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「物取られ妄想」に悩まされる認知症患者の頭の中

2022-01-19 15:30:00 | 日記
下記の記事は東洋経済様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

「財布盗ったでしょう!」
認知症にかかると、何も盗まれていないのに「物取られ妄想」を見る人がいる。なぜそんな考えに陥るのか? ここでは認知症患者が何を考えているのか、その「頭の中」を覗いてみよう。横浜鶴見リハビリテーション病院院長の吉田勝明氏による新書『認知症が進まない話し方があった』より一部抜粋・再構成してお届けする。

認知症の方の「頭の中」
想像してみてください。あなたは、たった一人で初めての海外旅行をしています。その国の言葉は一切わからず、地図もありません。それなのに、あなたは迷子になってしまいました。周りには知らない言葉を話す、見たこともない人ばかり。
「どうしたらいいんだ、これからどうなるんだろう?」
「ああ、情けない。一人じゃ何もできない」
「お願い、誰か私に気づいて! 話を聞いて!」
まさにこれが、認知症の方の思いです。特に認知症の初期では、ご自身の異変を自覚している方も多いといわれています。今まではラクラクできていたことができなくなり、誰かの手助けが必要となった現実を、「情けない」と嘆くのも当然です。
認知症の方は、病人であると同時に一人の大人でもあります。サポートしてくれる家族に対して「迷惑をかけて申し訳ない」、そして「何か役に立ちたい」と思っているのです。
記憶障害や見当識障害など、さまざまな不具合を抱える認知症の方が、「役に立ちたい」と考えているというと不思議でしょうか?
認知症を発症しても、一個人としての尊厳やプライドは消えません。一方的に面倒をかける存在ではなく、社会や他者のために貢献したいという、人として当たり前の思いがあるのです。
毎日接していると、余裕がなくなったり、疲れたりして難しいときもあると思うのですが、認知症の方に接するとき、尊厳やプライドの存在を、どうか忘れないでください。
以前、約300人の認知症の入院患者さんにアンケートを実施しました。「たまには院外にお出かけしてみたいですか?」と問うと、多くの方が、「はい、したいです」と答えました。
「自分の家に外泊したいですか?」の質問にも「はい」の答えの方が多数。ある方に、「どのくらいの外泊を希望されますか?」と聞くと「2、3日くらい」と答えられました。「では、退院を希望されますか?」と続けて聞くと、「いいえ、叱られちゃうから……」とおっしゃったのです。
認知症の方には、上手にできないことがいろいろあります。食事一つとっても、箸やスプーンがうまく使えなくなって食べこぼしたり、食べるときにクチャクチャ音をたてたり、お皿をひっくり返したり。
「2泊3日」ぐらいでしたら、家族から「よく帰ってきたね、おばあちゃん!!」と歓迎され、「あらあら、大丈夫?」と快く面倒を見てもらえる期間と、ご自身でも思っていらっしゃるのですね。
ただ、さすがに3日を過ぎると、家族もため息交じりになって、「汚いからこぼさないでください」「食べるときは音をたてないで!」と、叱られてしまうと感じている方が多いようです。
本来は自分のタイミングで自由に行えるはずの排泄でさえ、「おむつ替えが大変だから、おしっことうんちは一度にしてくださいよ!」と言われてしまうと、認知症の方の心が折れるのは当然です。
「喜怒哀楽」まで失うわけではない
「心が折れる? 認知症の人は何もわからなくなっているのに?」
これは全くの誤解です。認知症の方も、介護者と同じです。叱られると怖い、悲しい。できることならば、叱られるのは避けたい。認知機能が低下したからといって、喜怒哀楽の感情までなくなるわけではありません。ですから先ほどのエピソードのように、いくら家が恋しくても、退院ではなく2泊3日という期間限定の帰宅を望むのでしょう。
