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中村玉緒 長女が車いす生活に…81歳で直面した悲痛の逆介護

2022-01-25 15:30:00 | 日記
下記の記事は女性自身様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

批判のなか開催された東京オリンピック、次々現れる新型コロナウイルスの変異株、大谷翔平が大リーグで日本人2人目となるMVPを獲得するなど、これまでになく激動の年だった2021年。
 
芸能界でも衝撃的な事件が次々と起こっていたーー。本誌が目撃してきた数々のスクープのなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介したい。
 
今年3月にYouTubeチャンネルを開設するなど、80代となっても新しい分野への挑戦を続ける中村玉緒。しかしその裏でまさかの事態に直面していた。事務所社長を務める娘が車いす生活を送っていたのだーー(以下、2021年5月25日号掲載記事)※年齢は掲載当時のママ
 
「私の部屋に(現れて)……、『お兄ちゃん、何しているの?』と言ったら、ファーと私の部屋から消えたんですよ」
 
兄・坂田藤十郎さん(享年88)との別れについてそう語ったのは中村玉緒(81)。
 
テレビ局関係者は次のように語る。
 
「3月に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、初めて実兄の逝去について胸中を明かしたのです。玉緒さんによれば亡くなった日に、藤十郎さんの霊魂が会いに来てくれたそうです」
 
坂田藤十郎さんが亡くなったのは昨年11月12日のこと。だが玉緒にとって“肉親の悲劇”はそれだけではなかった。その数日後に長女・Aさん(58)が体調不良のために玉緒の個人事務所の代表取締役を辞任したのだ。
 
玉緒の古くからの知人によれば、
 
「玉緒さんが個人事務所を設立したのは’00年。強烈な天然キャラクターにより、バラエティ番組の人気者になった後のことです。長女・Aさんは10年以上も社長を務め、玉緒さんを公私ともに支えてきました。しかし病気のために歩行も困難になり、社長を退任せざるをえなくなったのです。
 
そのため代表取締役には81歳の玉緒さんが就任しました。役員は玉緒さん、Aさん、そして長男の鴈龍さんという家族経営の会社でしたが、鴈龍さんも2年前に亡くなっています。振り返ってみると、玉緒さんの半生は“家族の不幸やトラブル”に翻弄され続けていますね……」
■玉緒の波瀾万丈な家族…勝新の借金、長男が孤独死
 
梨園の名門の出身で、お嬢さま女優として人気を博していた玉緒が、勝新太郎さん(享年65)と結婚したのは’62年。2人の間にはAさんと鴈龍さんが生まれている。
 
前出の知人が語るように、勝さんとの結婚生活は波瀾万丈だった。玉緒自身はインタビューで、次のように語っている。
 
《ときどき、「なんで離婚しなかったんですか?」と聞かれます。倒産、莫大な借金、大麻事件、そのほかにもあまりにも大きな出来事が次から次へと起きるので、その日その日、目の前のことを解決するだけで精いっぱい。離婚する暇がなかったんです。本当に、どういうはずみで離婚したらいいのかわからない感じでした》(『婦人公論』’14年6月22日号)
 
’97年に勝さんが、下咽頭がんで逝去した後は、14億円という借金が残されたが、バラエティ番組出演や、プロデュースした着物の販売などで完済したという。
 
「玉緒さんの家族への愛情深さはよく知られています。亡くなった勝さんについては“生まれ変わってもあの人といっしょになりたい”と言っています。また’82年に長女と長男が大麻の密売で逮捕された際にも『罪は憎くても子供たちのことは憎めない』と語っていたそうです」(芸能関係者)

直撃に応じる玉緒の長女・Aさん
 
■事務所社長の長女が体調崩し、車いす生活に…
 
しかし前述のようにインタビューで“大きな出来事が次々に起きた夫との半生”について振り返ったその後も、安息の日々は訪れなかったのだ。
 
前出の知人はこう語る。
 
「玉緒さんにとって息子・鴈龍さんを一人前の俳優にすることは長年の悲願でした。バラエティ番組で共演したり、自分の出演する舞台のプロデューサーに頼み込んで、鴈龍さんにも役をもらってあげたりしていたのです。しかし80歳という年齢も近づくなかで玉緒さんも苦渋の決断を下さざるをえませんでした。『私が面倒を見ている限り、あの子が立ち直ることはない』と考え、経済的援助を打ち切ったのは’17年ごろと聞いています。
 
