好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

喜劇と悲劇は紙一重、という話。

2020-02-01 | 物語全般
映画『パラサイト 半地下の家族』を劇場へ見に行く。

行く時間をなかなか確保できず、見るまで時間がかかった。
(TOHOシネマズ限定のため、地元では上映してる場所が無い)
それにPG12という年齢制限も、ためらう原因だった。
それでも「ネタバレ厳禁」という宣伝に惹かれ、
錦糸町まで足を延ばした。

遠出した甲斐は、総じて報われたと思う。
感想を大ざっぱ且つ端的に言えば、韓国版『万引き家族』となろうか。
貧困層の家族が、富裕層の家族の使用人枠に取り入っていく、
のが差し当たっての筋書き。
物語の前半は、ややブラックながらもコミカルで、
笑い所も少なくない。

それが後半で反転する。
クライマックスでは、どこぞの惨劇アニメもかくやという、
真っ赤っかな世界、凄絶な事件が繰り広げられる。
しかもその事件を、子供が目の当たりにするという下りは、
正視するのが厳しかった。

後の情報によれば、上映館数が少ないにも関わらず、
興行は順調のようで。
流行の作品を見られたのは幸運だったかもしれない。

個人的に印象に残ってるのは、作中の韓国料理の「チャパグリ」
(字幕では「ジャージャーラーメン」)。
一度、輸入食材店で、乾麺探してみたいと覚書。

それでは。また次回。


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