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「実は雨漏りしやすい」タワマン老後を楽しみにする人を待つ悲惨な末路

2022-01-10 15:30:00 | 日記
下記の記事はプレジデントオンライン様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

タワーマンションと低層マンション、どちらのほうが住みやすいのか。住宅ジャーナリストの榊淳司氏は「タワーマンションは維持費も通常の2倍以上かかり、コストが大きい。建て替えも困難であるため、30年後にはほとんど廃墟になっている可能性が高い」という――。
※本稿は、榊淳司『ようこそ、2050年の東京へ 生き残る不動産 廃墟になる不動産』(イースト新書)の一部を再編集したものです。

写真=iStock.com/y-studio
※写真はイメージです


日本にあるマンションの95%が建て替え不可能
オフィスビルというのは、古くなったら建て替えればいい。
これは実に簡単な話である。ところが、分譲マンションはそう簡単に建て替えられない。
理由は、オーナーが何人もいるからである。オフィスビルや賃貸マンションというのは、基本的にワンオーナーである。持ち主が一人、あるいは一社なのだ。複数の場合でも、せいぜい数人か数社。
そのオーナーが「建て替える」という意志を持てば、あとは資金だけの問題となる。仮に、そのオフィスビルや賃貸マンションの立地が、都心や近郊の不動産的評価として一等地であった場合、銀行が喜んで建て替えの資金を貸してくれる。
もちろん土地を担保に差し出さなければならないが、それでもマンションに比べれば建て替えは容易である。
それが、マンションの場合はそんなに簡単ではない。簡単でないどころか、かなり難しい。
そして、日本中の95%以上のマンションは、現行法上では実質的に建て替えは不可能なのだ。こう書くと、多くの人は不思議に思われるだろう。
104万戸あるマンションのうち建て替えられたのは300件
東京の都心を歩けば、新しく建て替えられているマンションがいくつもあるではないか、と考える人がいそうだ。しかし実際のところは、2020年の4月時点において、全国で建て替えられたマンションは、準備中も含めて300件に満たないのだ。


これは国土交通省が把握している全国の旧耐震基準(1981年以前の建築確認基準)のマンションの総数である約104万戸に比べると、ほんのわずかでしかない。
東京の街角で見かける建て替えられたマンションは、非常に幸運な300事例未満の中の一つなのだ。では、なぜマンションが老朽化しても建て替えられないのか。
簡単に説明しよう。
日本は私有財産をかなり強力に守る国である。これは日本国憲法第29条で明記されている。よほどの公益的な理由がない限り、この国では国民の持つ私有財産権を制限することはできない。
マンションの区分所有権も立派な私有財産権に当たる。高いお金を払って購入した(区分所有権を得た)マンションの住戸は、私有財産として制度的にしっかりと守られている。
ところが、マンションは鉄筋コンクリートで作られた頑丈な建物ながら、必ず老朽化する。建物ができて何十年も経過すると、日常の生活に支障をきたすほどに老朽化する場合もある。
そうなると、区分所有者の多くは「建て替えたい」と考えるようになるはずだ。マンションを建て替える場合、最も大きな問題はお金である。要するに、建て替える資金を誰が出すか、という問題だ。


