昨日はハロウィン
街並みはカボチャのランタンで彩られ、別に自分が仮装する訳でもないのに、クリスマスの様なワクワクした気分になる。
午前中は何かと忙しく家の用事をすませ、
夕方より開演される「星の王子さま」にオットと2人で出掛けた。
私の父の大学時代の友人が所属されている会の朗読劇。
ピアノ、チェロ、トライアングルなどの美しい音色とマッチした素晴らしいもだった。
「星の王子さま」は、幼い頃からいつも自分の傍らにあった。
しかし長い間、読み方が浅かったのか理解力が無かったのか、はたまた想像力が乏しかったのか、何度読んでも、この物語が名作と言われる理由がわからなかった。
それが結婚し子どもが産まれて、かけがえのない大切な人が増え、
改めて読み返した時、なんて素敵な物語なのかと思えるようになった。
その時々の心境で心に響く言葉や、受け止め方が変わる不思議な物語に思える。
私のまわりの、いつもそばに居てくれてる人や物、
当たり前過ぎて忘れてしまい
時に素直になれなかったりイライラしてしまったり、いけないな…。
沢山の事を教えてくれる物語た。
オットや子どもや両親や親友、
出逢えた事に感謝することの出来た
素敵なスローな夜
特別なハロウィンとなった。