貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

手入れ

2008年05月20日 | 日記・エッセイ・コラム

「一体いつまで続けるの?・・・・」と妻はうさん臭そうな目をして私を見つめるのでした。「そうだなぁ~今度の大会までか?」と言いながら左手であごをさするのです。5月3日に剃る予定の髭は、今もまだ健在な姿を見せつけています。いわゆる伸び放題といった感じがする髭は、泥棒髭と密かに家族の間で呼ばれています。逢うたびに「仙人にでもなるのか」とか「ご利益あるか?」とか「不審者に間違われるぞ」とか色々な意見が飛び交う中、ついに手入れをすることを決断したのであります。

風呂場にハサミを持ち込んだ私は、「お父さん、ハサミで何やるの?」と隣で体を洗いながら尋ねる次男に「髭の手入れ」と答え、鏡とにらめっこなのです。「要するに形を整えればいいんだろう!?」と独り言を言いながら出来上がりのイメージを想像します。鏡を見ながらのハサミ使いは、「あれ?」の連続で思ったように進みません。余計な所を切らない様に慎重な作業が進みます。盆栽の手入れをしているような錯覚にとらわれながら、ハサミを動かしますが職人技にはとても及ばぬ不揃いの仕上がりです。ハサミを入れれば入れるほど長さが変わってしまうのです。納得のいかない状況に不満ながら今度は、髪の毛とのバランスが気になってくるのでした。思い切って耳に掛かる髪の毛を切って、もみあげのところを綺麗に見せようとするのですが・・。気がついて見ると鏡に映る上半身は髪の毛だらけで、北京原人状態になっており、次男も風呂場から消えていました。

「いつまで入っているの?」という妻の声に「髭を剃ってるんだ」と答えると「あとが詰まってるんだから早くしてよね」と催促され、ようやくカミソリで形を整えながら剃る作業に移るのでありました。ところが上唇のところの髭が左右のバランスを整えていくうちにチョビ髭状態になるのでありました。時間に追われたせいかカミソリの扱いが雑になり、顔のあちこちに切り傷を作りようやく完成にこぎつけたのです。鏡を見ながら「こんなもんかなぁ~」と自己満足をして、髪の毛と体を洗い、湯船の中でくつろぐのでした。

「髭そりしたんじゃないの??」と風呂上りに妻に言われ、「髭を剃ったよ」と頬をなでる私でありました。形を整えると言うことは大変だなと改めて感じました・・・・・。これから夏本番を迎えると、女性の方も色々とご苦労が絶えないのだとしみじみ感じました・・・・。エチケットの大切さを改めて勉強させて貰いました・・・・。

何故か髭を手入れした次の日は・・。今日は凄い嵐で散歩は中止です・・・。

今朝も5時35分起床、早起き5時台自己記録更新中!

コメント
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