東京の高級住宅街であれば建て替えは可能
東京の真ん中にあるマンションなら、この問題を易々
やすやす
と解決できたりする。
その仕組みを説明すると、以下のようになる。まず、建て替えがうまくいくのは、容積率が余っている場合がほとんどだ。容積率とは、その土地に建てられる建物の床面積が土地面積と比べてどれくらいになるか、という比率のことだ。
これは基本的に市区町村などの行政が定めている。例えば面積が1000平方メートルの土地の容積率が400%だったとすると、その土地には床面積の総計が4000平方メートルまでの建物が建てられることになる。
仮に港区高輪にある容積率400%の地域に、敷地面積1000平方メートルで築50年超のマンションがあって、たまたま容積率が半分ほど余っていたとする。
つまり、その土地では延べ床面積が4000平方メートルの建物までが建築可能だけれども、その老朽マンションの現況床面積は2000平方メートルだったという場合だ。
この場合、新しく床面積が4000平方メートルのマンションに建て替えても、元の住民に前と同じ面積の住戸を配分したうえで、残り2000平方メートル分の住戸を誰かに販売することができる。
港区高輪あたりだと、新しく建築した2000平方メートル分のマンション住戸がけっこうな値段で販売できるので、残り2000平方メートル分の建築費までそこから出すことができる。元の住民は1円も払わずに、ピカピカの新しいマンションを手に入れられることになる。
相対的に元の住民が所有している敷地の持ち分は半分になってしまうが、それでも新しいマンションがタダで手に入るわけだから、計画に反対する人はほとんどいない、というわけだ。
容積率が低く高齢者の多いマンションは建て替えられない
ところが、築50年超のマンションが港区高輪ではなく、東京都下の郊外某市にあったとする。仮に私鉄の最寄り駅から徒歩12分、容積率を調べてみると、まったく余っていなかったら……。
この場合、このマンションを建て替えようとすると、費用はすべて現在の区分所有者の負担となる。
今の建築費相場観から推計すると、マンションを新たに建て替えるには取り壊し費用も含めて、1戸当たり約2500万円が必要となる。他に、建て替え期間中の仮住まい費用まで発生する。
「そんなお金はないから、建て替えなくてもいい」建物が老朽化しているということは、そこに住む区分所有者も少なからず高齢化している。特に郊外型の分譲マンションは、区分所有者の入れ替わりが少ない。
新築時から暮らしていて高齢化した方の中には、建て替え費用を負担できる人もいれば、年金でギリギリに暮らしている人もいる。

写真=iStock.com/banabana-san
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こうして区分所有者同士で建て替えについての意見が賛成と反対に分かれた場合は、どうなるのか。
現実的には、ほとんど建て替えは不可能となるのだ。
現行の区分所有法をはじめとした諸法規では、全区分所有者の5分の4が変わってが賛成すれば、建て替えを決定することが可能である。最後まで反対する人の住戸は、強制的に買い上げることができるという規定もある。しかし、そこまでして建て替えているケースは稀まれである。

ほとんどのマンションは自己負担で建て替えるしかない
だいたいからして、各自が約2500万円以上を負担する建て替え決議案に、全区分所有者の5分の4が賛成するケースは少ない。
というより、私は今までにそのような「全額負担」で建て替えたケースを知らない。
建て替えたら、負担した約2500万円よりもはるかに資産価値評価が高い住戸を得られるようなケースなら、5分の4まで賛成者を増やせるかもしれないが、先に上げたように「東京都郊外の○○市、駅徒歩12分」の場合、約2500万円以上の資産価値評価になるケースは少ない。
今後はさらに、こういった条件が厳しくなりそうだ。
このように現行法の規定では、マンションの建て替えはかなり困難である。それでも、マンションの老朽化は日々進んでいく。
では、どうすればいいのか。私も日々この問題を考えているが、うまい解決策はない。ある程度私有財産権を制限するような法規を新たに設けるか、現行法の運用規定を変えていくしかないだろう。
そうした法規制の緩和で、よりスムーズに建て替えが進むようにするのだ。私有財産権を一部制限するなどの法規制緩和が実現したとしても、費用の問題は残る。
マンションはあくまでも私有財産であり、そこに公的な資金は注ぎ込めない。建て替えるにしても、費用負担は各自の自己責任でまかなうしかないのだ。
タワマンの建て替えは非常にやっかい
そんな未来を考えると、区分所有のマンションというのは何とも不安定な住形態である。
これは東京だけではなく、日本全体を悩ます問題になりそうだ。そして東京には、さらに厄介やっかいなタワーマンションという、区分所有のモンスターのような建物が何百棟もある。
実のところ、タワマンは普通の板状マンションに比べて、さらに深刻な老朽化問題を抱えそうなのである。2050年頃の東京を考える時、都市を形作っている様々なハードの中で、最も問題が深刻化していそうなのがタワマンではないかと考える。
タワマンも、基本的には普通のマンションと同じく区分所有法が適用される。そこに何も違いはない。だから建て替えの時には、全区分所有者の5分の4(現在は4分の3)が賛成しなければならない。
もちろん、費用の問題も普通のマンションと同じだ。まだ例がないので何とも言えないが、タワマンの場合は建物の取り壊し費用が通常型の2倍程度になるのではないか。
取り壊しただけで、おおよそ1住戸当たり1000万円見当である。これだけでも相当に厄介だ。お気づきだとは思うが、タワマンで「容積率が余っている」という事象はほぼありえない。
それどころか、規制緩和の特例をいくつも重ねて建設されているのがタワマンである。2050年時点でそうした規制緩和がなくなっていた場合、多くのタワマンが既存不適格にさえなってしまう可能性がある。
それがタワマンというものなのだ。つまり、タワマンには未来における「幸運な建て替え」はありえないと言っていい。


