飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

国語科 分析批評6 4年生「一つの花」 対比

2024年07月06日 11時12分20秒 | 国語科
「一つの花」の中で対比されている要素は何か。
戦中と戦後に区切って子どもたち問う。
実態によっては戦中の言葉を選んで、「対比」されているのは?と問う方法もとる。

1 何が対比されていますか。
  戦中         戦後
①2~3歳のゆみ子 ⇔ 大きくなったゆみ子
 (幼い)        (子ども)
②お父さんがいる ⇔ お父さんがいない
 (生きている父)    (亡くなった父)
③一輪のコスモス ⇔ コスモスのトンネル
  (唯一無二の幸せ)     (多くの幸せ)
④おいも、豆、かぼちゃ ⇔ お肉とお魚
   (質素)         (贅沢)
⑤敵の飛行機 ⇔ ミシン
  (武器)    (平和の機械)
⑥焼かれて灰になった町 ⇔ とんとんぶきの家
  (恐怖・苦しい)       (安全・温和)
⑦配給の切符 ⇔ 買い物かど 小さなお母さんになったゆみ子
  (制限・厳しい)     (余裕・穏やか)

2 この対比の中で1番大切だと思うものはどれですか。
 また、そう考えた理由は何ですか。

①一輪のコスモス ⇔ たくさんのコスモス
 ・「一つだけ」と繰り返しお父さんが言っていたから。
 ・クライマックスの中に出てくるものだから
 ・花(一つの命)が粗末に扱われる時代から多くの命が咲き誇る時代になった

⑤敵の飛行機 ⇔ ミシン
 ・爆撃機が飛来する命を脅かす戦争の時代からミシンの音が響く平和の世の中になった

saitani




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