好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

家の鍋を父に壊された。

2025-03-03 | 出来事
家の両手鍋が一つ、行方不明になった。
原因は、やっばり父である。

数年前、圧力鍋を仕舞いこまれて(事実上隠されて)一時行方不明になった事はある。
今回は、それよりタチが悪いかもしれない。

今、父の食事は基本的にヘルパーさんに一任している。
数年前の父は、ラーメンや焼きそばくらいなら、どうにか自力で作っていた。
(今思い返すと、袋のレシピを全く読まず、得体の知れない作り方をしていたが)

それが段々、買ってもらった出来合いの惣菜の割合が増していっている。
後は、ヘルパーさんが作って下さっている品も食べているが。
どれも一人で処理する量より明らかに多い。
5人前くらい作れる両手鍋いっぱいにカレーやシチューを作ってもらい、食べて、その鍋を無闇に温めようとする度に、焦がしている。
洗うのに難儀していたからスチールたわしの存在を教え、しばらくはそれで頑張って擦っていたはずだが、それも最近は頻度が減った。
私が代わりに洗ってあげた時もあったが、それを当たり前にされたら困るので、一歩引いていた。
もともと焦げの残ってる鍋で料理してもらい、だから更に焦げて、いよいよ収拾が付かなくなって、ヘルパーさんに捨ててもらった、らしい。

私としては、端的に寂しい。
10年以上前、自分が料理を始めた時に買って、それなりに大切に使っていたのを、取られて、消耗品のように乱暴に扱われ、無言で捨てられた。
自分が大量の作り置きなどをしなくなったから、ここ何年、ずっと使っていなかったけれど。

そして事態は更に悪化。
私もひんぱんに使ってる1人前用の片手鍋が、今度は餌食になりかけている。
「焦がさないように使ってほしい」と頼んでも、相手は聞く耳持たない。
壊れるのは仕方ないだろと言い張る。
あんたのそれは、ぶっ壊すって言うんだよ。

対策として、セール品で安く買えた鍋たちを父に渡し、日々の料理で確保すべき鍋たちを避難させた。
でも結局、父に使われる限り、あの鍋たちの命運は尽きるわけで。
これからは、出来るだけ自腹で買ってもらうしかないだろうな。

それでは。また次回。

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