リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

47. ミュンナーシュタット

2017年04月12日 | 旅行

2016年・ドイツ14回目の旅  No.

 

                  

          ミュンナーシュタットの村                                 聖マリア・マグダレーナ教会

◆10月13日(木) ドイツの小さな村へ  12日~13日で30076歩

   
 
朝食は各自摂って8時55分にロビーで待ち合わせ。一歩外に出るとあまりの寒さに震え上がり、皆部屋に戻って厚着をして出発しました。駅まで10分ほど、途中のスーパーなどを確認しながら歩きました。でも、駅前通りは工事中でとても歩きにくくなっていました。
  ヴュルツブルク中央駅でミュンナーシュタットまでのバイエルンチケット(州内の特急以外の列車・バス・トラムなどに乗れるチケット)を自動販売機で買いました。留学中はこの自動販売機が苦手で(きれいなお札でないとペッと吐き出されて困ってしまうことが多かったのです)、できるだけライゼ・ツェントルム(切符売り場)に並んで人間相手に買うことが多かったのですが、ようやくなんとか販売機で買うことができるようになったところです。旅行用の両替はきれいなお札がほとんどですからあまり困ることがないのです。写真は車内の3人。最初に紹介で載せておきます。左から箭本啓子さん、三津夫、そして私です。

 

        



 ミュンナーシュタットまでは途中一度乗り換えするだけで、座席も悠々座れて気持の良い旅でした。ここは小さな静かな村ですが、リーメンシュナイダー初期の大きな聖マグダレーナ祭壇があるのです。中心のマグダラのマリア像と左翼のレリーフの1枚はミュンヘンへ、プレデラの四使徒像ともう一枚のレリーフはベルリンのボーデ博物館所蔵となっていて、その場所にはレプリカが入っているのですが、残りの聖エリザベート、聖キリアンの像はリーメンシュナイダーの手になる素晴らしい彫刻です。以前訪ねたときはよい画像が撮れなかったこと、三津夫が一度しか来ていなくてもう一度訪ねたいと思っていたことから目的地に設定したのでした。それでも三脚が使えないので(以前禁止されました)なかなか大祭壇の細部まではクリアに写せませんでした。

※ このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015 Midori FUKUDA, Mitsuo FUKUDA

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