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日本人のがん1位「大腸がん」を予防する4つの生活習慣

2022-01-05 15:30:00 | 日記
下記の記事はプレジデントオンライン様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

暴飲暴食で腸に負担がかかり、炎症を起こすことを「腸のむくみ」という。医師の大久保政雄氏は、「腸のむくみは大腸がんのリスクになるが、痛みを感じにくく、ひどくなるまでなかなか気づかない」という——。
※本稿は、大久保政雄『大腸がんで死にたくなければ腸のむくみをとりなさい!』(すばる舎)の一部を再編集したものです。
写真=iStock.com/kuppa_rock
※写真はイメージです
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大腸がんは増え続けている
現在、日本人が最も多くかかっているがんをご存知でしょうか? 答えは、「大腸がん」です。がん検診が推奨され、前がん段階での早期発見が可能になっているにもかかわらず、日本人の「大腸がん」の罹患率は、下のグラフのように右肩上がりで増え続けています。
※編集部註:本文に合わせ、図表1を追加しました。(2月13日12時46分追記)
大腸がんは、生活習慣と深くかかわっている病気です。腸は私たちが食べたり飲んだりした物すべての残渣
ざんさ
(残りカス)が便になる過程で、最後に必ず通過していく通り道ですから、食生活の影響を特に受けやすい臓器なのです。暴飲暴食を続けていると、大腸も悲鳴を上げますが、腸の最も内側の粘膜には神経がないため、炎症が起きていても痛みを感じにくく、ひどくなるまではなかなか気づきません。
これこそが、「腸がむくんでいる」状態なのです。
症初期は「お腹に違和感がある」程度の症状
大腸がむくんでしまうことは、消化器の診療を専門にしている医師であれば誰でも知っていることですが、一般の人たちにはほとんど知られていないようです。筆者も、お腹の不調を訴える患者さんの腸の内部を大腸内視鏡(肛門から挿入してカメラで内部を調べる医療機器)で観察して、「腸の中が大分むくんでいますね。お酒を飲み過ぎたり、脂っこいものを食べたりしていませんか」と問いかけると、患者さんはびっくりするらしく、「腸もむくむことがあるんですか!?」と聞き返されます。
内視鏡で見た健康な大腸の粘膜は、腸管のヒダがしっかり立ち上がり、毛細血管もはっきり見えます。対して、むくんでいる大腸の粘膜は、慢性的な炎症によって、細胞に水分が誘導されて腫れぼったくなり、表面のヒダや血流がはっきり見えません。
炎症が内側の粘膜層に留まっている段階なら、強い痛みはなく、「お腹に違和感がある」「押すと痛いところがある」「酒を飲むと下痢が続く」などの症状が見られる程度です。しかし、炎症が粘膜より外側の層や、腸のすぐ外にある腹膜など神経のある組織にまで及べば、強い痛みを感じるようになります。
腸がむくむメカニズムをさらにわかりやすくするため、イラスト化してみました。
イラスト=『大腸がんで死にたくなければ腸のむくみをとりなさい!』
きれいな腸粘膜
日頃から食事に気をつけていると、上の図のように、腸内細菌の善玉菌と悪玉菌のバランスが良好に保たれて、粘膜の表面もきれいです。血液中の免疫細胞は、何ごとも起こらないときも見張ってくれています。

