『䄈壊し編』
「まつりのそなえもののかざりこわしへん」と読む。
この作品、タイトルだけは以前からよく見かけていた。
一見シンプルなのに、どうにも漢字を読めない。
ネット上では、正確な漢字で記す事さえ厳しい。
この作品もまた、読み手を選ぶ内容だろう。
タイトル以外の予備知識ナシで読み始めた私の反応はこんな感じ。
「んー、基本設定の部分から詰めが甘くない? コレが受賞作?」
↓
「パラレル設定? 違うカケラ? にしても程があるぞ!?」
↓
「そう来たか! 気に入った、最高だ!!」
つまりは、最後まで読み終えてはじめて世界観を理解できる作りになっており、細かい設定が異なっても『ひぐらし』の根幹は揺らがないのだと思い知る。
ただし、注意点一つ。
この作品は基本的に「ケイイチ×ミオン」推し。
恋愛要素が苦手な自分はそこだけ少し無念。
戦いに生きるレナはカッコ良くて寧ろ好きですけどね。
それでは。また次回。