しかし、その2年後の’19年に鴈龍さんが急性心不全で亡くなってしまいました。当時、鴈龍さんは名古屋で一人暮らしをしており、連絡が取れないことを不審に思った友人が部屋を訪れ、亡きがらを発見したそうです。溺愛していた息子に先立たれてしまったことは、玉緒さんにとっては、勝さんと死別したとき以上の打撃でした。そんな傷心の日々を送る玉緒さんを近くで支えていたのが、母一人子一人になったAさんだったのですが……」
 
玉緒とAさんは、東京都心のタワーマンションのなかの別々の部屋で暮らしている。
 
’19年に本誌は、鴈龍さんとの絶縁問題について玉緒に取材を試みた。その際に事務所社長として、そして娘として、Aさんが玉緒に代わって毅然として記者に対応する姿も印象的だった。
 
「お父さんに似たのでしょうね。Aさんは勝さんのように豪放磊落で、ふくよかです。かつては女優として活動しており、勝さんの主演ドラマなどにも出演していましたが、ある時期から母・玉緒さんの付き人や個人事務所の社長として裏方に徹するようになりました。玉緒さんと同じように、かなり話し好きなので、明石家さんまさんが“あの2人(玉緒とAさん)の前では俺も黙る”と言っていたというエピソードもあるほどです」(前出・芸能関係者)
 
しかし、そのAさんの体調が悪化したのは昨年秋ごろのことだったという。前出の知人が続ける。
 
「車いす生活となり、事務所の社長は退任することになりました。Aさんは独身で子供もいません。81歳の玉緒さんが、逆に娘さんの“介護”をしなければならなくなってしまったのです」
 
今年5月、本誌はAさんが自宅マンションから外出する姿を目撃した。この日はエントランスからタクシーに乗り込むだけだったためか、車いすは使用していなかったが、足をひきずるようにしてゆっくりゆっくりと進む姿は、かなりつらそうだった。靴を履くこともままならないのか、サンダルを履いていた……。


“家族の悩み”から解放される日はいつくるのだろうかーー
 
■所属事務所も体調不良を認める
 
玉緒の個人事務所に問い合わせたところ、担当者は次のように答えた。
 
「Aさんが昨年秋に社長を退任したのは事実です。健康問題やコロナ禍の影響もありました。歩行が大変? そうですね……、しかし具体的な病名は申し上げられません」
 
現代の日本では、ひきこもりのために働かない50代の子供を80代前後の親が養う、「8050問題」が深刻化している。
 
ひきこもりではなかったにせよ、長男・鴈龍さんが働こうとしていなかったため、かつて同じような問題に直面していた玉緒。その長男の逝去から2年、再び子供をサポートする事態が生じた。
 
現在Aさんの自宅マンションのローンもまだ残っており、玉緒も仕事を辞められる状況にはないようだ。長女に代わり、個人事務所の社長に就任しただけではなく、新しい仕事にも挑戦している。
 
「この数年は映画やドラマへの出演はありませんが、今年3月にはYouTubeチャンネル『中村玉緒の今日のことは今日で忘れる』を開設しました。5月10日時点で8本の動画を配信しています。81歳という年齢を考えれば、かなりハイペースと言えるのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)
 
中村玉緒が“家族の悩み”から解放される日はいつくるのだろうかーー。

保険に入りまくる人が多分わかってないカラクリ

2022-01-25 13:30:00 | 日記
下記の記事は東洋経済様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

近年、会社員の副業として人気を集めている不動産投資。「ギガ大家」こと末岡よしのりさんは、なんと個人で1000戸以上を所有する、不動産投資のカリスマとして知られる一人です。『金持ち列車、貧乏列車 成功者だけが持つ「切符」を手に入れる方法』は、そんな末岡さんが大切にしている、最速でお金持ちになるノウハウ・心がまえをまとめた一冊。ここではとくに重要なポイントを抜粋してご紹介します。

お金持ちはみんな金を保有している
インドや中国の人は金(ゴールド)が大好きです。結婚式などでも金の指輪やネックレスを贈りあうなど、金のアクセサリーには目がありません。
この背景には、数えきれないほど他民族の侵略を受けてきた大陸の歴史があります。