タワマンの寿命は45年で尽きる
次に、タワマンにはやたらと維持費がかかる。管理費や修繕積立金は通常タイプのマンションに比べると、だいたい倍だと思っていい。
そして当然ながら、タワマンも大規模修繕が必要である。必要という以上に、プレハブのパネルを張り合わせるようにして外壁が作られているタワマンは、その隙間から雨漏りがしやすいという弱点がある。
だから15年に一度くらいの割合で、必ず外壁の修繕補修工事をすべきだろう。これにはかなりの費用がかかる。それでも、これをやらないと雨漏りだらけのマンションになりかねない。

写真=iStock.com/Motortion
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タワマンがやたらと増え出したのは、2000年前後からである。その理由は、1997年に建築基準法の大きな改正があって、タワマンが作りやすくなったことだ。
その頃から猛烈な勢いで東京にタワマンが増え出した。私はかねがね「タワマン45年寿命説」というものを唱えている。前述のように、タワマンは15年程度の年数ごとに、外壁の補修をともなった大規模修繕工事が必要である。
1回目の築15年頃の工事では、せいぜい外壁とその他劣化部分の修繕補修でいいはずだ。2回目の築30年頃の工事では、上下水道の配管を取り替えたほうがいいだろう。縦管はもちろん、各住戸の給湯管も取り替えるべきだ。これにも多額の費用がかかる。
3回目の大規模修繕工事は、スケジュール通りだと築45年あたりになる。2000年頃から竣工ラッシュを迎えた東京のタワマンにとって、その時期は2050年頃になるのではないか。
特注のエレベーターに多額の費用がかかる
2回目、もしくは3回目の工事では、エレベーターの交換があるはずだ。30年から45年も経過すると、エレベーターもさすがに交換時期である。
何といってもエレベーターは人の命を預かって運ぶ装置だ。安全性には特に配慮すべきである。タワマンのエレベーターは、すべてが特注である。
数十階を行き来するようなタワマンのエレベーターは、既製品化できないからだ。交換の際にも特注でメーカーに作ってもらうしかない。これにも当然、多額の費用が発生する。
多くのタワマンの管理組合は、これらの費用負担に見合った額の修繕積立金を徴収していない。だから、ほとんどのタワマンが築30年前後にくる2回目の大規模修繕工事の時には、すでに資金不足に陥っているはずだ。
そこを銀行融資などで乗り切っても、築45年前後の3回目の大規模修繕工事が実施できるだろうか。そう考えると、2050年頃には3回目の大規模修繕工事が実施できないタワマンが、東京の街で目立ってくるのではないかと予測する。
考えたくはないが、タワマンが廃墟化すると、東京の街にとってはかなり厄介なお荷物になる。それにしてもタワマンという住形態は、建造物としても区分所有のコミュニティとしても、未完成で未知な部分が多すぎる。我々はタワマンという異形の住形態の、壮大な耐久実験をしているようなものなのだ。

