お気楽・極楽 おじさん生活  (旧ブログ名 お気楽 単身赴任生活日記)

「食べること」と「ばよりん」が大好きなおじさんのお気楽・極楽な生活を日記にしてみようかと…

最近の Eric Grandchamp さんの弓

2020-10-02 21:43:32 | ばよりん

8月頃、無性に弓が欲しくなりました

製作者として、好きなのが

フランスのEric Grandchamp さん

彼の弓は2本持っています。

初期の頃と 彼独特のスワンヘッド採用後の初期の頃の弓です

 

その後、7~8年前に、渋谷のコトさんで

スワンヘッドがさらに、くるりんと丸くなった弓を3本拝見しました。

コトさんの店員さんから「日本でお花か果物を見て、インスパイヤされてこのヘッドスタイルを作成した」説明を聞きました。

 

なんとなく、今所有している、スタイルと異なる弓を手に入れたいな

と思うようになり

自分で探さずに、コンシェルジュサービスで都内の在庫を捜してもらいました。

 

文京楽器さんに在庫があったのですが、62グラムとちょっと重めだったので、候補から外しました。

山野楽器さんでは、試奏に出しており、私が東京に行けるタイミングでは試せないとのこと

MAGICOさんは、銀黒檀なら準備ができるとのこと

このほかに、埼玉にある、高倉匠弦楽器製作工房さんでも弓を準備できると 紹介されましたが、残念ながら、遠いので候補から外しました。

 

とある8月の日曜日、MAGICOさんに行きました。

コロナ対策で、来店者は予約制にしておられるそうで、第1希望の時間は他のお客様が来ているとのことで

私は、第2希望の時間に行きました。

 

お店に着き、早速弓を拝見…

あれ、以前コトさんでみた弓とヘッドが違う。今所有している弓に似ている…

少し、「欲しい」という気持ちが萎えてしまいました。

弾くと、悪くはない。百数十万円の弓なので、値段相応の性能はあるとは思いました。

 

うーん 悪くはないけど、今回の購入目的は 同じ制作者で 時代毎に異なるスタイル

であったので、なかなか前向きな気持ちになれません。

 

 

わるくはない でも でも

見た目が 気に入らない

 

でも家内からは「買ってもいい」とOKもらっているので

買うなら、決めた方がいい。 我が家の大蔵大臣は そうそう気安くOKをだしてくれないから

このチャンスは大切にしないといけない。

 

うーん

 

鈴木店長さんに、「おいくらになるのですか? お値引きは相談できるのですか?」

と訊くと

「百〇十万円に消費税が定価です。決めていただけるなら、お気持ちだけお値引きします。値段は言えません」との回答

 

うーん、値段がはっきりしないのか…

 

いろんな意味で、心に「待った」がかかる状況になりました。

 

 

それでも 数日考えてみて、それでも「欲しい」とおもえるなら購入しようと思い

 

一旦、帰路につきました。

 

 

 

何日か考えましたが、ヘッドのスタイルのことや、価格をモヤモヤにされたことが気になり

 

購入を見送ることとしました。

 

 

これまで触ってきた、200万円以下の トマショーや 250万円以下の シェーファー(シェフレール)よりも性能は勝り

150万円位で山野楽器さんにあった 特別な マルタンと同じくらい魅力的と性能のある弓だとは思います

この価格帯の弓を初めて買うなら、私は、絶対おすすめすると思います。

 

良かったのは、Eric Grandchampさんは、変わらず高い次元で地味を作っていることを確認できたことでしょうか…

 

北海道にいて、なかな楽器店に行く機会がないですが

縁があれば、弓ほしいなと 今でも思っていますです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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