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コロナ禍で犠牲になった"成長の機会"「小学校1年生の運動会は一度だけ」小児科医が語るのその大きさ

2022-01-15 15:30:00 | 日記
下記の記事はプレジデントオンライン様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

新型コロナウイルスは、子供たちの生活に大きな影響を与えた。行事の中止や縮小もその一つだ。小児科医の森戸やすみさんは「子供たちはさまざまな体験の機会を失ってしまった。子供の感染の7割は家庭内感染のため、まずは大人が対策をしてほしい」という――。

写真=iStock.com/7maru
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現段階では子供が重症化することは少ない
新型コロナウイルス感染症が話題の的になって久しく、そろそろ「新型」というほどは新しくなくなってきましたね。そして、この2年の間にわかってきたことがあります。次々と変異株は出ているものの、現段階で子供は重症化することが少ないということです。
日本では今まで、新型コロナウイルスによって、20歳以下で亡くなった人はいません。コロナウイルスが猛威を振るっているアメリカでも、小児の入院や死亡率は低くそれぞれ5.2%、0.04%でした(日本小児科学会「小児の新型コロナウイルス感染症の診療に関連した論文|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY」)。イギリスも18歳未満の死亡は200万人に1人です(BBCニュース「新型ウイルスによる子供の死亡、極めてまれ 200万人に1人=英研究」)。若い人、特に子供だと、感染しても無症状のままである場合も多いのです。
その理由は推測にすぎませんが、子供は新型コロナウイルスに対する感受性(※かかりやすさのこと)が低いからだといわれています。コロナウイルスは、その表面上にある突起がヒトの細胞膜上にあるACE2受容体にくっつくことによって、体内に入り込みます。子供は、このACE2受容体の遺伝子がまだ十分に働いていないから、感染者が少ないと考えられているのです。

「対策は必要ない」とは言い切れない
ただし、リスクがないわけではありません。特に基礎疾患(持病)がある場合は重症化しやすいのです。ごく稀にしかない子供の死亡例は、ほとんどが基礎疾患のある場合でした。また、新型コロナウイルス感染症にかかってしまったら1歳未満は具合が悪くなりやすいですし、今後出てくる変異株によっては「子供は絶対に重症化したり亡くなったりしないから、対策は必要ない」と言い切ってしまうのでは認識が甘いでしょう。
2021年夏の日本の第5波は特に若い人にも感染が広がり、20代でも入院治療を必要とする感染者は1万人を超えました。現在までに20代だけで25人が亡くなっています(厚生労働省「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」) 。
今話題となっているオミクロンは、比較的軽症で終わるのではないかと言われていますが、これはウイルス変異が原因の特性なのか、世界中で新型コロナウイルスワクチンを受けている人が多いことが原因なのかなど詳しいことはわかっていません。これからオミクロン株が多くの子供に感染した場合、どのようになるかは不明です。
一般の人と医療者では「重症化」の認識が違う
そして重症ではなくて、軽症や中等症であればいいとも言えないでしょう。実際にかかってしまったら、どうなるかは誰にもわかりませんし、ひとくちに「重症化」といっても、その意味は一般の人と医療者が考えるものとで、ずいぶん乖離
かいり
しています。
Twitterで話題になったアメリカの内科専門医・安川康介先生の作った画像(図表1)がわかりやすいですね。中等症と言っても、多くの人にとっては今まで経験したことがないくらい苦しいようです。重症は亡くなることがあるくらい症状が重い状態です。軽症なら酸素投与は必要ないかもしれませんが、よく眠れないくらい苦しくなることがあります。「うちの子は10代だから軽く済むはず」と考えていたとしても、想像していたよりも、ずっとつらい目にあうかもしれません。

画像提供=安川康介先生
ツイート時の画像を安川先生がさらにわかりやすくしたもの

それに感染する人の母数が増えると、若くても重症化したり、亡くなったりする人が増えるのです。また、たとえ無事に治ったとしても、後遺症として嗅覚や味覚がないままになったり、毛髪が脱けたり、あちこち調子が悪い不定愁訴に悩まされたりといったことも十分にあり得ます。さらには、若い人や子供が新型コロナウイルスに感染した場合の、より長期的な予後はわかっていません。