「幻冬舎plus」(運営:株式会社 幻冬舎)の提供記事です
家具や美術品と違って、金の装飾品は逃げるときにも邪魔になりません。
いつ国外に追い出されるかわからない生活を長年続けてきたユダヤ商人も、再起できるだけの金貨を服の裏地に縫い付けていたそうです。
金を一定量持つことはお金持ちの間では常識となっています。それは、金がどんな不測の事態でも財産を確保する「保険」としての役割をはたしてくれるからです。
実は、私たちが使っている紙幣や硬貨の価値はとても不確かなもので、過去に何度も紙クズ同然になってきました。日本では1946年に行われた「新円切り替え」の政策により、それまでのお金は、ほぼ無価値になっています。
また、2018年に南米ベネズエラで起きたハイパーインフレは、一説にはインフレ率が250万%に達したと言われています。これは、今まで100円だったパンが250万円になったということです。長年、コツコツと貯金していたような人にとっては悪夢のような出来事が現実に起きたのです。
このような事態に備えて、お金持ちは財産の一部を金に換えています。金は人類の歴史が始まってから5000年間、一度も価値がなくなったことがないからです。
有史以来、人類が採掘した世界中の金をすべて集めても、50mプール3杯ぶんにしかならないそうです。まさに、金は「輝き」ではなく、「稀少性」に価値があるのです。
ただ、金にも弱点があります。まず、普段の買いものには使えないので、必要な場合は現金に両替する必要があります。また、金を買っても不動産のように売買で利益を上げるのは難しく、家賃のような定期収入もありませんから、資産が増えることもありません。つまり、資産を増やしたい人にとっては、手を出しづらいのです。
タクシー会社が自動車保険に入らない理由
トラックやタクシーなどを扱う運輸会社の多くが、実は保険に入っていないことを知っていますか?
ここでいう「保険」とは、テレビで盛んにCMをしている「任意加入の自動車保険」です。たとえば、トラックを1600台保有している運送会社の場合、もし保険に加入するなら必要な保険料は年間約6億8100万円と試算されました。
一方、この会社で実際に対人・対物の事故賠償で使われた金額は、年間約1億6200万円だったのです。つまり、保険料を支払わず単純に積み立てておき、事故の際にはそこからお金を払うようにすると、なんと年間5億円以上も節約できるのです(柳原三佳『自動車保険の落とし穴』朝日新書)。
ですから、多くの運輸会社は自動車保険に入りません。わざわざ高い保険に加入しなくても、お金を積み立てていれば事故が起きてもはるかに安くつくからです。
同じように、あなたが住宅ローンを組んで家を買ったとすると、生命保険に入る必要はありません。住宅ローンを組む際は自動的に、「亡くなった時点で住宅ローンが完済される」という特殊な生命保険に加入させられます。

『金持ち列車、貧乏列車 成功者だけが持つ「切符」を手に入れる方法』(幻冬舎)。書影をクリックするとアマゾンのKindle版購入サイトにジャンプします
つまり、あなたに万一のことがあれば数千万円の価値がある不動産が家族に残されるわけですから、無理に高いお金を払って別の生命保険に入る必要はないのです。
家のローンを払い終わった後も、生命保険に入る必要はありません。
残された家族にお金が必要なら、その家を売却すればいいからです。
とにかく、日本人は保険が大好きです。生命保険から医療保険、最近は年金保険や収入保障保険といったものまで毎日のようにテレビCMが流れています。その結果、日本人のおよそ80%が生命保険に加入しているという状況になりました。
海外の生命保険の加入率は、アメリカで約50%、イギリスは約25%、ドイツは約40%といいますから、日本の加入率がいかに高いかがわかるでしょう。
末岡 よしのり : パーフェクトパートナー株式会社代表取締役

病気のサインになる「ウンチの色」注意すべき3色

2022-01-25 12:00:00 | 日記
下記の記事は東洋経済様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