大腸がんの重大なリスク
ところが、毎日お酒を飲み、油物を好んで食べるような不摂生を続けていると、腸内細菌のバランスが崩れて悪玉菌が増えてしまいます。そして、腸の粘膜に炎症が起きると、免疫細胞は戦闘態勢になって炎症細胞の数が増え、粘膜の細胞に水分が誘導されて、右図のように膨らんで見えます。これが「腸のむくみ」の正体です。
イラスト=『大腸がんで死にたくなければ腸のむくみをとりなさい!』
むくんでいる腸粘膜
さらに、腸がむくんだ状態が続くと、大腸の壁に「憩室(けいしつ)」という凹みができてそこから出血したり、エノキのような「大腸ポリープ」ができたりすることもあります。大腸がんは、この大腸ポリープの一部が悪性化したものです。「腸のむくみ」は大腸がんの重大なリスクとなるのです。
腸のむくみの原因は、不摂生な生活──具体的には、①大量飲酒②牛・豚肉やバター、ラード、乳脂肪を含む牛乳や乳製品などの動物性脂肪(オメガ6系脂肪酸)の多い食事③水分不足による慢性便秘など腸内環境の悪化④運動不足などです。
①と②は、大腸がんの発症リスク要因とも共通しています。疫学的な調査研究からも、「1日に30グラムを超える動物性脂肪を摂っていると、腸の炎症を引き起こしやすい」ことや「ハム、ソーセージなど加工肉を食べることは大腸がんの発症につながる」ことなどが報告されています。つまり、「腸のむくみ」を予防する生活習慣は、そのまま大腸がんを予防することにつながるのです。
むくみを予防する4つの習慣
では、どうすれば「腸のむくみ」を予防できるのか?
ここでは、その対策として、4つの習慣を挙げたいと思います。
まず大量のアルコールによる腸のダメージを最小限に抑えるために、患者さんには週2日以上の「完全休腸日」を提案しています。一般的に、お酒好きの人がアルコールを抜く日を設けるときに「今日は休肝日だ」といいますが、そもそも、節酒したアルコールを吸収、分解、解毒するために働いているのは肝臓だけではないのです。
「食べものは胃腸、お酒は肝臓」と、消化の役割分担があるように誤解されていますが、消化器官はすべてつながっており、常に関わりあって働いているので、肝臓の負担になるものは他の消化器官にも負担をかけています。たとえば、膵臓もアルコール摂取の影響を強く受ける臓器であり、「急性膵炎」の約半数、「慢性膵炎」では約8割は、お酒の飲み過ぎによるものです。
少なくとも週に2日は、完全にお酒を抜いて、休肝日ならぬ「休腸日」を作ってあげてください。長く働いてもらうためには、内臓にも働き方改革が必要なのです。

水溶性の食物繊維や水分摂取も大切
次に、腸内環境を整えるための食事です。大腸がんは、食生活の欧米化に伴って増えてきた病気です。「腸のむくみ」の原因になりやすい動物性脂肪を控えるとともに、発酵食品と食物繊維を意識して摂るようにしましょう。納豆、味噌、ぬか漬け、キムチなどの発酵食品には、腸内の腐敗物質の生成を抑える乳酸菌がたくさん含まれています。そして、食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになるだけでなく、消化されないまま大腸まで届いて便のカサを増すという効果もあります。
特に、便通を整えるためには、昆布やワカメなどの海藻類や大豆、大麦、イモ類、キノコ類などに多く含まれる「水溶性食物繊維」を積極的に摂るようにしましょう。
さらに、便秘を予防して腸に負担をかけないためには、十分な水分を摂取することが重要です。小腸で栄養分が吸収されたあとの食べものの残渣は、大腸のトンネルの中を運ばれる過程で水分が少しずつ吸収され、便の形になっていきます。水分の摂取量が不足していると、便の塊が硬くなって排便しにくくなるだけでなく、大腸の内壁を傷つけて炎症を引き起こします。
ふつうの体格の成人であれば、「1日2リットルの水を飲む」ことを目安にしてください。水は、喉が渇いていなくてもしっかり飲むものだと考えましょう。
運動不足も腸の健康に影響する
最後に運動です。スマホなどの普及と交通機関の発達、エレベーターやエスカレーターの普及などに伴って、私たち現代人は日常の活動量が激減しています。それに伴って、姿勢が崩れ、大腸などの内臓を支える骨盤底筋群をはじめとする下半身の筋肉が衰えて、内臓を本来の正しい位置にキープすることが難しくなっています。
大久保政雄『大腸がんで死にたくなければ腸のむくみをとりなさい!』(すばる舎)
健康状態に問題のない人であれば、まず1日30分程度のウォーキングを日課にすることから始めてみてください。背筋を伸ばして、大股で腕を大きく振って歩きましょう。腕を振ることによって、お腹の上下運動にひねり運動が加わり、腸の動きがよくなります。膝や腰が痛い人は、プールの中で行う「水中ウォーキング」も効果的でしょう。
日本人の二人に一人が、がんにかかる時代になりました。そのトップである「大腸がん」の重大リスクには、大腸の粘膜に軽い炎症が続くことによって起きる「腸のむくみ」があるのです。不摂生を避けて腸内環境を整えることができれば、むくみは必ず治まります。そして、便通の異常やおなかの違和感、軽い痛みなどを感じたら、軽視せずに消化器内科専門医を受診することをお奨めします。

