『殺意の階層』をクリアした。
何せ、あまりにフラグ立てが難しく、攻略サイトの流れを1つでも漏らせば、即刻バッドエンド。
コマンド1回で作中時間が3分過ぎるという、事実上の時限イベントのため、全項目をしらみ潰しの総当たりする作戦も使えない。
決定がB、キャンセルがAてあるという何故か海外仕様になっており、操作ミスを呼ぶ。
更に、ハードウェア面でのトラブルも重なる。
携帯型ファミコン互換機との接触不良から、とうとうフリーズ。
エタノール染ませた綿棒で端子を吹いて再起動。
それでクライマックスを迎えた、最終セーブ地点で、まさか作者が画面に登場。
読者ならぬプレイヤーへの挑戦状めいた宣言をされる。
トリックはある程度察する事が出来ていたが、犯人への決め手には恐れ入った。
この解像度低いファミコン画面で、登場人物の作業デスクの様子を注視せよとは。無茶するなぁ。
と、ここまでなら普通に良作という感想だった。
真骨頂はこの先。
真の真犯人、つまり黒幕にあたる人物とのやり取りに総毛立った。
しかもこの作品、マルチエンド式。
前述したトゥルーの他、バットやノーマルが存在する。
しかもしかも、トゥルーだと音楽集モードまで起動する。
コレは是非、現行機で復刻してほしい。
くれぐれも時代設定とかを変えずにね。
Bravo!
それでは。また次回。