2050年には大量のタワマンが廃墟化する
そして、どうやらこれは厄介なことになりそうだ、という未来も見えてきた。最悪の場合、タワマンは廃墟となる。少なくとも現行法規では救いようがない。
そうなれば、もちろん資産価値もなくなる。廃墟化の危機を迎えたタワマンが立ち並ぶ2050年の東京。今からでも何か対策は立てられないものかと考えるが、良い考えは出てこない。

榊淳司『ようこそ、2050年の東京へ 生き残る不動産 廃墟になる不動産』(イースト新書)

できることがあるとすれば、これ以上はタワマンを作らないことだ。また、現に所有しているのなら早めに手放したほうがよい。
そもそもタワマンとは、限られた敷地に多くの住戸を作るために作られた必要悪のような存在である。であるにもかかわらず、所かまわずに建てられたのは、デベロッパー側に「儲
もう
かる」という強烈な理由があったからだ。
だから、敷地が余っている湾岸の埋立地にまで建ててしまった。考えてみれば相当に無責任なことである。2050年にそういったタワマンが廃墟化の危機を迎えているのであれば、それは製造者責任として開発分譲したデベロッパーに、それなりの負担を課すべきではないのか。
  • 榊 淳司(さかき・あつし)
  • 住宅ジャーナリスト
  • 1962年、京都府生まれ。同志社大学法学部および慶應義塾大学文学部卒業。1980年代後半のバブル期以降、四半世紀以上にわたってマンション分譲を中心とした不動産業界に関わる。一般ユーザーを対象に住宅購入セミナーを開催するほか、新聞や雑誌に記事を定期的に寄稿、ブログやメルマガで不動産業界の内幕を解説している。


定年後に「だれからも声をかけられない寂しい老人」になる人の共通点

2022-01-10 13:30:00 | 日記
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定年後の人間関係をうまく作れない人には共通点がある。営業コンサルタントの大塚寿さんは「はやくに出世競争から降りた人は定年後が充実していることが多い。一方、出世レースに最後まで残った人は、会社員時代の意識が捨て切れず、定年後の人間関係でつまづきやすい」という——。
※本稿は、大塚寿『50歳からは、「これ」しかやらない』(PHP研究所)の一部を再編集したものです。

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勝ち負けにこだわる生活はストレスフル
出世レースは、すでに40代で決着がついてしまっているものです。もし、自分がそのレールに乗っていないとしたら……40代の頃はそれを気に病んだかもしれませんが、50代になったら、むしろ幸いだと思うべきです。
というのも私の経験上、50代あるいはそれ以前で「出世競争から降りた人」のほうが、最後まで出世レースに参加した人よりも明らかに楽しい定年後を送っているからです。
常に勝ち負けにこだわり、ライバルと張り合い、数字に一喜一憂する生活は、おそらく、人間にさまざまなストレスを与えるのでしょう。それが突発性難聴、パニック障害といった病気として現れた知人は何人もいます。原因不明の病気として知られるメニエール病になった人も、片手では足りないくらい知っています。

「病気」がむしろ幸いすることも
ただ、自分自身でそうした生活の問題に気づくことができるのはむしろまれかもしれません。多いのはやはり「病気」によって身体が悲鳴を上げたケースです。
大手システム会社に勤めるNさんは、メニエール病と腎臓結石を患い、駅で倒れて救急車で搬送されたことすらあるほどのストレスを抱えていたそうです。しかし、そんな中で面談した産業医から「何をそんなに怖がっているの?」と問われ、はっとしたそうです。
「考えてみれば、退院後は無事、職場にも復帰できていたし、なんとなれば自分が働けなくなっても奥さんも働いているので、その収入でなんとかなる。必要以上に不安がることはない」……そう気づいたことで、気持ちが一気に楽になったそうです。
今はシニアスペシャリストとして、後進の育成や指導に励む毎日を送っています。
定年後の人間関係作りがうまくいかない人の特徴
このNさんの話からもわかりますが、会社人間から脱却して「自分の人生を取り戻す」ためには、「自分は一体何に不安を感じているのか」を知ることがとても重要です。その結果、「別に出世なんかしなくてもなんとかなる」と開き直ることができれば、不要なストレスからは解放されるはずです。