  • 大久保 政雄(おおくぼ・まさお)
  • 山王病院 内科副部長
  • 1974年、京都府生まれ。日本大学医学部卒。東京逓信病院消化器内科医長を経て、2018年より山王病院(東京都港区)内科副部長。専門は消化器疾患全般、特に内視鏡での診断と治療に尽力し、“正確で安全かつ苦痛のない内視鏡診断”を実践する

内館牧子「シニア世代における〈ポジティブな生き方〉とは、〈受け入れ、断ち切り、可能性を取捨する〉こと」

2022-01-05 13:30:00 | 日記
下記の記事は婦人公論.jp様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。


舘ひろしさんの主演で映画化され、話題になった『終わった人』や『すぐ死ぬんだから』など、老年期に関する話題作を発表している内館牧子さん。山あり谷ありの日々を必死に過ごし、13年前からは病気とのつき合いも増え、気づけば老年期はすぐそこに──。年を重ねた女性のこれからの生き方を、内館さんはどう考えているのでしょうか
死ぬ日を指折り数えて待つ
私の知人に、年がら年中「死にたい。生きている意味がない」と嘆く人がいる。
朝早く、週に一度は彼女からメールが届く。
「死ぬ日を指折り数えて待っています。いつ死ねるのかしら。自殺すると周囲に迷惑がかかるけど、もう自殺してもいいとさえ思う。人間、死亡適齢期ってあるのよ。人生100年と言われるけど、意味なく呼吸だけする日が続くのよね」
毎回毎回、こういう内容である。
幾人かの友人は、彼女から離れた。
「あんなネガティブな人とつきあうと、それが伝染る。冗談じゃないわ」
ポジティブとかネガティブという言葉が一般的になって久しいが、かつては写真界や編集界、印刷界等々の専門用語だったのではないか。撮影した被写体が、目で見た色や明るさのままに写っているのが「ポジ」。「ネガ」は色や明るさが、実際の被写体と逆になっている画像だ。私が企業で社内報の編集をしていた昭和40年代半ばには、まだポジを「陽画」、ネガを「陰画」と呼ぶ言葉が残っていた。
「ポジティブに生きよ」と煽られても…
今は「ポジティブな生き方」とか「ポジティブ人間」とか、一般社会で当たり前に使われる。それはまさに「陽画」の名の通り、明るく前向きな志向を指す。人として、その生き方やあり方はプラスだとされ、そんな本も多く出ている。特に高齢者は、
「人間に年齢はない。何かをやろうと思った時が一番若いのだ」
「まずは動いてみよう。動かずに後悔するより、動いて後悔する方がいい」
などと言われると、力が湧く思いがするのではないか。「そうよ、死ぬまでポジティブに生きなくちゃ」とすることに、私もまったくの同感だ。
しかし、ある時にふと思った。世間は「ポジティブに生きよ」と煽ってはいるが、そこに具体性が見えない、と。「人間に年齢はない」にしても「動いて後悔する方がいい」にしても、具体的にどう考えればいいのだろう。
「ポジティブ」という言葉は、具体的ではないのにその気にさせる。使い勝手がいい。結果、乱用されて力を失った言葉ではないだろうか。「さわやか」とか「ネバー・ギブ・アップ」とか「安心安全」などに、力を感じないのと同じだ。何ら具体的でないのに、耳元を心地よく通過していく。
そこで『今度生まれたら』(講談社)という小説では、「ポジティブに生きること」を説く講演会講師を、主人公は質問攻めにする。講師は返答するものの、かなり窮してしまう。きれいごとばかりでは納得できない。
「他人にはわからない」と頑なにならないで
私は13年前、突然、心臓と血管の病気に襲われた。それまで何の兆候もなかったのにだ。2度の手術と4ヵ月間の入院で、九死に一生を得た。現在、日常生活にも仕事にもまったく困ることはない。だが、この13年間には検査や治療で短期の入退院が幾度かあり、持久力と筋力が激減した。
今も筋トレを続けているものの、加齢のせいもあって、以前にできたことが今はできなかったりする。もう情けなくて、気持がどんよりする一方。しかし、そんな毎日の中で気づいた。
ポジティブな生き方とは、現在の自分自身の状況を受け入れること。そこから何ができるかを考えること。そして、できないことへの未練は断ち切ることではないか。
世の中には様々な問題を抱える人がいるだろう。健康や介護や経済や、人間関係や家庭の問題や多種多様だと思う。そのつらさを「他人にはわからない」と頑にならず、現状を受け入れる。その中で、自分の可能性を取捨する。これは決してネガティブな生き方ではない。
シニア世代における「ポジティブな生き方」とは、「受け入れ、断ち切り、可能性を取捨する」。この流れだろう。もっとも、私も口ではそう言うものの、とてもとても到達できない。ただ、この流れがあるのだと思うだけで、気分は相当明るくなる。