自分のウンチ、毎日きちんとチェックしているだろうか。

当記事は、『OCEANS』の提供記事です。元記事はこちら
「見ていない人が結構いると思うのですが、便には病気のサインが隠れていることも。自分の便の状態をきちんと知っておくことが大事です」と話すのは恵比寿クリニックの宗林祐史院長。
なかでも注意したいのが色だという。どんな病気が隠れているのかを詳しく聞いた。
湯葉色のウンチが危険な理由
──ウンチの色ってそんなに大切なんですか?
宗林祐史/内科、消化器科、循環器科、人間ドッグなどを行う恵比寿クリニックの院長であり、肝臓のスペシャリスト。丁寧な診療とわかりやすい説明に定評がある(写真:OCEANS編集部)
例えば、意識のない急患が運ばれてきたとき、血液検査で貧血が判明したら、僕らは肛門に指を突っ込んで、便の色を確かめます。そして、便の色が黒い場合は胃潰瘍からの出血を考えて輸血や胃カメラの準備をします。それぐらい便から得られる情報は多いんです。
──そうなんですね! ちなみにヤバいウンチの色とは?
気をつけたいのは3色。まずはレモンイエローのような白。湯葉みたいな色ですね。
(写真:OCEANS編集部)
──湯葉ですか……。
ウンチが茶色い理由は、肝臓で作られる胆汁という消化液がもとになっています。ところが肝臓が炎症を起こしたり、胆汁の通り道である胆管が詰まると、胆汁が腸の中へ排出されなくなるので、ウンチは白くなります。
──胆管はなぜ詰まるんでしょうか?
1つめの理由は胆石です。ただ、この場合はお腹が痛くなったり、吐き気がするので、ウンチが白くなる前にわかります。もう1つは膵臓がんや胆道がんの腫瘍が胆管を圧迫した場合。このケースでは便が白くなる以外に、ほぼ症状がないこともあります。
ちなみに行き場を失った胆汁は、体内に吸収されるので、肌や白目が黄色くなったり、紅茶のように茶色い尿が出たりします。ただ、こちらも徐々に黄色くなっていくので、自分では気付かない人が多い。やっぱり便の色がいちばんわかりやすいですね。
──がんが原因で便が白くなったときには、手遅れですか?
これは難しいところです。例えば胆管から離れたところに腫瘍ができた場合は、胆管は圧迫されず便は茶色いままなので、がんの発見が遅れることもある。そう考えると、胆管の近くに腫瘍ができた方が、助かる確率は高いともいえます。こればかりは運としか言えません。
そのときどきの病気の悪性度合いなどによりますので、白い便だからいいとか悪いというわけではありません。
赤色は原因が特定しづらい
──ウンチだけに運というわけか……。ほかに気を付けるべき色はなんでしょう?
赤です。こちらは想像がつくと思いますが、血です。
──痔ですか?
ケチャップのような赤い便が出たときは、痔核、がんなどの腫瘍、腸炎(潰瘍性大腸炎、コレラや食中毒の感染症腸炎)などの可能性がある(写真:OCEANS編集部)
それもありますが、ほかにも要因はあります。例えば腸炎です。食中毒やO-157などの感染性腸炎、そして虚血性腸炎と呼ばれる腸の炎症です。虚血性腸炎とは、腸の血管が詰まって、腸が炎症を起こす病気です。
お腹が痛くなって、トイレに行くとバッと血が出るのが虚血性腸炎によくあるパターン。ほかにも、安倍晋三元首相がかかった潰瘍性大腸炎もあります。腸炎の場合は、お腹が痛い、熱がある、下痢が赤いなど、ほかの症状も一緒に出ることが多いですね。
──肛門から血が出るって怖いですね。
例えばお尻を拭いたとき、ちょっとだけ血が付いていたとします。「これぐらいならいいか」と思う人も多いのですが、腸は長いので、出血源が腸の奥であれば、肛門にたどりつくまでに血液の量が減っていき、排便する頃には少ししか付いていないということも考えられる。
つまりトイレットペーパーに付いた血は少しだけど、腸の中は血まみれということもあります。そうなるとある日突然貧血で倒れたりします。見た目の血の量と、腸の中の血の量の相関関係は医師でないとわかりませんから、お尻から血が出たら、すぐに病院に行ってください。
──ものすごく怖くなってきました。
いずれにしても血が出たり、健康診断で急に貧血が進んだ場合は、腸内から出血している可能性も考え、1度は大腸カメラをしてほしいですね。
そして3つめの危険な色は黒です。
黒い便は、胃系の病気の可能性あり
──焦げ茶みたいな感じですか? 身に覚えあり……。
明らかに真っ黒の場合は要注意(写真:OCEANS編集部)
いえいえ、そんな程度ではありません。油の膜が張ったような緑がかった黒で、黒色便やタール便とも呼ばれるほど真っ黒です。
こちらは胃や十二指腸など、消化管の出血が考えられます。胃炎や胃潰瘍、胃がんのことが多いですね。
「OCEANS」編集部
──胃炎や胃潰瘍の場合はやっぱり痛いですよね。
普通は痛みがありますが、ない人もいますし、痛くても大したことはないと思っている人もいます。いつも胃やお腹がムカムカしている人も要注意ですね。
──なるほど、気を付けます! ところで形やニオイがおかしい場合はどうでしょう?
ウンチの形はブリストル・スケールと呼ばれる分類があって、なめらかなソーセージ状の便が正常です。コロコロした便は、腸に止まっている時間が長かったということ。つまり、便秘の可能性が高いですね。
逆に下痢のようなビチャビチャの便の場合は、食物繊維の摂取量が少なかったり、腸内細菌の環境が不調なことが考えられます。
ニオイは食べたものに寄与しますので、肉が多い食事をしている方は臭くなります。ただ、形も臭いも病気に直結するものではありませんので、バランスのいい食事をして、ストレスをためず、適度に運動すれば大丈夫です。
ウンチには、思った以上にいろいろな情報が詰まっていることが判明した。便チェックを毎日のトイレの新習慣に加えてみよう。
取材・文/林田順子


