家の両手鍋が一つ、行方不明になった。
原因は、やっばり父である。
数年前、圧力鍋を仕舞いこまれて(事実上隠されて)一時行方不明になった事はある。
今回は、それよりタチが悪いかもしれない。
今、父の食事は基本的にヘルパーさんに一任している。
数年前の父は、ラーメンや焼きそばくらいなら、どうにか自力で作っていた。
(今思い返すと、袋のレシピを全く読まず、得体の知れない作り方をしていたが)
それが段々、買ってもらった出来合いの惣菜の割合が増していっている。
後は、ヘルパーさんが作って下さっている品も食べているが。
どれも一人で処理する量より明らかに多い。
5人前くらい作れる両手鍋いっぱいにカレーやシチューを作ってもらい、食べて、その鍋を無闇に温めようとする度に、焦がしている。
洗うのに難儀していたからスチールたわしの存在を教え、しばらくはそれで頑張って擦っていたはずだが、それも最近は頻度が減った。
私が代わりに洗ってあげた時もあったが、それを当たり前にされたら困るので、一歩引いていた。
もともと焦げの残ってる鍋で料理してもらい、だから更に焦げて、いよいよ収拾が付かなくなって、ヘルパーさんに捨ててもらった、らしい。
私としては、端的に寂しい。
10年以上前、自分が料理を始めた時に買って、それなりに大切に使っていたのを、取られて、消耗品のように乱暴に扱われ、無言で捨てられた。
自分が大量の作り置きなどをしなくなったから、ここ何年、ずっと使っていなかったけれど。
そして事態は更に悪化。
私もひんぱんに使ってる1人前用の片手鍋が、今度は餌食になりかけている。
「焦がさないように使ってほしい」と頼んでも、相手は聞く耳持たない。
壊れるのは仕方ないだろと言い張る。
あんたのそれは、ぶっ壊すって言うんだよ。
対策として、セール品で安く買えた鍋たちを父に渡し、日々の料理で確保すべき鍋たちを避難させた。
でも結局、父に使われる限り、あの鍋たちの命運は尽きるわけで。
これからは、出来るだけ自腹で買ってもらうしかないだろうな。
それでは。また次回。
原因は、やっばり父である。
数年前、圧力鍋を仕舞いこまれて(事実上隠されて)一時行方不明になった事はある。
今回は、それよりタチが悪いかもしれない。
今、父の食事は基本的にヘルパーさんに一任している。
数年前の父は、ラーメンや焼きそばくらいなら、どうにか自力で作っていた。
(今思い返すと、袋のレシピを全く読まず、得体の知れない作り方をしていたが)
それが段々、買ってもらった出来合いの惣菜の割合が増していっている。
後は、ヘルパーさんが作って下さっている品も食べているが。
どれも一人で処理する量より明らかに多い。
5人前くらい作れる両手鍋いっぱいにカレーやシチューを作ってもらい、食べて、その鍋を無闇に温めようとする度に、焦がしている。
洗うのに難儀していたからスチールたわしの存在を教え、しばらくはそれで頑張って擦っていたはずだが、それも最近は頻度が減った。
私が代わりに洗ってあげた時もあったが、それを当たり前にされたら困るので、一歩引いていた。
もともと焦げの残ってる鍋で料理してもらい、だから更に焦げて、いよいよ収拾が付かなくなって、ヘルパーさんに捨ててもらった、らしい。
私としては、端的に寂しい。
10年以上前、自分が料理を始めた時に買って、それなりに大切に使っていたのを、取られて、消耗品のように乱暴に扱われ、無言で捨てられた。
自分が大量の作り置きなどをしなくなったから、ここ何年、ずっと使っていなかったけれど。
そして事態は更に悪化。
私もひんぱんに使ってる1人前用の片手鍋が、今度は餌食になりかけている。
「焦がさないように使ってほしい」と頼んでも、相手は聞く耳持たない。
壊れるのは仕方ないだろと言い張る。
あんたのそれは、ぶっ壊すって言うんだよ。
対策として、セール品で安く買えた鍋たちを父に渡し、日々の料理で確保すべき鍋たちを避難させた。
でも結局、父に使われる限り、あの鍋たちの命運は尽きるわけで。
これからは、出来るだけ自腹で買ってもらうしかないだろうな。
それでは。また次回。