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ただ、ここで邪魔になるのが「勝った、負けた」という二元論的思考法です。出世レースに残ったほうが勝ち組で、そうでない人は負け組。その思想に縛られているうちは、いつまでたってもストレスから解放されません。
ただ、そんな勝ち負けはあくまで、あと10年もない会社員生活の間だけの話。その後の30年に関してはむしろ、「負けるが勝ち」とすら言えます。
例えば、出世レースに最後まで残った人は、どうも会社員時代の意識が捨て切れず、定年後の人間関係作りがうまくいかないケースが多いのです。一方、「失敗した人」「病気をした人」は、比較的すんなりとコミュニティに入っていける人が多いようです。
人間関係を縮める鉄板の話題は「失敗話」。そして「病気話」です。
「あのとき大失敗して役職外されちゃってさぁ」「ある日突然、天井がぐるぐる回って……」などという失敗談を面白おかしく語れる人は、すぐに周りと打ち解けることができるでしょう。
人生とは、勝ち負けの二元論では到底、理解できるものではないのです。


「やり切った感」がないと次に進めない
とはいえ、せっかく長い時間を費やしてきた仕事です。「やり切った」という思いを持って会社人生を終えられるかどうかは、その後の人生に大きな違いをもたらします。いわば「総仕上げ」をどうするか、という話です。
役職定年や出向になったあと、モチベーションが落ちたことでどうしても仕事をする気力が起きず、そのままダラダラと定年までの時間を過ごしてしまった……という後悔は、本当にいろいろな人から聞きます。やはり人は何かをやり切った充実感があればこそ、次に進めるのかもしれません。
では、何を「総仕上げ」とするのか。これはもちろん人それぞれです。会社からそういうお題を与えられているならいいのですが、多くの場合は自分自身で考え出す必要があるでしょう。
その代表的なものは、「現場の知恵の継承」です。マニュアルが存在していないような分野では、ここに大きなニーズがあります。
第一線ではないから成し遂げられる仕事もある
もう一つは、仕事そのもので足跡を残すということです。
少々前の事例で恐縮なのですが、部品会社に勤めるWさんの話をご紹介したいと思います。
大塚寿『50歳からは、「これ」しかやらない』(PHP研究所)
その会社は長年自動車部品を作ってきたのですが、売上的にはじり貧でした。一方、当時は電気自動車(EV)の黎明期で、これから市場が拡大することが予想されていました。
しかし、ガソリン自動車とEVでは、販路が違います。現役世代は現在の顧客の維持に精いっぱいの状況。そこでWさんは、自分がこのEV関連の取引先を開拓することを「ビジネス人生の総仕上げ」とすることにしたのです。
そして実際、その道筋をつけたうえで、Wさんは定年退職。現在ではこの会社のEV事業は大きな柱に育っているそうです。
このように第一線ではないからこそ、成し遂げられる仕事もあるはずです。


「集大成」があったからこそ、定年後が輝く
もう一つ事例を紹介しましょう。
地方市役所の住民課にて、課長として50代を迎えたKさんが注力したのは「民間への窓口業務委託」でした。
民間への窓口業務委託はその必要性が叫ばれているとはいえ、法律で制限がされていることに加え、個人情報の取り扱いなどもあり、実際にはそう簡単な話ではないというのが現実です。だからこそ、Kさんはこれを公務員としての集大成と位置づけて尽力し、見事に成し遂げました。
Kさんは定年後、大学での就職担当者として新たなキャリアをスタートさせましたが、この経験を学生に話すことで学生を勇気づけているそうです。50代の集大成がその後の人生にも役立つことがわかる好例だと思います。
会社に貢献し、かつ、自分の人生にも大いに意味を持つ「集大成」はどんなことか。ぜひ、考えてみてください。

  • 大塚 寿(おおつか・ひさし)
  • 営業コンサルタント
  • 1962年群馬県生まれ。リクルートを経て、サンダーバード国際経営大学院でMBA取得。現在、オーダーメイド型企業研修、営業コンサルティングを展開するエマメイコーポレーション代表。