「開かれた皇室」は間違いだったのか “私”重視を生んだ自由教育と失われた神秘性を検証

2022-01-25 11:00:00 | 日記
下記の記事はデイリー新潮オンライン様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

令和の皇室に襲い掛かった「小室問題」。その“起源”ともいうべき「開かれた皇室」の広がりを体現するかのような家風で知られた秋篠宮家は、戦後最大ともいえる皇室危機の“当事者”となってしまわれた。背景には何があったのか。
***
昨秋の渡米から間もなく2カ月。小室夫妻はニューヨークの地に根を下ろし、新生活を満喫している様子である。小室さんは来月に「正念場の再受験」を控えるものの、報じられる現地での表情には悲壮感など皆無。眞子さんともども、見て取れるのはもっぱら解放感といった趣である。
渡米の前、10月下旬の入籍日に行われた結婚会見では、眞子さんの体調を考慮して質疑応答は急遽中止、夫婦が一方的に思いの丈を述べる場と化してしまった。特筆すべきは、その数時間前まで皇族のお立場にあった眞子さんが、あたかも国民を敵と味方とに分断するかのような物言いを繰り返していた点である。
皇室制度史に詳しい所功・京都産業大学名誉教授は、
「一般の人々は、ふだん自分や身近なことにしか思いが至りません。しかし、天皇の視線の先には、つねに国民全員、国家全体があります。それを知る多くの国民が、皇室を敬愛しているのだと思われます」
そう前置きしながら、
「昭和天皇の侍従が、東京を襲った台風について“台風は過ぎ去ったようでご安心ください”と申し上げたところ、天皇は“その台風はどこへ行ったのか”と問い返されたそうです。たとえ東京から去っても、国内の別の場所にある限り安心できないと仰ったわけです。長年お仕えしてきたこの侍従も、陛下はいつも国民すべてに心を寄せておられることを、あらためて思い知らされたと語っています」
一方の国民もまた、
「多くの人々には“陛下や皇族方は国民全員、国家全体を気にかけて下さっている”という信頼感があるのだと思います。ところが眞子さんは、会見などで一部の人々から『誹謗中傷』を受けたと、これまでにない強い言葉を使いました。世の中にはいろいろな意見を持った人がおり、皇室はそうした国民全体をご覧になり包み込んでこられたのです。しかし眞子さんは“結婚を支持してくれる人はよいが、非難する人は困る”というメッセージとも受け止められかねない発言をしてしまった。それが国民の分断に繋がりはしないかと心配しています」(同)
自由な家風を黙認してきた国民も…
会見の日、秋篠宮さまは「類例を見ない結婚」「誠に申し訳ない気持ちでおります」など、慶事にあって異例の談話を発表されたのだが、所氏は続けて、
「とても辛いお気持ちだろうと拝察いたします。秋篠宮さまには、これまで“自分たちは内廷皇族ではないから、ある程度自由にしてよい”というお考えがあり、子育ても本人任せにしてこられたのかもしれません」
そう指摘するのだ。
「ところが、お父上の退位により兄君が即位されると、男子のない兄君の後にご自分が皇位を継承しなければならないことになられました。これまで秋篠宮家の自由な家風を黙認してきた国民も“これでいいのか”という疑問を抱くようになったのではないでしょうか。皇室は、国民の“お手本であってほしい”という期待に応え、信頼され尊敬されてきました。その皇族で次の天皇となる皇嗣の長女が、公的に品位保持を放棄して“私”を優先させるような形の結婚をした。そのあり方に、国民が失望してしまったのだと思われます」(同)
秋篠宮さまの行動原理
今回の騒動でクローズアップされたことの一つに、皇族のお振る舞いにおける「公」と「私」がある。多くの国民の理解を得ないまま結婚に踏み切り、戦後初めて婚姻の儀式を経ずに皇籍を離脱することとなった眞子さんは、あわせて一時金も辞退。まさしく皇室の歴史を塗り替えてしまったわけである。加えて、小室家の抱える金銭トラブルにおいては、皇族でありながら民間人同士の争いに介入、挙げ句一方に肩入れして仔細な指示を出していたのである。
にわかに信じ難いこれらの振る舞いは、いかなる“行動原理”に基づくのか。
「ひとくちに皇室といっても、お一人ごとに個性やお考えの違いはあるものです」
とは、慶應義塾大学の笠原英彦教授(日本政治史)。
「なかでも秋篠宮さまは“皇室ももっと自由であるべき”“国民にもっと近づくべき”とお考えになっていたのではないでしょうか。こうしたお考えをもとに、お子様方の教育でも学習院にこだわらない学校選びをされたのだと思います」(同)