医師が高齢者に「マクドナルド」勧める驚きの理由

2022-01-05 12:00:00 | 日記
下記の記事は東洋経済様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

「年をとったら、粗食にするほうがいいんだ」
「最近、肉とかの脂っこいものは避けているんだよ」
「年寄りのひとり暮らしだし、食べられる量を少し食べていれば十分」
みなさんの高齢の親御さんは、こんなことを言い始めてはいないでしょうか? もし、似たようなことを言っていたとしたら、注意が必要です。脅かすわけではありませんが、こういう食事を続けていたら、いつの間にか衰えて、寝たきりや要介護になることもあるかもしれません。
※本稿は佐々木淳氏の著書『在宅医療のエキスパートが教える 年をとったら食べなさい』から一部抜粋・再構成してお届けします。
なぜなら、高齢者の場合、食事量の減少や摂取栄養の低下が「衰え」を進ませる大きなきっかけになるから。年をとってからの食事量低下や低栄養は、てきめんに筋肉量減少・体重減少につながってしまいます。
また、筋肉量や体重が減ると「転倒骨折」や「誤嚥性肺炎」を起こすリスクが高まり、もし骨折や肺炎になって入院でもしようものなら、いっそう筋肉が落ちて衰弱が一気に進んでしまうようになります。
つまり、巷で流行っているから……という理由で、「粗食でいい」「一汁一菜でいい」「簡素な食事で十分だ」などと言っていると、高齢者はいずれ衰える一方となってしまう可能性が高いわけです。
こういった衰えの悪循環を防ぐ唯一の手段が「しっかり食べること」。高齢者が人生のラストステージを健康に生きていくには、「日々しっかり食べること」が必須であり、年をとればとるほど、ちゃんと食べるようにしていく姿勢が求められるのです。
「カロリー」と「たんぱく質」が不可欠
具体的にどのようなものを食べるのがいいのか。まず、高齢者の食の基本は「1にカロリー、2にたんぱく質」です。これを合い言葉にして、毎食、おいしくしっかりと食べること。守るべきことは、ほとんどこれに尽きます。
カロリーは私たち人間が生きていくために必要な「熱量(エネルギー)」です。この熱量が足りていないと、体は自身の筋肉のたんぱく質を分解してエネルギーをまかなおうとし、それによって筋肉や体重が減っていってしまうようになります。
つまり、日々の食事で十分なカロリーを摂れていないことが、低栄養や低体重を招き、高齢者の衰えを加速させる大きな原因となるわけです。ですから、高齢者はとにかく十分なカロリーの確保を最優先にして、いかにもカロリーが高そうなものを意識して摂るようにしていくべきなのです。
また、カロリーの次に確保しなくてはならないのが「たんぱく質」です。たんぱく質は筋肉をはじめ、身体をつくる材料。人は高齢になると、この「材料」をコンスタントに摂取していないと筋肉量を守ることができなくなってきます。
さらに、筋肉量が落ちてしまうと転倒骨折や誤嚥性肺炎を起こすリスクが高まり、衰えを加速させることにつながります。だから、肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などのたんぱく質を毎日欠かさず摂って、筋肉を守るようにしていかなくてはならないのです。
このように、カロリーとたんぱく質は、高齢者が日々の食事で「何がなんでも死守していかなくてはならないもの」。このふたつさえちゃんとクリアしていれば、ビタミンとかミネラルとか、他の細かい栄養素はそんなに気をかけなくても構いません。よほど偏った食べ方をしない限りビタミンやミネラルは自然にカバーされるもの。