子供にはその年齢で学んでおきたいことがある
一方で、子供は大人とは違って、その年齢に学んでおきたいこと、経験しておいたほうがよいことがたくさんあるものです。ところが、新型コロナウイルス感染症蔓延防止のために、保育園や幼稚園、学校がお休みになったり、夏休みが延長されたりしました。
今のところ、日本は休校期間が短くて済んでいますが、世界では2021年7月現在でもほぼ半数の国が、200日以上学校を閉鎖しています(Yahooニュース個人「コロナによる学校閉鎖:世界中の3分の1の子供がリモート学習できない ユニセフが報告」)。人数にすると世界中で6億人です。世界銀行によると、このように子供が学校に行けない、リモート学習を受けられないことは長期的にみると、10兆ドルの損失になると推計しています。教育危機です。
日本でも2020年に多くの学校が閉鎖しました。オンライン授業の体制が整っていない学校が多かったこと、保育園・幼稚園はオンラインでの登園ができないことなどが大きな問題になりましたが、今後も同様のことが起こりうるでしょう。
「小学校1年生の運動会」は一生に一度
それ以降も、行事が中止になったり、縮小されたり、延期になったりしました。普段の学習も大切ですが、さまざまな体験から学ぶ子供たちには行事なども必要です。あえて言うまでもなく「小学校1年生の運動会」というのは一生に一度しかありません。
例えば、東京都では運動会の規模が縮小されたり、修学旅行が日帰りのバス遠足になってしまったりした学校がたくさんあります。感染状況によっては仕方のないことですが、修学旅行に行けないまま卒業したり、あるいは留学の予定がなくなったりしてしまった子供たちは体験の機会を失ったことになりますし、とても残念に思っていることでしょう。
コロナ禍に限らず、災害が起こると犠牲にされがちなのが弱者である子供たちです。私は日々、小児科診療をしていますし、幼稚園や小学校での健診もしています。子供たちはとても素直に大人の言うことを守るのです。WHOはマスクを適切に着けられない5歳以下は着けなくてもいいと言っていますが、2歳でも自分からマスクをするんだといって喉の状態を診せてもらうとき以外はすぐにマスクを着ける子もいます。手洗いをしっかりしてあかぎれになっている子もいます。本来、できるはずだったいろいろなイベントを我慢して、感染予防に努める子供たちのために大人がしっかりするべきだと思います。

写真=iStock.com/kohei_hara
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「保護者からウイルスをもらう」ことが圧倒的に多い
新型コロナウイルスに感染した子供の7割が家族内感染……、つまり子供は保護者からウイルスをもらうことが圧倒的に多いのです(日本小児科学会「新型コロナウイルス感染症の流行拡大から子供の生活を守りましょう」)。大人たちは気が緩んで大人数で会合や旅行をし、子供たちには手洗いとマスクを厳しくやらせて、あらゆる行事が自粛のままというようなことになったらアンバランスでしょう。
まずは大人が感染対策を徹底してください。マスクと手洗いの徹底はもちろん、感染者が増えてきたらより三密を避けましょう。大人にもう一つできることは、子供を守るためにも、ワクチンをきちんと接種しておくことです。間もなく大人のワクチン接種3回目が始まりますが、大人がしっかり受けた上で、子供への接種を考えたほうがいいでしょう。
早ければ2022年2月から、5~11歳の接種が可能に
以前もお伝えしたように、子供が新型コロナワクチンを接種する場合もメリットはあります(「子供にコロナワクチンを打っていいのか」迷う人に現役小児科医が伝えているたった一つのこと)。日本では現在、12歳以上でないと接種できませんが、早ければ2022年2月から5〜11歳の新型コロナワクチンの接種が始まります。今のところファイザー・ビオンテック社のものだけで、大人と違って1回の量は0.2ml、間隔は未定ですが2回接種の予定です。
ただ、一方で本人や家族に持病のない子供のワクチン接種に関してはメリットが少ないと考えている感染症の専門家、小児科医もいます。そして、発熱などの副反応が増えたり、失神の原因となる血管迷走神経反射(緊張やストレスにより一時的に血圧・脈拍が低下する)が起こったりしやすい可能性があるため、大人のように対象者全員に接種券を配って「必ず受けましょう」というのは違うのではないかという考えもあります。