秋篠宮さまもまた、在学中に知り合われた紀子妃とは自由恋愛を成就されてご成婚。昭和天皇の喪が明ける前に婚約発表をなさるなど、従来のしきたりに囚われないお振る舞いが目立った。
皇室の“神秘性”
「よく言えば“自由度が高い”ということですが……」
さる皇室ジャーナリストは、そう言いながらも、
「ご自身がそうであったように、大学で将来の伴侶に出会うこともあります。となると学習院に進んだ方が、皇室への理解も深く、お立場をよく理解しているお相手に出会える可能性が高まるのは言うまでもない。ところが眞子さんと佳子さまはICUに進まれ、悠仁さまも現在まで学習院とは無縁。これは先々、皇室のあり方に関わってくる問題となるかもしれません」
果たして眞子さんは、皇室という伝統への理解を欠く「王子」に共鳴し、異国へと発ってしまったのである。先の笠原教授が言う。
「国民と共にあろうとするお考え自体は悪くありません。特に秋篠宮さまは女のお子様方が、将来皇室を離れても大きな落差を感じずに暮らしていけるようにと、一般の感覚や自由を尊ばれたのだと思います。ただ、どうしても国民との違いがはっきりしなくなってしまい、やや近づきすぎてしまった面は否めません。いかに国民との距離が近くなっても、やはり皇室には宮中祭祀などに起因する“神秘性”があります。よい意味で畏れ多く、近寄りがたい存在。超えることのできない一線が存在するという感覚は、非常に大切だと思うのです」
皇族の結婚は私的なものか
昨秋、お誕生日に際しての会見で秋篠宮さまは、眞子さんについて、
〈皇族でいる間、常に公的なものを優先してきている〉
そう述べられていた。が、皇室制度に詳しい小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授は、あらためて言うのだ。
「秋篠宮さまご自身に“これからの皇族はもっと自由でいい”といったお考えがあるのでしょう。天皇家の次男ということで、ご自身がお若い頃から比較的自由に過ごされ、お子様方にも“自主性を重んじる”との名目で、学習院にこだわらない教育を施してこられました。ところが女性宮家の話などが浮上し、自由でなくなる可能性が生じたことで、皇室から出たいと願う気持ちを眞子さんが強く持ったとしても不思議ではありません」
“公より私”を選んだとして眞子さんが批判されたのも、
「自由恋愛そのものより、コロナ禍のなか強引に結婚を進めようとしたことが、国民の理解を得られなかった原因だと思います。そもそも皇族方のご結婚とは、一連の儀式や品位保持のための一時金など公的な要素を含んでおり、全く私的なものとは言い切れません」
とのことで、
「一時金は“民間人となった後も皇室に連なる一員としての自覚をもって過ごして下さい”という趣旨で支給されるもの。これを受け取らないのは眞子さんのご判断ですが、だからといって品位保持に努めなくてよいということにはなりません。皇室から離れたとはいえ、元皇族としての品位を保つ責務は生涯負わねばならず、完全なる私人にはなり得ないのです」
小室さんの“道徳的資質”
“自主性”を重んじる家風と、皇室に受け継がれる「無私の精神」との齟齬は、3年前にも見受けられた。2019年3月、ICU卒業にあたり眞子さんの結婚について佳子さまが“結婚においては当人の気持ちが重要”“姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい”と文書回答なさり、物議を醸したのは記憶に新しい。海外の王室に詳しい関東学院大学の君塚直隆教授が言う。
「他国の王室に比べ、皇室の公務が少ないことも問題だと思います。例えば、イギリスの王族がトップを務めるなどして携わっている団体は約3千あるのに対し、日本は約80団体にとどまります。イギリスの王族は一人で数百団体を受け持ちながら、名誉職ではなく団体のトップとしての実務をこなしているのです」
一方、皇室においては、
「結婚前の眞子さんは『日本テニス協会』『日本工芸会』の総裁職を務めていましたが、やはり少ないと言わざるを得ません。“公”という感覚は、教育と経験によって培われるもので、自由な時間が多く、ご公務の機会も少なかった眞子さんにその意識が十分に育ったとは思えません。結婚して出ていくから皇族ではない、との理屈で済まされるものではなく、おのずと元皇族としての振る舞いが求められて然るべきです。秋篠宮家の中で、こうした“公”としての意識を養う教育がなされてこなかったからこそ、大多数の国民による反対の声も聞き入れず、眞子さんは小室さんとの結婚を進められたのだと思います」
