桜の木

日常のあれこれ
お出掛けや、ちょっとだけ演劇の事など

蟹と女系と

2022年10月30日 | 暮らし
実家のお婿さんである義兄は北陸の出身の人である
その義兄さんが実家から送られて来た蟹を我が家に届けてくれた🦀

蟹大大好き❤
でもカッチンカッチンかので冷蔵庫の中で自然解凍して明日頂く事に。

なので今日はお預け💦



何を隠そう代々のお婿さんを迎える女系家族で育った私
それも筋金入り!2代3代では無く遡る事‥‥
加えて夫の実家も義父はお婿さん
でもそちらは1代のみだが。
なので本来のお嫁さんのたしなみ?みたいなものを私は知らない
女系家族に育って良かった事も沢山ある
跡取り娘の姉を見ていて思うに、どうしても実の両親なものだから(特に父は姉を溺愛している)甘えはあるし独身の頃と然程変わらない様に感じる
両親と夫の間に入りバランスを保つのが秘訣
可愛い娘と夫を愛する妻を同時進行みたいな感じ。
それは先代である母においても然り

お嫁さんのknow-howを知らない私でもお婿さんknow-howは何となくだがわかる

たまたま女の子ばかりが産まれ母は三姉妹私は2人姉妹
女系家族って‥‥みたいに思われる事もあるのかもしれないが心配が無用!結構楽しい❣️
ここまで女系家族が続いているのは、勿論お婿さんが居てくれてこそ
祖父を婿A父を婿B義兄を婿Cとした場合
バラエティーに富んでいた
祖父は押さえるところは押さえながら祖母に何となく従っていて
父は「う〜〜ん!婿って呼ぶなっ!」な感じ
義兄は取り敢えずフットワークが軽い
女系あるあるは、確かにある
世間一般では、どうなのだろう?もしかしたら微妙にズレていて変わり者なのかもしれない
しかし姉のところに男の子が産まれて「お嫁さん」を迎える事に😂
さて、ど〜するっ?

まぁ、こんな感じでここまで来ちゃったし、まっ良いんじゃない?😅
ちゃんちゃん!


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その人

2022年10月21日 | 大切なひと


その人はとても母に似ている人
後ろ姿は、母そのものだった

とても好きな喫茶店がある
高速を飛ばしてでも行きたくなるそのお店は、軽井沢にある

「丹念亭」










ビーフシチューとコーヒーのとても美味しいお店
その日はあいにくの曇り空






店を出て色付いた並木道を写メに収めようとした時
「こちらから撮るとキレイに撮れますよ〜」と和かに
撮影後振り返ると手を振ってくれて
元気よく歩いていかれた

雰囲気から歩き方から後ろ姿まで、そっくりで
車の中にいた夫も同じに感じ、
思わず遠くからカメラを向けてしまったとの事

とても嬉しかった
大好きな軽井沢の大好きなお店の前で大好きな母そっくりな人に逢う

こんな奇跡、もう無いだろうなぁ〜


↑(母にそっくりな人‥‥)






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追記と舞台

2022年10月16日 | 演劇
追記

先日行った諏訪峡の遊歩道に与謝野晶子の歌碑が複数置かれていた





「君死にたまふことなかれ」
弟を想う姉の気持ちがひしひしと伝わってくる
改めて、いかに戦争が愚かな事か思う

与謝野晶子の歌を目にした途端
ぐいぐいと引き戻された2019年
その年の公演を最後にコロナ禍に於いて仕事柄もあり現在演劇の世界から私は離れている

初めてこの劇団に出逢ったのは父に誘われて観た「星の王子様」の舞台
私の中でどこか児童書として捉えていたこの物語に
こんなに素晴らしいメッセージが幾つもあったのかと
役者の発する言葉、動き、いずれも素晴らしく、まるで宝石の様でキラキラした輝きに一瞬にして魅了されてしまった私

舞台が終わり興奮冷め止まず
パンフレットを改めて目を通すと
「団員募集オーディションあり」
何かに導かれるようにオーディションに申し込んでいた

どうせ落ちるに決まっているし、でも万に一つの可能性があるなら賭けてみようと思った

演出家の方や他の方々の前で
「これ読んでみて」といきなり手渡されたのは小説「山椒大夫」
量にして1ページ分くらいの文面

「あなた楽に声を出しているでしょ」
そう言われ咄嗟に叱られたのかと思った
演出家のその人は
「読み方はこれから稽古次第でどうにでもなる。何百人を前にしてノーマイクでの舞台で通る声は強みになる」と言われ、その後合格と知り喜びも束の間、私に出来るのかと‥‥今更ながら不安になった

そして本当に稽古はきつかった
毎年その年の台本が配られ、先ずは長机をロの字型にして本読み
配役が決まり、その上での繰り返しの本読みのあと立ち稽古となる
何度も何度も何度も

与謝野晶子の時の公演で記憶にあるのが母子保護論争で聴衆を前にして力強く演説するシーン
強弱をつけ、ここは間を開けて、そこはささっと捲し立てる様に‥‥
ここは重きをおいて、そこは一気に言い切る様にして
何度も読み込んで読み込んで
自分のものにするまで繰り返し読み込み台詞を声に出しての繰り返し