肥満でコロナが重症化する意外なワケ スタンフォード大が発表

2022-01-10 12:00:00 | 日記
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 新型コロナウイルス感染症の重症化が肥満症の人に多いのは、ウイルスが脂肪細胞に直接感染するから……というスタンフォード大学の研究結果が話題になっています。

 アメリカでは新型コロナが重症化して死亡した人は、圧倒的に黒人やヒスパニック先住民族が多く、白人やアジア人を大きく上回っています。これまでその理由は黒人やヒスパニックに肥満症が多いこと、さらにそれと併発した糖尿病や心臓疾患などの既往症が大きく関係していると考えられていました。

 ところが今回の研究結果では、新型コロナウイルスが脂肪細胞と、さらに脂肪の中にある免疫細胞にも直接感染することで、急激な体の防衛反応によって強い炎症が引き起こされ、重症化してしまうと説明しています。

 この研究はまだほかの研究者によって査読されていませんが、もしこれがはっきりと証明されれば、これまで謎だった既往症がまったくない若い肥満症患者の重症化についても説明がつくことになります。
それだけではなく、さらに期待されているのは新たな治療への道です。

研究では新型コロナウイルスは脂肪細胞を好み、細胞中にすみついて増殖するとしていますが、だとすればそれを集中的に叩けばいいと考えられるからです。これは特に“肥満大国”アメリカにとっては朗報と言えると、記事を掲載したニューヨーク・タイムズはコメントしています。

アメリカではこれまでにコロナで亡くなった人は79万を超えていますが、アメリカ人の4割以上が肥満症という状況が大きく関わっていることが改めて浮き彫りになりました。

一方で、肥満症が人口のわずか4%の日本で死者が1万8000人なのも、この説明なら、納得できると言っていいかもしれません。
シェリー めぐみ
ジャーナリスト、テレビ・ラジオディレクター
横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

小室眞子さん NY移住1カ月の誤算…新居が観光名所化、犯罪件数も急増

2022-01-10 11:00:00 | 日記
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「あ、あそこじゃない!? 小室圭さんと眞子さんが住んでいるところって!」
 
現地で生活する日本人カップルだろうか。30代とおぼしき女性がタワーマンションを指さした。さらにその後、SNSにでも掲載するつもりなのか、マンションの前で笑顔で記念撮影をする日本人女性たちの姿も……。
 
小室圭さんと眞子さんがニューヨークでの新婚移住生活を始めてから1カ月ほどが経過した12月12日の昼ごろの情景だ。夫妻の住むマンションは、すっかり地元の観光名所になってしまっていた。現地在住の邦字新聞記者はこう語る。
 
「小室夫妻が住む、マンハッタンのヘルズキッチン地区には、ハドソン・ヤード(ショッピングモールなどもある複合施設)があります。ハドソン・ヤードへ行くついでに夫妻のマンションに立ち寄る人々も増えているのです。
 
イギリスの大衆紙『デイリー・メール』が夫妻の住居をかなり詳細に報じ、その後、日本人や日系人を中心に、ネットで住所情報が拡散しています。眞子さんは自由に外出や買い物ができる生活を求めて、海外移住を決断したそうですが、ここまで有名になってしまうと、外出しづらくなってしまいますね……」
 
しかし、この邦字新聞記者の心配は杞憂だったのかもしれない。小室夫妻が2人そろって自宅から現れたのは、この日の夕方だった。
 
「(2人を)目撃したのは、ヘルズキッチンの自宅マンションから出てきたところです。(現地時間)12日16時ごろで、肩を並べて歩いていきました」(現地のカメラマン)
 
当日はかなり冷え込んでいたというが、眞子さんもNYの冬の寒さに早くも順応しているのか、コートも着ず、グレーのニットだけという軽装。本誌は眞子さんがモスグリーンのコートを着ている姿も目撃している。この色はかなりお気に入りのようだ。この日は、眞子さんのスカートがモスグリーン、小室さんはニットがモスグリーンと“ペアルック”だった。
 