すべての人間は、人としての尊厳を保ち、心豊かな人生を送れるように、「QOL」、つまり「生活の質」を向上させることが重要です。
日々の介護に明け暮れていると、どうしてもつらいときが出てきて、忘れがちになってしまうこともあるでしょう。ただ、認知症の方であれ介護者であれ、QOLの向上は人として同等の願いであることを、心に留めておいていただけたら……と、思っています。
「認知症の人も、感情は欠落しているわけではないことはわかった。しかし、非常識な行動を起こされるとやさしくなどできない!」
介護者も認知症の方と同じく人間ですから、困ったことばかり起こされれば怒りがわき、叱りつけたくなるのも当然です。どうか、イライラしたり、「もう嫌だ!」と思う自分を責めたりしないでくださいね。
ただ、それでもお伝えしたいのは、認知症の方の困った行動には、なんの企みも悪意もないということです。
話が通じないのも、こちらを困らせる行動も、その人が意図的にやっているわけではなく、認知症の中の一つの症状なのです。
行為を受け止める側としては、「そんなことして、どういうつもり?」と言いたくなるでしょうが、「どんなつもりもない」のです。認知症の段階にもよりますが、基本的に問題となる行動を起こしたという自覚すらないと思ってください。
なぜなら、その自覚のなさこそが、さまざまな感覚や理性を司る脳の部位を侵されてしまう、認知症の本質なのです。認知症の行動・心理症状(BPSD)は「周辺症状」とも呼び、中核症状がもととなって現れます。ただし、認知症の方のもともとの性格や現在の心理状態、環境によって出方はさまざま。「あっちのおじいちゃんはおとなしいのに、なんでうちの父は!」などと、ほかの方と比較しないことも大切です。
たとえば、認知症の症状の一つに、勝手に出かけてしまい、その挙句に行方不明になってしまう危険性もある「徘徊」というものがあります。介護をする方にとって、精神的にも体力的にもつらい症状ですね。
「外に出ちゃダメだって言っているのに!」「どこに行くの! ここがあなたの家なのに!」と、いくら説得してもらちがあきません。
しかし、徘徊を繰り返す認知症の方には、その方なりの理由があるのです。よくあるのは、記憶障害および見当識障害のため「今」ではなく「過去」に戻ってしまい、現在の住まいが人の家のように居心地悪く感じるケース。
「人の家にずっといたくない」「自分の家に帰りたい」、だから「この家を出ねば!」となるわけです。ご本人にとってはまっとうな理由ですが、周囲からすると、徘徊という行動になってしまいます。
「物取られ妄想」に悩む人の頭の中
「財布盗ったでしょう!」と怒りだす「物盗られ妄想」は認知症の初期に多く見られますが、この時期は認知症が進行していく不安に苛まれがちなとき。
「大事なものはなくさないようにしよう」と、財布をしまうまではよいものの、その後、記憶障害によって「いつ、どこに、何をしまったか」が、丸まる欠落してしまうのです。
『認知症が進まない話し方があった』(青春出版社)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします。
それでも認知症の方の中には、「大事なものをなくしたくない」という強い思いは残っているので、欠落した記憶を補完するために、「誰かが盗んだに違いない!」と結論付けるのです。
そして、その「誰か」は最も親しい人、甘えても大丈夫な人……つまり、いちばん面倒をみている家人になってしまうことがほとんど。つらいですね。
このように、すべての困った行動は認知症がさせていること。「違うでしょ」「やめてよ!」「反省して!」と叫んでも、こられの行動が少なくなることは期待できないうえ、関係性が悪化するだけなのです。