写真=iStock.com/recep-bg
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ワクチン接種での心筋炎は、コロナ感染時の心筋炎よりも少ない
そのほか、子供が新型コロナウイルスワクチンを打つ際の注意点としては、副反応として、わずかながら心筋炎の危険性があることです。ファイザー・ビオンテック社やモデルナ社の報告では、思春期の若い男性に多く見られるようです。心筋炎の頻度は12~24歳の男性では100万回接種あたり50~60人程度、女性は4~8人程度です(厚生労働省新型コロナワクチンQ&A「Qワクチンを接種すると心筋炎や心膜炎になる人がいるというのは本当ですか。」)。
ほとんどの症例は、軽症です。症状は、胸の痛みや違和感、息切れなどで、ワクチン接種から4日以内に出ることが多いので、その間は激しい運動をしないようにしましょう。でも、実際に新型コロナウイルスに感染してしまったとき、合併症としての心筋炎の発症は、100万人あたり男性で923人、女性で702人で、このうち10〜29歳男性だと100万人あたり893人だったという報告があります(日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会「新型コロナワクチン接種後の心筋炎関連事象について~小児科医への情報提供」)。
ということは、ワクチン接種後の副反応としての心筋炎は新型コロナ感染後よりもとても少なく、かかってしまうよりワクチンを接種したほうがいいと考えられます。
判断はケース・バイ・ケースになってしまうのが現状
ですから、子供の新型コロナワクチンの接種に関しては、流行の状況、本人や家族の持病の有無、高齢者と接する頻度、価値観などによって個々が選択することになるだろうと思います。新型コロナウイルスが流行している地域(海外)に行く場合、移動が多い場合、受験や大会などがある場合は受けておいたほうが安心かもしれません。……と、このように言われると、迷われる保護者の方も多いでしょうから、本当は厚生労働省や小児科学会が指針を出してくれるといいだろうと思います。
ちなみに私の子供は12歳以上なので二人とも既に新型コロナワクチンを接種していますが、例えば6歳だったとしても私はワクチン接種が可能になれば接種させます。万が一にも新型コロナウイルスに感染して重症化してほしくないから、また誰かにうつしてほしくないからです。

  • 森戸 やすみ(もりと・やすみ)
  • 小児科専門医
  • 1971年、東京生まれ。一般小児科、NICU(新生児特定集中治療室)などを経て、現在は東京都内で開業。医療者と非医療者の架け橋となる記事や本を書いていきたいと思っている。

おニャン子クラブ・新田恵利 92歳の母と「明るい介護生活」送る秘訣

2022-01-15 13:30:00 | 日記
下記の記事は日経ウーマン様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

「おニャン子クラブ・会員番号4番」でデビューした新田恵利さんも早やARIA世代。アイドル時代と変わらない笑顔で、92歳のお母さんの介護を続けています。7年目になる介護生活から得た、日々明るく過ごす秘訣を聞きました。
新田恵利さん(以下、恵利さん)は現在、TV・ラジオ出演や講演などタレント活動をしながら、神奈川・湘南の二世帯住宅の1階に暮らす92歳の実母を介護している。介護生活は7年目に入った。
「私は母が39歳のときに生まれたので、同世代より少しだけ早く介護が始まりました。最近ようやく周囲でも本格的に介護に直面する人が増えてきましたね」。当初は戸惑いや悲しみ、つらい気持ちもあったが、ここ数年で意識は変わってきたという。「『これって自分のためにもやっているんだなぁ』と思えるようになってからすごく楽になりました」