国民と誠実に向き合い、疑惑に対して真摯に説明しようとしなかった小室さんには“道徳的資質”が欠けており、これが批判の声を強めたと君塚教授は指摘するのだが、秋篠宮家の事情を知る関係者が明かすには、
「17年5月に小室さんの存在が報じられる前から、秋篠宮殿下は『眞子が選んだ人だから』と、諸手を挙げて交際に賛成なさっていました。小室さんの経済力を危惧する声が上がっても、殿下は『パラリーガルでも構わない。二人で収入に見合った暮らしをしていけばいい』と仰り、まったく意に介されなかったのです。その年のお誕生日会見でも『非常に真面目な人だというのが第一印象』と述べておられたくらいですから、現在のお気持ちは察するに余りあります」
秋篠宮さまご自身も、ご結婚に際してはイレギュラーな形でご意思を貫かれた経緯があり、あるいは眞子さんの姿にご自身の過去を投影される場面もあったのかもしれない。が、その結果、皇室の歴史にとって決して喜ばしくない記録を残してしまった点は否めない。
教育方針が裏目に
この関係者が続けて、
「殿下には“兄(陛下)よりも自分の方が世知に長けている”といった思いがおありだと見受けられます。04年5月、皇太子時代の陛下がいわゆる“人格否定発言”をなさったのを受け、殿下はお誕生日会見で『会見の前にせめて陛下と話をするべきだった』『残念に思う』と批判なさり、“平成の壬申の乱”などと騒がれる事態となりました」
さらに18年秋のお誕生日会見で秋篠宮さまは、
「大嘗祭が公費で催されることに疑義を呈し、『身の丈にあった儀式にすれば』と、あたかも兄宮の儀式に水を差すかのような仰り方をされ、あわせて『宮内庁長官に言ったが聞く耳を持たなかった』と、異例の苦言も呈された。これらはいずれも“国民の思いに通じている自分が代弁した”という殿下ならではのお考えによるものでした。が、平成の大嘗祭におよそ22億5千万円の公費が支出されたのに対し、ご自身の宮邸の増改築費には約33億円が捻出されるなど、ご発言の“整合性”を問う声が上がったのも、また事実です」
ともあれ、宮家のご当主が天皇にならんとする兄君を軽んじるかのような言動をなされば、それを見て育つお子様方にも影響が出るのは道理である。18年10月に結婚した高円宮家の三女・守谷絢子さんは、
〈皇族の一員に生まれるということは、天皇、皇后両陛下をお支えすることだと教わりながら育ちました〉
と述べていた。この至言が眞子さんに響かなかったのだとすれば、その教育に遠因がありはしまいか。
「お子様方を学習院以外の学校に進ませなさったのも、皇室の伝統に対する“反発”だと拝察いたします。定められたレールではなく独自の道を好んで歩まれる殿下のご方針は、ご一家の家風にも反映されたわけですが、今回はその“一味違った教育”が、完全に裏目に出てしまいました」(同)
小室問題はいわば、秋篠宮家の教育の「集大成」ともいえよう。
再び起きる可能性も
そんな令和皇室の行方について『天皇はなぜ生き残ったか』などの著書がある東京大学史料編纂所の本郷和人教授(日本中世史)は、
「今回の問題が起こるまで、“開かれた皇室”や皇室の民主化は至極当然のことだと思っていました。ところが今回の一件を受けて、それが当たり前のことではないのだと思わされました」
と、驚きを隠さない。
「結婚は一生のことですから、一般家庭でも自分の将来を考え、ある程度の制約を設けて相手を選びます。ところが皇族方は本来、少なくとも生活の危機を考える必要がないため、自ら制約を課さなければ、どなたでもお相手としてOKとなってしまいます。そのように考えると、これまで皇室の方々が実践されてきた“制約がない中での慎ましい生活”とは、実に奇跡的だったともいえます」
本郷教授によれば「皇室と国民」の歴史は意外にも浅いのだといい、
「江戸後期になるまで、ほとんどの庶民は『天皇』という存在すら知りませんでした。それ以降、本居宣長らをはじめ国学が興ったことで、古事記などを読んだ人々が天皇を再発見したのです。“日本人とは何なのか”というアイデンティティ確立の過程で、庶民の側から天皇を“見つけた”わけです」
そして、その決して長くない国民との歴史の中で、
「上皇ご夫妻は積極的に国民と交流する場を持たれ、皇室の威厳や特別感はそのままに、親しみやすい皇室を作ってこられました。こうした皇室のあり方を保つためには、今後、何かしらの対策を講じる必要があるのではないでしょうか。さもなければ、同じような問題が再び起きてしまう可能性があります」
覆水盆に返らずとはいえ、こうした“類例を見ない”騒動を繰り返さないためには何をすべきか。

