赤い表紙の本と同じだよ」と言う声に私は、ちょっとだけ嬉しくなった・・・・。私も読んでいる時には気が付かなかった内容が、この年代にきてクスッという笑いや、なるほどなぁ~と理解できる内容なのには驚きを隠せず「すごいなこの漫画」と感心するのです。確かに、4コマ漫画の内容は大人向けの内容だと思うのであるが・・・・。あの時は内容よりも英語が先だった記憶がある・・。子供の記憶は英語より日本語、漫画が先だと思うのであるが・・・・。

私は、子供達の記憶に残っていた赤い表紙のペーパーバックを探し出しことを思いつく・・・。捨てるはずのない思い出の詰まった本であったが、合計4回の引越しを経験している私は何処にやったかまったく記憶を呼び戻せないのである・・・・。私の憧れのアメリカに行く夢は、スヌーピーとその仲間達に始まり、英語塾の先生が読み終わったThe Japan Timesを読むことでチャレンジが始まったのである・・・・。

仕事が終わってから通っていた英語塾は、毎週火曜と金曜の夜だった。火曜の夜に貰ったJAPAN TIMES は金曜の夜までは読み終えるはずもなく、内容も理解できるものが少なかったのであるが、私が楽しみにしていたのはレストラン案内と都内のスポット紹介の地図であった。塾の先生に「とにかく読むんだ。読み続けろ!」と言われ必死にページをめくっていた事を思い出すのである・・・・。運よく2年後私は、ホノルル空港に記念すべき第一歩を残した後、ロサンゼルス空港に降り立ち、貴重な第2歩目を築く事になるのである・・・・。私にとって、まさに奇跡が起きた瞬間だった・・・・・。

もう1度英語をやり直すことで、夢の実現にチャレンジする・・・・。私の夢はまだ終わっていない!

奇跡は木曜日にやって来る!??・・・。私はそれを信じるしかない!・・・。

今朝も5時45分起床、早起き5時台自己記録更新中!!

コメント
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