カロリーとたんぱく質さえしっかり押さえておけば、高齢者が人生のラストまで生き抜くための体のベースはだいたい整うと考えてよいでしょう。
これが高齢者におすすめの「最強フード」
「脂っこくてこってりしたもの」「肉が多いもの」「揚げ物」「甘いスイーツ」……カロリーが高くて、たんぱく質豊富というと、だいたいこういった食べ物が目に浮かぶのではないでしょうか。実際にこうした食べ物はカロリーが高いので、高齢者の方々はこうした「ハイカロリー・イメージ」の食べ物や料理を積極的に摂るようにしていくといいと思います。
メニューや料理を選ぶ際には、「野菜たっぷりよりも、お肉たっぷり」「ごはんだけでなく、おかずをしっかり食べる」「なるべく油を使ったものを食べる」などをポイントに選ぶようにしていくといいでしょう。
それでは、ここで私が「高カロリー&高たんぱく」を基準にして選んだ「高齢者におすすめの食べもの」をいくつかご紹介しましょう。
1. ハンバーガー
マクドナルドを例に挙げると、ベーコンエッグバーガーは1個で390キロカロリー。たんぱく質も23グラム含まれています。こうしたハンバーガーにマックフライポテトとコーラでもつければ軽く1000キロカロリーくらい摂れることになります。手軽に効率よくカロリーとたんぱく質を摂れるという点ではたいへん優秀。マクドナルドは子どもや若者に人気のイメージがありますが、高齢者も利用しない手はありません。
2. 牛丼
吉野家の場合、牛丼の並盛に生卵をつけるとトータル760キロカロリー。たんぱく質も28グラム摂れることになります。カロリー量もたんぱく質量も1食分としては十分です。リーズナブルですし、ぜひ高齢者も積極利用したいものです。
3. 宅配ピザ
Mサイズのピザの1ピースはだいたい160~200キロカロリー。あの三角の一切れでこれだけのカロリーが摂れるのです。3切れも食べれば500~600キロカロリー。もちろん、チーズやベーコン、サラミなどもたくさん載っていて、たんぱく質もしっかり摂ることができます。
4. フライドチキン
ケンタッキーフライドチキンのオリジナルチキンは1個で237キロカロリー。2個食べればこれだけでほぼ500キロカロリーですし、当然、たっぷりのたんぱく質を摂れます。また、ビスケットやフライドポテトのSサイズを組み合わせればプラス550キロカロリー。少ない量でもかなりの高カロリーになります。
5.餃子
餃子の王将を例に出すと、ラーメン1杯が470キロカロリーで、たんぱく質20.7グラム。餃子が1皿6個350キロカロリー。ラーメンと餃子の両方を食べれば、カロリーもたんぱく質もたっぷり摂れて、ほぼ完ぺきではないでしょうか。
高カロリー・高たんぱくの食事が重要
『在宅医療のエキスパートが教える 年をとったら食べなさい』(飛鳥新社)書影をクリックするとAmazonのサイトへジャンプします
ここに取り上げたラインナップは、どれもカロリーが高くて太りやすいものばかり。メタボや生活習慣病が気になる若い世代や中年世代は、医者から「こういう食べ物はなるべく避けてね」と言われてきたわけです。
しかし、年をとって衰えを自覚し始めた高齢者にとっては、こうした高カロリー・高たんぱくのメニューこそが「健康にいいベストセレクトの食事」となるのです。
上記の食べものは、とにかく手軽だし、価格もリーズナブル。両親と食事をするときは「1にカロリー、2にたんぱくを合言葉に、積極的に食べてね!」と伝えて、こうしたお手軽フードをセレクトするのもアリです。「年寄りは粗食がいい」「脂っぽい肉はどうも……」と言っているような気難しい親御さんにも、子どもや孫といっしょに食べられるセレクトは意外に喜ばれるのではないでしょうか。
佐々木 淳 : 医療法人社団 悠翔会 理事長

豆乳の効果的な飲み方とは?

