昨夜の報道ステーション
トルコ南部での大地震
8日時点でこの地震による被害は死者11000人を超えたとの事
取材にあたる記者はヘルメットを着けマイク越しに現状を伝える
記者の背後にカメラ越しに映る瓦礫の山
1人でも多く生存者を救おうと必死の救助活動が行われていた
スタジオに向けて現状報告を伝える記者に対し
活動されている方々から
『静かにして!』と注意
助けを求める、かすかな声に耳を澄ませながらの救助活動に、この記者の声は、邪魔以外何ものでもない
記者は
「『静かにして』と今、注意を受けました」と伝えた
それに対しスタジオのキャスターは即座、取材中継を終了するのかと思いきや
「もう一つ質問よろしいですか?」と続ける
静かにしてと注意を受けている最中にだ
今何が1番優先されるべきか、
視聴者である、こちら側が、その無配慮さに憤りを覚えた
この間にも聞き逃してしまった声、助かる命もあったかもしれない
日本を含め70カ国が救護隊を送ったという
世界が一つになり人種や宗教を超え助け合う、素晴らしい事だ
話は前後するが確かに報道により、遥か遠くの国で起きたリアルな現状を即座に目にし知る事ができる
そして悲惨さを知る事により何か自分たちにも出来ることがあるのではないかと模索するきっかけともなる
今回の取材報告
マイクで受け答えしなくても目に映る映像で、現状がどの様な状態なのか充分伝わってきた
それに加えるなら口頭ではなく文字で伝える事も可能だったのではないだろうか
それをキャスターがスタジオで読み上げる‥‥その様なスタイルでも。
確かに番組内では秒刻みの割り振りがあるのだろう
素人の私には全く知り得ない事だが
しかしそうした中でも、もう少し配慮する気持ちがあれば何かしらもっと適切な報道の仕方があったのではないか
偉そうな事を思いのまま打ち込んでしまったが、同じ様に感じた方も少なからずいらしたのではないかと思った