好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

人間関係は代謝していく。

2025-02-19 | 日常
ここ数年で、親しい人の相当数が入れ替わったと感じる。

職場が変わり、生活圏が変わり、つまりライフサイクルというかライフステージというか、とにかくそういった諸々が自分の中でも大きく動いた。

かつて長く過ごしていた職場の縁で会っていた友人たちは、結婚したり、あるいは介護が始まってたり(私はこれ)。
はたまた互いの共通項が無くなったからか、急に音信不通になって消滅する関係もある。
私の方から離れた関係もある。

だが、いったん近い間柄になれた人と、私の方から離れるのは、個人的には非常に苦しい。
どうにかならないかと、もう一度だけ会えないかと、何か反応をもらえないかと、手紙出したり、メール出したり、足掻いてしまう。
それで結局、裏目に出て、手痛い目に遭う。
先日も、相手からメールで「今連絡できない状態だからそっとしておいてくれ」の旨を言われた。
……以前はその人と、ひんぱんに一緒にランチ行ってたんだがな。

でも、そんな風に文句を言われる形であっても、やり取りがあった事そのものに、自分はほっとしてしまう。
元々そういう我ながら面倒くさい気質は持っていたが、特に数年前、度合いが強まった。
親友だった人を突然に、永遠に喪ったあの時を境に。
何もしないでいて、知らない内に、この世からどこにも居なくなられてしまうあの当時の絶望だけは、もう二度と知りたくない。
だから、これで、いいのだ。
と、自分なりに心の中で、縁の薄くなった人たちにケリを付ける。

新しい縁や、最近復活した縁を大切にしよう。
寒中見舞いにお礼言ってくれた人。
久しぶりに会える約束を交わした人。
イベントへ誘ったら喜んでくれた人。
イベントに誘ってくれた人。
みんな、ありがとう。

それでは。また次回。