高齢者のオミクロン感染がヤバい 2回目ワクチンの効果消失で死者・重症者「激増」危機

2022-01-25 08:30:00 | 日記
下記の記事は日刊ゲンダイヘルスケアデジタル様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

 また医療崩壊が起きてしまうのか。若者に感染が広がっているオミクロン株が、とうとう重症化しやすい高齢者へジワジワと広がり始めている。高齢者の感染が増えているのだ。第5波でも最初に若者の感染者が増加し、遅れて高齢者に感染がうつっていった。このままでは、第6波も同じ道をたどりかねない状況だ。

■医療崩壊招いた第5波再来か

 全国で最も早くオミクロン株が拡大した沖縄県では、70歳以上の感染者の割合は4日時点で3.5%だったが、18日には8.3%に上昇。沖縄県疫学統計・解析委員会によると、18日に367人だった入院者数は、今週末までに650~750人に増える恐れがあるという。東京都の70歳以上の感染者の割合は現状、約4%だが、この先、沖縄同様、急速に拡大しかねない。

 ヤバいのは、高齢者の感染が増えることで重症患者が増加し、医療逼迫を招くことだ。既に東京都では19日時点で、国基準の重症者数が313人と、1週間前から約1.5倍以上に増えている。高齢者へのワクチンの2回目接種は、昨年7月末に対象の約8割が完了。すでに約半年が経過しているから、予防効果がほとんど消えている恐れがある。
 神戸大病院の研究チームが3回目接種を済ませた医師65人を調査。オミクロン株の感染を抑制する「中和抗体」の保有率は、2回目のワクチン接種の2カ月後は23%だったが、6カ月だと5%に低下するという。重症化しやすい高齢者の大半が“ノーガード”状態になっているということだ。昭和大医学部客員教授の二木芳人氏(臨床感染症学)はこう言う。

「現状はワクチン接種対象外の子供や、社会活動が活発な若年層に感染が広がっています。こうした若年層が家庭にウイルスを持ち込み、高齢者に感染させるリスクが高まってきています。オミクロン株は弱毒化しているといっても、抵抗力の弱い高齢者が重症化する可能性は拭いきれない。重症患者が次々と入院することになれば病床に余裕がなくなるだけでなく、多くの医療従事者が対応に当たらざるを得ませんから、医療崩壊を起こす恐れがあるでしょう。ブースター接種を早期に進める必要があります」

 医療崩壊を招いた第5波のように、入院できずに自宅で死を迎える患者が出てしまっては最悪だ。