『ジーヴズの事件簿 才知縦横の巻』(by P.G.ウッドハウス)読了。
(※自分には合わない本でした)
全7話の短編集。
「執事」キャラの代名詞的存在であり、
英国ではホームズに匹敵する知名度を誇る……と聞いてから、
図書館で借りる機会を窺っていた矢先に見つけた。
話の設定と構造はシンプルだ。
時代は1900年前後。
英国貴族のバーティに降りかかるトラブルを、
執事ジーヴズがスマートに解決する。
ただ、これは個人的な好みの話になるが、
ジーヴズの性格が私にはどうにも肌に合わず。
主人のバーティがアホな人というのを差し引いても、
その主人を指して、別の従僕に、「全く取るに足らん」なんて
言い方をしていたところで一気に醒めた。
それでも、実は本心では評価してるなどの描写があればまだ良かったが、
最後の話、ジーヴズの一人称に至ってもなお、
コレわざと主人を困らせてるだろと感じてしまう場面がしばしば。
以前に読んだ、別の執事探偵を結果的に再評価したくなった。
仲の良い対等なコンビの話が、私は好きです。
それでは。また次回。
(※自分には合わない本でした)
全7話の短編集。
「執事」キャラの代名詞的存在であり、
英国ではホームズに匹敵する知名度を誇る……と聞いてから、
図書館で借りる機会を窺っていた矢先に見つけた。
話の設定と構造はシンプルだ。
時代は1900年前後。
英国貴族のバーティに降りかかるトラブルを、
執事ジーヴズがスマートに解決する。
ただ、これは個人的な好みの話になるが、
ジーヴズの性格が私にはどうにも肌に合わず。
主人のバーティがアホな人というのを差し引いても、
その主人を指して、別の従僕に、「全く取るに足らん」なんて
言い方をしていたところで一気に醒めた。
それでも、実は本心では評価してるなどの描写があればまだ良かったが、
最後の話、ジーヴズの一人称に至ってもなお、
コレわざと主人を困らせてるだろと感じてしまう場面がしばしば。
以前に読んだ、別の執事探偵を結果的に再評価したくなった。
仲の良い対等なコンビの話が、私は好きです。
それでは。また次回。