2022-01-05 08:30:00 | 日記
下記の記事はハルメクWeb様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

豆乳の栄養効果とは?
豆乳には、大豆の栄養の多くが含まれています。主にたんぱく質、炭水化物、脂質の他、ミネラル、ビタミン、カルシウム、そして微量成分として、サポニン、レシチン、大豆イソフラボンが含まれています。
 
その中でも、特に美容に効果があるものを見ていきましょう。
  • 大豆たんぱく質
  • 大豆には植物性のたんぱく質が含まれていますが、そのほとんどが水溶性のため、豆乳もたんぱく質が豊富です。

  • たんぱく質は筋肉の維持や、髪の毛やホルモンの元になる大切な栄養素。植物性のたんぱく質の特徴は、動物性のたんぱく質に比べて、消化・吸収の速度がゆっくりなので、満腹感が続き、ダイエットにも有効です。
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  • 大豆イソフラボン
  • 大豆イソフラボンは、女性ホルモンの代表である「エストロゲン」に似た構造をしています。女性の場合、閉経にともない女性ホルモンの分泌は減少してしまうため、代わりに補給していきたい栄養素です。更年期症状の軽減や骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防が期待されています。
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  • サポニン
  • 血液中のコレステロール、中性脂肪などの余分な脂質を洗い流す他にも、小腸の脂肪吸収を抑制したり、お通じを良くしたりするに、抗酸化作用もあるといわれている成分がサポニンです。そのため、肥満と体の酸化の予防が期待できます。 
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  • レシチン
  • 体内で細胞膜を作る成分。細胞内の老廃物を血液に溶かして血行を改善したり、血管壁にこびりついたコレステロールを溶けやすくする働きがあります。レシチンはコレステロール低下させる働きの他にも、脳の老化予防につながると期待されています。
  •  
  • オリゴ糖
  • 腸内を整える善玉菌のエサになるオリゴ糖が含まれているため、便秘解消にもつながります。
 
時間帯で違う豆乳の効果
さて、豆乳を飲むタイミングです。調べたところ、残念ながら豆乳を飲むといい時間帯は明確に定まっている、というわけではありませんでした。
 
それでも、満腹感が得られるという点から考えると、食事と一緒のタイミングで飲むならば、食後より食前に飲んだ方が、食べ過ぎを防止できるメリットがあります。
 
時間帯による効果の違いは以下のようなものです。
  • 朝飲む
  • 朝ごはんを食べない習慣の人にオススメなのが、朝、豆乳だけでも飲むことです。東北大学 加齢医学研究所 スマート・エイジング国際共同研究センターの「幸せ度とライフスタイルに関する調査(2010年発表)」によると、朝食を取る女性ほど、疲れやすい、冷えやすいといった不定愁訴や、気分の落ち込みが少ないという結果が出ています。さらに、たんぱく質を含む朝食を取ることで、一日のエネルギーの消費量が増し、ダイエット効果が期待できます。
  •  
  • おやつ代わりに飲む
  • 豆乳は、おやつの代わりに飲むのもいいです。腹持ちがいいので、間食が防げます。果物やきな粉、甘酒などと合わせて楽しむのがおすすめ。
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  • 寝る前に飲む
  • お腹が空いて寝られないというときは、温めた豆乳を飲むと満足感とともに気持ちもリラックスできますね。ただし睡眠中に胃腸に負担をかけると睡眠の質が下がるため、寝る直前に飲むのはNG。30分~1時間前までに飲むといいようです。
 
豆乳を飲む際の注意点
  • 豆乳の1日の適量は200mL×1本~3本程度です。豆乳だけでなく、栄養バランスを考えていろいろな食物から栄養を取りましょう。
 
  • 栄養豊富なため、開封後は微生物が繁殖しやすくなります。2〜3日を目安に飲み切りましょう。
 
  • 豆乳には、調整豆乳、無調整豆乳、豆乳飲料の3種類がありますが、大豆成分の割合がもっとも多く、ダイエット効果を期待するなら無調整豆乳を選びましょう。調整豆乳は、砂糖などを加えて飲みやすい味や香りにしているためです。
 
それでも、豆乳の風味に飽きてしまったときには、調製豆乳やフレーバー豆乳飲料を試してみるのもいいでしょう。
 
美容効果もあるし、骨粗鬆症などにも気を付けたいワタシたち世代にとって、豆乳はとても心強い飲み物ですね!