母が骨折で入院、突然介護生活が始まった
介護が始まったのは2014年の秋のこと。
「母が腰の圧迫骨折で入院しました。85歳でしたからそれなりの年齢でしたが、それまでは自宅の階段を上り下りして、割烹(かっぽう)着で動き回り、私が仕事のときは2匹の愛犬の面倒を見てくれていました」。ところがその入院をきっかけに、急に認知症状が出るようになってしまったという。
「約30年前に亡くなった父のことを『今何しているかしら』なんて言い出して……。たった20日間の入院でこんなに母が弱ってしまうなんてと、ショックと悲しみにくれました」
いきなり始まった介護生活。介護仕様の住まいにするために家の中の衣類などを片付け中、(母のトレードマークの)割烹着をたたみながら涙があふれたこともあったそう。だが「私は、大丈夫」「たくさんの人が介護を頑張っているんだもん。私も頑張るしかない」と前を向いた。
長い時間を過ごす場所を明るくする工夫
「同居する兄と交代で母を見て、普段はヘルパーさんはお願いせず、入浴はデイサービスを利用しています」。車いすを使う生活だが、要介護度は4から3に改善した。
ところが20年の夏に、転倒したのをきっかけに2週間入院。「一時は、終末期となるかもしれないと覚悟をしました」というほどだったが、本人の強い精神力と家族の支えでみごとに回復した。「現在はベッドの上での生活が中心となってしまいましたが、母は食欲も旺盛で、ユーモアもたっぷりです。11月の誕生日には、私が作ったアップルパイを笑顔で完食してくれました」
「たまには、母にも我慢してもらうこともあります」と恵利さんは言う。「みんなの手が追いつかなくて母が一人になってしまうときもありますが、母にはちゃんと言葉で伝えて、自分がそのことで罪悪感を覚えないようにします」
ベッドの上で長い時間を過ごす生活を、明るくする工夫もよく考えるという。
「例えば枕カバーを明るいピンクの花柄模様のものに替えたり、かわいいイラストのトレーナーを着てもらったり、取っ手が持ちやすくておしゃれな食器を買ったり……。日々のささやかなセンスで、圧倒的に楽しい1日が作れると思います」
そんな恵利さんが7年にわたる介護生活で、身にしみて分かったのは「上手に手を抜いて、思いつめないことが本当に大事だということです」。

新田恵利 1968年、埼玉県生まれ。1985年、おニャン子クラブの会員番号4番としてデビュー。86年に「冬のオペラグラス」でソロ・デビュー。現在、実母の介護をしながら夫とチワワ2匹と暮らしている。
「報われないこともいっぱいあるので、自分でできないことや解決しないことを考えつめない。愚痴を言いたいとき、苦しくなったときは親しい友人やパートナーにどんどん発散するようにします」
このときのポイントはアドバイスを求めないことだそうだ。
「私は主人に前もって『アドバイスは要らないからね。聞いてほしいだけだから』と言っておきます(笑)。特に男性って、いろいろ理性的に考えて解決策を探ろうとするんですが、基本的には愚痴を聞いてもらうだけで十分で、分析は要らない(笑)。『そうだね、大変だね、頑張っているね』という言葉で介護している人は救われるから」
介護仲間との「介護トーク」も恵利さんにとっては貴重な時間という。「お互いの話から有益な情報が得られたり、介護の仕方を見直せたり、力をもらえたり。本当にありがたいものです。介護をしている人にしか分からない『介護あるあるトーク』は盛り上がりますよ。例えば『年寄りはなぜ“否定形”から会話が始まるのか』。ご飯まだ食べていない、とかですね……(笑)」
夢はあきらめず、「ついのすみか」をリフォーム中
介護をしている中で何かをあきらめたり、自分が犠牲になっていると感じたりしないように努めているという。夫婦そろって旅行好きの恵利さん。新型コロナウイルスが広がる前は、車いすの母と一緒に温泉旅行にも多く出掛けた。
数年前には、築50年ほどの民家を熱海に購入した。「『ついのすみか』だと思っています。高台にあって海を見下ろすことができ、温泉にも入れます。ときどき通いながら主人と一緒に少しずつリフォームを続けているのがとても楽しく、将来の生活を考えると夢が広がります。私が自分の人生を明るい気持ちで設計し、日々楽しく生きることは母にとっても幸せだと思います」
そして忘れてはならないのが自分の健康。恵利さんは以前、テレビ番組の企画で受けた脳ドックで脳動脈瘤(りゅう)が見つかった。「早い段階だったので事なきを得ました。今は年に1回の定期健診で健康状態を必ずチェックしています」。最近、大腸ポリープが検査で見つかり、手術を受けた。「早期発見することは本当に大事。検査を受けられたことに感謝です」
介護の情報は自分から集めにいく必要がある
介護生活が7年目に入っても、いまだに知らなかった介護サービスの盲点に気づくことがあると恵利さんは言う。
「例えば要介護度が上がると、介護保険サービスの利用限度額である単位数が増えますが、同時に個別のサービスの単位数(料金)も変わります。そのため、これまでのサービスを使い続けると有利なのか不利なのかすぐには分かりづらい。そうしたことは現実になってみて初めて気づきました」
介護に関するさまざまな知識は、すぐ使えるものもあれば、体験しないと得られないものもある。「本当に難しいですね。TVの健康番組のように介護の番組もしょっちゅうあればいいのにと思います。情報を自分から集める努力をしないと情報弱者になってしまうんです」。積極的に行政に足を運んだり、専門家に質問をしたりすることが大事だという。まだ介護が始まっていない人でも、これからのことが不安であれば「お住まいの地域を管轄する地域包括支援センターなどを訪れると、親身になって相談に乗ってくれると思います」。
日常生活には大変なこともあるが「介護によって得るものは多くて、いい体験をさせてもらっていると思います」という恵利さん。「『悔いのない見送り方』というのはなかなか難しいと思うのですが、これだけ母のそばにいて、母とコロコロ笑いながら楽しい会話をいっぱいできていたら、別れた後もこの体験がきっと私の残りの人生の糧になると思うんです。母はとても人間ができていて、『私は幸せ者だ~』が口癖。そんな母に接する私の方こそ幸せ者だなと思いながら過ごしています」

