『生者と死者』(by泡坂妻夫)、2回目の読了。
読書の際にハサミを構えるなんて生まれて初めてだ。(^^;;;
この日の日記の続きである。
袋とじのミシン目を一つ一つ切っていきつつ、16ページずつ読み進めていく。
一遍に切るのは勿体ないし、不器用な私が焦って切ったら
取り返しの付かない事態になりかねない。
ミシン目の位置も、袋とじごとに微妙にズレてて地味に苦労する。
そうやってページを開いていくごとに、
登場人物のプロフィールが、まるで万華鏡のようにパタパタと切り替わっていく。
「千秋×里美」が「里美×千秋」に引っくり返ったり。
簡単に言えば、「巴さん」や「美樹さん」が女の子と限らないみたいなもんですね。
かくて、切り開いた結果、元々の短編小説は消え去った……というわけではない。私の場合。
前の日記にも記したページに、鉛筆でチェックを入れてあるから、読み比べるのも簡単に出来る。
ページの切り替わりで、人名以外でも様々なギミックが仕込まれてる事にも感嘆できる。
『しあわせの書』と双璧に値する傑作だ。
それでは。また次回。
読書の際にハサミを構えるなんて生まれて初めてだ。(^^;;;
この日の日記の続きである。
袋とじのミシン目を一つ一つ切っていきつつ、16ページずつ読み進めていく。
一遍に切るのは勿体ないし、不器用な私が焦って切ったら
取り返しの付かない事態になりかねない。
ミシン目の位置も、袋とじごとに微妙にズレてて地味に苦労する。
そうやってページを開いていくごとに、
登場人物のプロフィールが、まるで万華鏡のようにパタパタと切り替わっていく。
「千秋×里美」が「里美×千秋」に引っくり返ったり。
簡単に言えば、「巴さん」や「美樹さん」が女の子と限らないみたいなもんですね。
かくて、切り開いた結果、元々の短編小説は消え去った……というわけではない。私の場合。
前の日記にも記したページに、鉛筆でチェックを入れてあるから、読み比べるのも簡単に出来る。
ページの切り替わりで、人名以外でも様々なギミックが仕込まれてる事にも感嘆できる。
『しあわせの書』と双璧に値する傑作だ。
それでは。また次回。