「違う」「違うんだよ!」
「それじゃ全然伝わらない!」
「だめだめ!はじめからっ!」と
何度言われたことか‥‥
自分が上手く表現出来たと思ってもダメ出しの嵐💦
怒鳴られる辛辣な言葉を浴びされた事、数知れず
でも上手く表現できると優しい微笑みで
「いいね〜それだよそれ!」と褒めてくれる
それが嬉しくて、どんなにダメ出しされようが、誉め言葉が欲しいが故に必死に稽古する
何処か学生時代の運動部の部活に似ている
そう思うと、演出家は鬼監督だ!
通し稽古を繰り返し芸術劇場での舞台で立ち位置確認しながらの稽古と舞台リハーサル

真っ白なきれいな台本が、もうその頃は書き込んで書き込んで真っ黒になってしまっている
そして本番

お客様がお金を出してチケットを買ってくださり大切な時間を私たちの舞台の為に割いて下さる
昼と夜の2回公演
緊張の時
自分の出番近くなると緊張のあまりドキドキし過ぎて逃げたくなる
スポットライトを浴びて眩しい光
始まると怖さも緊張もどこかに吹き飛び
舞台終わりのカーテンコール
沢山の拍手 堪らない快感
とても怖い舞台なのに、その拍手と歓声が癖になる

2019年を最後にその快感を私は味わってはいない
有難い事に「コロナも落ち着いてきた事だし、そろそろ帰っておいで」と言って下さる

しかし離れた時間が長いだけ、怖くなってしまった自分がいる
多分もう戻れないだろうなぁ〜と漠然と思う

来年はシェークスピアの作品との事、
どんな舞台が観られるのか今から客として、とても楽しみだ。



宜しかったら下記カテゴリー「演劇」を覗いていただけたら嬉しいです❤️





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体力勝負

2022年10月12日 | 旅行

なんて大袈裟なタイトル付けちゃったけど(笑
遡る事2ヶ月前、予約していた日曜月曜1泊2日
コロナ禍でお泊り旅行は3年振り
また状況によってキャンセルしようと話していたのだが、感染者数も減少しているし車移動な上、地方なので大丈夫かな?行っちゃおう〜と予定通り決行❣️

どうしても私が行きたかった谷川岳とオットが見たいと言う日本一のモグラ駅こと土合駅など
初日の10日は曇天にて「月夜野ぴーどろパーク」「みなかみ匠の里」
諏訪峡を早めの紅葉を楽しみながら往復10キロほど散策

途中諏訪峡大橋からバンジージャンプが出来るらしいと聞きつけたオットはもう飛ぶ気満々😅
何が楽しくてあんな怖い思いをするのか理解不能💦
即予約しようと調べた結果、今日は営業してないと泣く泣く諦め
私はホッ!

利根川下りをキャーキャーと楽しそうな声が
カヤックだ〜!
岩場を避けながら水飛沫を浴び川の流れに合わせ漕ぐ楽しそうな姿
「そうそう、これこれ、これやりたい!」な私にオットは「タオルも持ち合わせて無い上に濡れるからヤダ!」と意見決裂😭

まぁ確かにタオルの手持ちも考えたら無い
思い付きで準備不足な上にテキトーでいい加減な私たち2人、で。な訳で今回はバンジーもカヤックも‥‥ち〜ん🙅‍♂️
次回はきちんと準備しよう!




ホテルに着いて早めにチェックイン
露天風呂が離れになっていて少し歩いた山の斜面にある
本当に山深いところ
私より1人先客あり
の〜んびり外を眺めながら温泉を満喫
遠くに何か人影?山菜取りの人とか入ってる?
よくよく見ると誰も居ない、気のせいでした‥‥と、あまりに熱いお湯にもう限界と上がり更衣室にてタオルで体を拭いていたら、先客のその女性が慌てて露天風呂から上がってきて「熊がでたんです!凄い近くまで熊が出たんです!」と。
「えーーーーー私が人影かと思ったのは熊?」🥶🥶🥶🥶🥶😱
もうびっくり
山深い所、でもいや〜怖っ!
彼女がホテルの人に伝えたようだが、朝風呂は悔しいけど離れの露天風呂じゃなくて大浴場だね、残念😰

お夕飯はとっても美味しく静かな時間をのんびり過ごす
でもまぁ、そんなこんなでほんの1、2分の差で熊と遭遇していたかと思うと
ベットに入っても頭の中で熊がずーーっとぐるぐる回る
あ〜熊が気になって眠れない


で、翌朝、快晴
目的の谷川岳山頂を望む




リフトで途中「ぐんまちゃん」とすれ違い😄
その後、オットが行きたいと言う土合駅
日本一のモグラ駅、階段半端なくの昇降合わせて900段以上
億劫だし疲れちゃうかな〜と思い「待ってるよ」と言う私に
オットはひと言「だっせー🤪」って😤
その言葉に奮起し私、往復がーーーーっとクリア出来ちゃった(笑)
あれ?結構平気かも‥‥❣️







一泊2日、バンジーもカヤックも出来なかったけど充分自然を、満喫した楽しい時間だった





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盆栽さん

2022年10月02日 | お出掛け












(館内は撮影禁止、屋外撮影ok)

一度行ってみたかった埼玉県大宮市の「盆栽美術館」
素晴らしかったし心がすーーっとした

ここ数週間前にあったある出来事で心の中に何だか嫌〜なモヤモヤするものがジリジリと停滞していたのだけど
何だろう‥‥別に盆栽に興味あった訳でもないし特に強い思い入れがあった訳ではないのだけど
でも、何故か心惹かれて

やっぱりそんな心理状態の時は気持ち赴くままに行動すると良いのだと実感した今日
青い空に美しい何百年と時を経ている盆栽パワーは凄い

もう大丈夫、私❣️
ウルトラマンシュワッチ⭐️






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