夫妻の現地生活について前出の邦字新聞記者が続ける。
 
「NY新居の最有力候補だった物件は、同じマンハッタンでも家賃80万円でした。しかし、その家賃が報じられたことと、小室さんの司法試験不合格が重なり、家賃40万円のワンベッドルームの物件に急きょ変更することになったと聞いています。
 
アメリカにやってきた王族夫妻といえばヘンリー王子とメーガン妃です。そのイメージが強かったためか、私たちも小室夫妻の質素な生活ぶりには驚いています。いつも徒歩で移動しているようですし、着ているものもカジュアルなものばかり。WEBサイトでは眞子さんが購入したハンガーが注目されたこともありました。スリムで、クローゼットスペースを有効活用しやすい品だったからだそうです。小室さんが弁護士資格を得て、収入が上がるまでは、“倹約生活”を送っていくということなのでしょうか」
小室夫妻が目撃されたラーメン店
 
■目撃されたNYラーメン店を取材すると……
 
12月15日には東京スポーツも夫妻の“NY倹約生活”を1面で報じている。11月中旬の渡米直後に、日本の有名チェーン「一風堂」のNY店でラーメンをすすっていたという目撃談だ。確かにヘルズキッチンにある「IPPUDO」は夫妻のマンションから歩いて数分ほどの場所にある。NY在住の日本人ジャーナリストに取材を依頼した――。
 
店は昔ながらのアパートメントビルの半地下にあった。店内にはバーもあり、飲みながらラーメンを待っている人々で混雑していた。平日だというのに席はすべて埋まっていて38分待ち。かなりの人気店のようだ。
 
さっそくフロアマネージャーに、小室夫妻の来店情報について取材してみると……。
 
「私も毎日この店に来ているわけではありませんし、残念ですが、勤務していた時間帯には(小室夫妻は)いらしていないのではないかと思います。しかし、日本のロイヤルファミリーが来てくださるのであれば、事前にご連絡いただければ敬意を表しておもてなしいたします」
 
有名人もよく訪れるというが、当人からの要請がないかぎりは“特別扱い”しないのがNY流だという。日本発祥のチェーン店だが、前菜もオーダーすることができ、ラーメン店というよりは“ラーメンレストラン”というイメージ。日本人観光客はほとんどおらず、小室夫妻が人目を気にする必要もなさそうだ。
 
ラーメンの値段は20ドル前後。ベジタリアン向けなのか“トーフチャーシュー”というトッピングもあった。チップも入れれば1人30ドル、約3,400円は日本の感覚では決して安くはないかもしれないが、故国を遠く離れた眞子さんにとって、“息抜き”にはもってこいの店なのではないだろうか。
観光地化した小室夫妻の自宅周辺
 
■新居の周囲ではヘイトクライムが3.5倍に
 
「小室夫妻は何年も前からNY移住を計画していたそうです。しかし自宅の住所が知れ渡ってしまって観光地化してしまったこと、また『デイリー・メール』や『ピープル』などの有名海外メディアまで、その動向を記事にしていることは夫妻にとって誤算だったのではないでしょうか。
 
さらに言えば、地域の犯罪件数の急増も計算違いだったと思います。小室夫妻のマンションはセキュリティはしっかりしていますが、一歩外に出ると安全とは言い難い状況です。
 
特にアジア系に対してのヘイトクライム(人種や民族などを理由とした暴行など)は増えています。12月8日付の新聞でも54歳日本人女性看護師が地下鉄で黒人に襲われて入院した事件が大きく取り上げられていました」(前出・邦字新聞記者)
 
ニューヨーク市警の資料によれば、この1年間(’20年12月から’21年12月まで)で発生したヘイトクライムはニューヨーク市全体で479件。前年が248件だったのに対し、倍近くになっている。
 