減量で新型コロナのリスク低減か 新たな研究報告も

2022-01-15 12:00:00 | 日記
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(CNN) 新型コロナウイルスの感染、重症化、死亡リスクは太りすぎの人ほど高いことが知られている。減量によってそのリスクが低減することを示す、新たな研究結果も報告された。
新型コロナ感染症のパンデミック(世界的大流行)が始まる前から長年、肥満は米国人の健康を脅かしてきた。米国人の予防可能な死因として、喫煙に続く2位に位置している。
その危険性は、新型コロナによってさらに高まる。新型コロナによる入院患者の3割が肥満だとする研究報告もある。
ボストン市内の肥満治療クリニックでは、パンデミックで待機リストの患者が大幅に増え、すでに1000人を超えた。十数人の専門スタッフでも手が回らない状態だ。
昨年8月に発表された研究によると、体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)で肥満に分類される人はそうでない人に比べ、新型コロナに感染するリスクが46%も大きかった。入院のリスクは113%増、集中治療室(ICU)に収容されるリスクは74%増、そして死亡リスクは48%増に達した。研究チームによれば、BMIが1ポイント増えるごとに、リスクは増大するという。
米疾病対策センター(CDC)の研究でも、重症化リスクが最も低いのはBMIが正常と過体重の境目に近いグループで、そこからBMIが上がるにつれてリスクが増大するという結果が出た。英国で690万人あまりのデータを分析した研究でも、同様の結果が報告されている。
減量で新型コロナのリスクは低減するのか
減量でリスクを低減できるかどうかを比較する臨床試験は倫理上、ほぼ不可能とされるが、減量の効果を過去にさかのぼって調べた大規模な研究の結果が先ごろ、米医師会の外科専門誌「JAMAサージャリー」に発表された。
減量手術用の医療機器を扱うメドトロニック社の出資で、2万人あまりの対象者を6年間以上、追跡した研究だ。
そのデータによると、新型コロナの検査で陽性反応を示す率は、減量手術を受けたグループが9.1%、受けていないグループが8.7%だった。手術したグループは新型コロナで入院したり、酸素吸入が必要になったり、重い症状を示したりする率が低いことも分かった。
研究チームは、新型コロナの重症化に対し、肥満は「修正可能なリスク要因」だと指摘。重要なのは減量手術そのものでなく、体重を減らすことだとしたうえで、体重が減れば重症化や死亡のリスクが大幅に抑えられると結論付けた。
なぜ肥満が脅威なのか
専門家によれば、肥満がリスク要因となる理由はいくつか考えられる。
脂肪細胞が蓄積すると体内の免疫システムに悪影響を及ぼし、慢性的な炎症が起きる。血液も固まりやすくなり、横隔膜の下に脂肪がたまって心臓が動きにくくなる。脂肪が胸郭を圧迫して、普段から呼吸が浅くなっているのも、重症化の一因となり得る。
特に、腹部にたまる内臓脂肪が増えるとコレステロール値が上がりやすく、動脈硬化の原因にもなる。体重が何キロ減ったかより、腹囲が何センチ減ったかが重要とされるのは、このためだ。
専門家らはまた、太り過ぎの人が2~3キロ減量しただけで、糖尿病や高血圧が改善することもあると強調。新型コロナ対策として、減量にワクチン接種ほどの効果はないものの、メリットがあることは確かだと訴えている。

