【ミステリ的考察】
・つまるところ、この作品は、「サバイバルをテーマとした恋愛ゲームである」
という、表向きの評判自体が最大のミスリーディングってわけだ。
・振り返ってみたら、全然「恋愛ゲーム」じゃなかった。
沙羅編なんて恋愛どころの話じゃない。カップルも全て完全確定。
「武&つぐみ」「ホクト&優」「BW&ココ」以外は作れない。
・「アドベンチャーゲームでは、語り手の顔や声が具体的に描かれない」事が
トリックとして機能している。
・「海底にあるテーマパーク(人工物)」という舞台は不自然ではあるが、
この作品のトリックを使うための「完璧なクローズドサークル」として必然だった。
例えば地上だと、地続きに脱出できてしまう。
例えば(海中でなく)地中だと、泳げない事で行動範囲が狭まってしまう。
例えば空中だと、どうやっても脱出できない。
また、造られた箱庭なら、時間の流れを感じさせないのが良い点。
・LeMUを日独開発の設定にしたのは、医療ネタと、ウムラウトと、年月日表記のトリックへの必然。
・オープニングムービーでは、登場人物のイニシャルは
「姓→名」の順で表記されている。
・オープニング曲にも堂々とヒント。「交わされた密約」なんて実はそのまま。
また、「過去と未来の境界線」とは、まさしく、同時進行の出来事じゃないという証左だったわけ。
・プロローグはつまり、(武でもなく少年でもなく)第三の主人公の一人称だったと。
確かに、見返してみると、ひんぱんに閃光が走ってる。
文字通り、視点は切り替わっていたのだ。
・序盤で、敢えて空の正体を伏せる妙技。
こちらプレイヤーは、空関連の伏線を追うあまり、もっと肝心な伏線をどんどん見落としていく。
・優編で、つぐみと空が脱出法で口論した時、武が「俺に任せてくれ」と言った場面。
この時点で事情を全部打ち明けたのか?
それでは。また次回。
・つまるところ、この作品は、「サバイバルをテーマとした恋愛ゲームである」
という、表向きの評判自体が最大のミスリーディングってわけだ。
・振り返ってみたら、全然「恋愛ゲーム」じゃなかった。
沙羅編なんて恋愛どころの話じゃない。カップルも全て完全確定。
「武&つぐみ」「ホクト&優」「BW&ココ」以外は作れない。
・「アドベンチャーゲームでは、語り手の顔や声が具体的に描かれない」事が
トリックとして機能している。
・「海底にあるテーマパーク(人工物)」という舞台は不自然ではあるが、
この作品のトリックを使うための「完璧なクローズドサークル」として必然だった。
例えば地上だと、地続きに脱出できてしまう。
例えば(海中でなく)地中だと、泳げない事で行動範囲が狭まってしまう。
例えば空中だと、どうやっても脱出できない。
また、造られた箱庭なら、時間の流れを感じさせないのが良い点。
・LeMUを日独開発の設定にしたのは、医療ネタと、ウムラウトと、年月日表記のトリックへの必然。
・オープニングムービーでは、登場人物のイニシャルは
「姓→名」の順で表記されている。
・オープニング曲にも堂々とヒント。「交わされた密約」なんて実はそのまま。
また、「過去と未来の境界線」とは、まさしく、同時進行の出来事じゃないという証左だったわけ。
・プロローグはつまり、(武でもなく少年でもなく)第三の主人公の一人称だったと。
確かに、見返してみると、ひんぱんに閃光が走ってる。
文字通り、視点は切り替わっていたのだ。
・序盤で、敢えて空の正体を伏せる妙技。
こちらプレイヤーは、空関連の伏線を追うあまり、もっと肝心な伏線をどんどん見落としていく。
・優編で、つぐみと空が脱出法で口論した時、武が「俺に任せてくれ」と言った場面。
この時点で事情を全部打ち明けたのか?
それでは。また次回。