小室夫妻が住む地域を管轄している分署内でも4件から14件と、3.5倍になっているのだ。また、この地域では殺人などは横ばいだが、軽犯罪や軽窃盗罪も急上昇している。
 
夫妻のマンションから道を挟んだ向かい側では、ホームレスが店の前で寝ていたり、日だまりに暇そうな男性らが集まって、通行人たちに剣呑な視線を送っていた。
 
「ヘイトクライム急増の理由の1つは、コロナ禍による経済悪化や人心荒廃だと思われます。『デイリー・メール』が道に迷う眞子さんの姿を報じていますが、いつ犯罪に巻き込まれてもおかしくない状況で、とても心配しています」(前出・邦字新聞記者)
 
小室夫妻が移住生活の誤算を修正するためにはどうすればよいのだろうか。
 
「まだ新居に入って1カ月ですが、新しい部屋を見つけるしかないと思います。もっと治安のよい地域でセキュリティも万全な物件に転居するためには、小室さんが弁護士になるか、眞子さんも働くかという収入アップが必要となりますが……」(前出・邦字新聞記者)
 
希望の移住先で遭遇した“安全をお金で買わなければならない現実”に、元内親王は何を思うのか。


オミクロン第6波「3月初旬ピーク」の衝撃予測! 感染爆発は2カ月続き、症状に“脳の霧”も

2022-01-10 10:00:00 | 日記
下記の記事は日刊ゲンダイデジタル様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

今後のオミクロン株の感染拡大について「相当厳しい状況がやってくる」(愛知県の大村秀章知事)と危機感が募る中、米ワシントン大医学部の保健指標評価研究所(IHME)が日本の今後の感染状況について衝撃的な予測をしている。

1日あたりの新規感染者数の推移を示したグラフは、3月初旬まで急激に上昇。現時点から1カ月後には約10倍、さらにそこから1カ月後の3月4日にはピークに達する見込みだ。おととしの年末に始まった第3波は昨年1月10日にピークを迎えたが、今回の第6波は今から2カ月間、感染拡大が続く可能性がある。

さらに予測グラフは「人口の80%がマスクを使っている場合」も「新型コロナワクチンを2回接種した人が3回目接種を打ち終えた場合」も、3月4日には1日あたりの新規感染者数が現在の約25倍に上ると試算している。4日の全国の新規感染者数に基づけば、3月初旬には2万8775人に達する計算だ。感染対策やブースター接種を徹底しても、感染者が急増する恐れがある。

西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)がこう言う。

「米国では1日の新規感染者が100万人を突破してしまいました。市中感染が各地で確認されている日本も、感染拡大を止める術はないのではないか。1日あたり1万~2万人の感染者が出てもおかしくありません。唯一救いがあるとすれば、感染力が強くても病原性が比較的弱い可能性があるということぐらいでしょう」広告

英国内のオミクロン株感染者の半数に「ブレーンフォグ」


オミクロン株について、SNS上で「ただの風邪」と楽観視する声が上がる一方、英国では気になる症状が報告されている。

英ヘルスサイエンス企業の「ZOE」の調査によると、英国内のオミクロン株感染者の半数に主な症状として、鼻水、頭痛、倦怠感、くしゃみ、咽頭痛に加え、思考力の減退を伴う「ブレーンフォグ」(脳の霧)が見られたという。この症状になると、頭にモヤがかかったような状態になり、思考力や集中力が著しく低下するといわれている。


「ブレーンフォグ」はコロナ感染者の後遺症の特徴と指摘されてきたが、ZOEの調べでは鼻水や頭痛などと同様に「一般的な症状」として表れるという。オミクロン株はデルタ株に比べて入院や死亡リスクが低い可能性があるとはいえ、決して「ただの風邪」と侮れないのだ。

「体調を崩したときは往々にして思考力は鈍るものですが、後遺症になってしまうとなると話は別です。過剰な心配は無用ですが、感染拡大は止められないと思って行動した方がいいでしょう」(中原英臣氏)

昨春は3月下旬から第4波に見舞われた。今から始まる第6波が今まで以上のビッグウエーブにならないよう、用心するに越したことはない。