悠仁さまの高校進学に浮上する“皇室特権” 学力テストなしで「筑附高」への特別ルート

2022-01-15 11:00:00 | 日記
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学力テストなしで筑附に進学が可能
本格的な受験シーズン到来を前に、秋篠宮家のご長男・悠仁さま(15)の進学先選びが注目を集めている。本命と目されるのは筑波大学附属高校。だがその進学方法には、「皇室特権」という批判が起こりかねないのだ。
***
悠仁さまの進学先としてにわかに脚光を浴びている筑波大学附属高校は、東大合格者が例年30人近くに上る都内きっての進学校である。目下、波紋を広げているのは、悠仁さまが進学に使われると目されている“特別ルート”の存在だ。
悠仁さまは現在、お茶の水女子大学附属中学校に通われているが、筑波大とお茶の水女子大は2017年から「提携校進学制度」を導入している。これにより面接や書類審査などを経て、学力テストなしで両大学の附属校への転入が可能になる。
「この制度が新設されたのは、悠仁さまが中学進学を控えておられた時期。一部では、お子さまを筑附中に進学させたい紀子さまのご意向が働いたのではないか、と噂されました。ただ、その頃に小室圭さんの母親の借金問題が持ち上がり、秋篠宮家に対する風当たりが強くなった。世論の誤解を招かないように、悠仁さまはひとまず内部進学を選ばれたのだと思います。今回、改めて注目を集めるこの制度は、5年間の時限的な試みとされ、ちょうど悠仁さまの高校進学のタイミングをカバーしている。それゆえ、この制度を使って進学すれば、“皇室特権”との批判が生じかねないのです」(宮内庁担当記者)
以前にも疑念の声が……

悠仁さま(他の写真を見る)
「週刊新潮」2022年1月20日号
ネット書店で購入する
悠仁さまのお茶の水女子大附属幼稚園への入園が発表された09年にも、“皇室特権”の疑念の声が上がっている。同幼稚園入園のためには、本来、抽選や集団テストなどを通過して、倍率10倍以上の狭き門をくぐり抜ける必要があるが、さる宮内庁関係者によれば、
「悠仁さまは一般入試を経ずにこの幼稚園に入園されています。というのも、当時の紀子さまは、日本学術振興会の名誉特別研究員として、お茶の水女子大に設けられた専用の研究室で健康問題に関する調査・研究に取り組まれていました。同大では、女性の教員や研究者を支えるため、その子どもを附属の学校に受け入れる“特別入学制度”が設けられており、悠仁さまの入園に際しては、この制度が適用されたのです」

筑波大学附属中学校・高等学校(他の写真を見る)
お茶の水女子大学が特別入学制度を新設したのは、悠仁さまの合格が決まるわずか1年前のことで、悠仁さまは制度適用の第1号となられた。つまり、悠仁さまが入園を控えた時期に、たまたま特別入学制度が設けられ、さらに今回タイミング良く設けられた制度で高校に進学されようとしているというわけだ。


「2回目より強い倦怠感と腕の痛み」医療従事者が語るワクチン3回目副反応の症状と対策

2022-01-15 10:00:00 | 日記
下記の記事は女性自身様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

感染力の強いオミクロン株が日本でも猛威をふるい始めている。
 
「感染拡大を防ぐ鍵は、やはりワクチン3回目接種(ブースター接種)です。日本では2回目の接種から原則8カ月以上間隔を空けるとされてきましたが、高齢者施設などを対象に接種の前倒しが進められています。感染力がデルタ株の5倍とされるオミクロン株の流行を食い止めるには、ワクチン3回目接種をスムーズに進めることが不可欠。時間との戦いです」
 
そう語るのは、藤田医科大学病院の岩田充永副院長だ。
 
ワクチン3回目接種は、医療従事者を対象に、昨年の12月1日からスタート。藤田医科大学病院でもすでに2,000人以上が終えており、岩田副院長も接種済みだという。
 
3回目の接種と聞いてまず気になるのは、ワクチンの副反応についてではないだろうか。
 
厚生労働省の発表によれば、“おおむね2回目と同等”とされている3回目接種の副反応だが、症状別に見ると「接種部の痛み」「倦怠感」「筋肉痛」の発症率は2回目よりも上がっていることがわかる。
 
では、実態はどうなのだろうか。すでに3回目接種を終えた岩田副院長と、同病院の看護師さんに、どんな副反応が出たのか、それに対してどう対処したのか、話を聞いた(全員3回の接種はすべてファイザー製ワクチンを打っている)。
 
「2回目の副反応のときよりも、接種部分の腕の痛みが強く出たため、痛み止めとして『カロナール』を飲みました」(岩田副院長)
 
岩田副院長は接種から5~6時間後に症状が出て、まるで五十肩になったのではないかと思うほど、腕が上がらなかったという。
 
岩田副院長と同様に、接種部の腕の痛みが強く、さらには強い倦怠感が現れたという人も。
 
「3回目の接種から12時間後に発熱し、38.9度まで上がりました。2回目接種のときは24時間後に発熱したので、症状が現れるまでの時間が短いと感じました。さらに2回目接種のときよりも、接種部の腕の痛みと倦怠感が強かったため、『ロキソニン』を飲んで対処しました」(49歳女性・看護師)
 
また、コロナワクチンの副反応ではあまり聞かない症状に悩まされたという声もあった。
 
「1、2回目のときよりも症状が強く、接種から12時間後に38.0度の高熱と、関節痛、倦怠感が現れました。特に苦しかったのは“吐き気”と頭痛です。対処の仕方は2回目の副反応のときと同じく、解熱鎮痛剤の『カロナール』を飲みました」(40歳女性・看護師)

【グラフ】ファイザー製ワクチン-副反応の発生率
■3回目接種で、初めて発熱・倦怠感が出た人も
 
なかには、1、2回目とも副反応がみられなかったにもかかわらず、3回目で初めて症状が現れたという人もいる。
 
「3回目接種の翌日に、37.2度の微熱が出ました。1、2回目の副反応は特になかったのですが、今回は倦怠感もありました」(54歳女性・看護師)
 
3回目接種後の副反応と対処法について、岩田副院長は次のように話す。
 
「ワクチンの副反応については個人差があるので、2回目で副反応が出なかった人でも、3回目接種後に出る可能性は十分に考えられます。解熱鎮痛剤を用意しておくことや、翌日は仕事を休めるよう事前の配慮を行っておくことをおすすめします」(岩田副院長・以下同)
 
強い副反応が現れることもある3回目接種だが、それを考慮しても、打つことによって得られるメリットは大きいという。
 
「2回目のワクチン接種によって得られた抗体価は、接種から約3週間後にピークを迎え、それ以降は時間がたつにつれて下がっていくことがわかっています。3回目のワクチン接種で、抗体価を再び感染予防に十分な水準まで高められます」
 
横浜市立大学附属病院・先端医科学研究センターの研究では、抗体価は2回目接種6カ月後にはピーク時と比較して約90%も減少するという研究結果が示されている。
 
しかし、ワクチンを2回打てば重症化を予防する効果は得られるとの報道もあるが……。
 
「たしかに、2回接種で重症化はある程度防ぐことができます。しかし、デルタ株の5倍とされるオミクロン株の感染力はけっして看過できません。感染者が5倍に増えれば、それに比例して重症化する人も増え、医療現場のひっ迫につながってしまう恐れがあるためです」
 
デルタ株が広がった第5波でも、病院で治療を受けられず、自宅療養中に患者が亡くなってしまうケースが多くあった。
 
また、自分だけでなく、まわりにいる高齢者など大切な人を守るためにも、3回目の接種をするべきだと岩田副院長は話す。

■交差接種でもワクチンの効果に大差はない
 
読者世代でも、早い人であれば1月中に3回目の接種を受けることになる。厚労省は「ファイザー製」と「モデルナ製」のワクチンを認証しているが、副反応と併せて気にかかるのが「交差接種」に関することだろう。
 
1、2回目と異なるメーカーのワクチンを打つ「交差接種」は、はたして本当に安全なのだろうか?
 
「交差接種に関しては、基本的に心配する必要はないと考えます。どちらもm-RNAという、同じ種類のワクチンであり、一部では交差接種で抗体量に差が出ると報じられていますが、ワクチン効果に違いはほとんどありません。たとえるなら、60点で合格のテストにおいて、96点か、97点で競っているイメージです。供給量にも限りがあり、今の段階ではメーカーを選択できる可能性は低いとみられますが、とにかく打てるものから接種する心がまえでいてほしいです」
 
感染爆発、医療現場崩壊といった悲劇を繰り返さないためにも、迅速なワクチン接種と、一人ひとりの感染対策が重要性を増しているーー。
 
■医療従事者6人が語る「3回目接種」体験談