高齢者の食事は「高カロリー」がいい意外な事情

2022-01-19 13:30:00 | 日記
下記の記事は東洋経済様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

「年寄りはたいして出歩かないし運動量も低いから、あまり食べなくてもいいんだ」
「年をとると代謝が落ちてエネルギーを使わなくなるから、食べる量は少なくてもいい」
みなさんの親御さんは、食事量が落ちた言い訳に、こんな理屈を並べてはいませんか? しかし、これはとんでもない誤解です。本当は、高齢者こそしっかり食べなくてはなりません。年々歳を重ねるごとに食事量を増やし、むしろ、若者より多めに食べて、しっかりエネルギーを確保していかなくてはならないのです。
※本稿は佐々木淳氏の著書『在宅医療のエキスパートが教える 年をとったら食べなさい』から一部抜粋・再構成してお届けします。

年をとると「病気」「炎症」にエネルギーが奪われる
いったい、なぜなのでしょう。そもそも、1日に必要なカロリー(エネルギー)は、その人の「基礎代謝+運動代謝」によって算出されます。基礎代謝は、心臓を動かしたり汗をかいたり呼吸を続けたりといった、24時間体を維持するために必要なカロリーです。
一方、運動代謝は、散歩をしたり仕事をしたり運動をしたりといった、1日に体を動かすのに必要なカロリーとなります。通常、基礎代謝は高齢になると若いときに比べてかなり低くなります。また、運動代謝のほうも高齢になると落ちるのが普通です。
では、高齢者は、基礎代謝や運動代謝が落ちるのにもかかわらず、どうして多くのカロリーが必要なのでしょう。
その理由は、高齢者の場合、基礎代謝に「障害係数」をかけ算しないといけないから。障害係数とは、簡単に言えば「病気や炎症などによって消耗されているエネルギー」のこと。年をとればたいていの人はいくつもの病気や炎症を抱えているものですが、それらが知らないうちにけっこうな量のカロリーを消費してしまっているのです。
がん患者がちゃんと食べているのにやせていくのは、「がんがエネルギーをどんどん消費している」から。要するに、病気や炎症にエネルギーを取られてしまっているのです。だから、病気を抱えている人は、その分よけいに食べてカロリーを確保しなくてはなりません。
いちばんわかりやすい障害係数の例が「発熱」です。風邪をひいて36.5度から38.5度に熱が上がったとしましょう。体温を1度上げるのに必要なカロリーは約200キロカロリー。2度で400キロカロリーです。つまりこれは、400キロカロリーを熱に取られてしまっているということであり、この場合、熱に奪われた400キロカロリー分をよけいに食べて、取られた分を取り戻さなくてはなりません。
お年寄りはわりと頻繁に熱を出すものですが、そういうときにこそよけいに食べてカロリーをつけていく必要があるということ。「食欲がないからおかゆでいい」なんて言っていてはダメ。熱に取られた分たくさん食べて、体力を取り戻すような方向へ考え方を変えなくてはなりません。
そもそも、高齢者はとくに病気を持っていなくても普段からたくさんカロリーを摂るよう心がける必要があります。それは、老化に伴い「体中のあらゆる箇所で、炎症が進んでいる」可能性が高いから。
さらに、病気の診断は下されていなくとも、高齢者の体はいたるところでさまざまな機能が「下り坂」となっています。そういった体の状態では、若い頃と同じように体を動かすにも、余計にエネルギーが必要となるのです。
さらに、もし何かの原因で入院してしまったら、非常に大きなストレスがかかり、一気に心身が消耗してしまうと考えられます。「入院10日で、7年分老化が進む」という研究報告もあり、一気に筋力が低下します。やせているお年寄りが入院すると、太っているお年寄りよりも「4倍も死亡率が高まる」というデータもあります。そういった「万が一のとき」に備え、普段からしっかり食べて「体重を蓄えておく」という考え方も必要でしょう。
私は高齢者の場合、若い人よりも多く食べるくらいでちょうどいいと考えています。これからは「年寄りの食事は少しでいい」なんていう古めかしい考えを180度くつがえし、「高齢者こそ若者以上に食べなきゃならない」という方向へ大方針転換していくべきなのです。
たんぱく質は「たっぷり」「回数を分けて」が効率を高めるコツ
また、高齢者はカロリーだけでなく、たんぱく質を摂るのにも「若者に負けずに食べる」というくらいの姿勢が必要です。それにしても、高齢者が筋肉を守り通していくには、いったいどれくらいのたんぱく質が必要なのでしょうか。それには、まず「筋たんぱく合成率」を考慮しなくてはなりません。
これはどれくらいのたんぱく質を摂ると筋肉合成が進むのかのパーセンテージのこと。高齢者の場合、筋肉を合成するには一度に多くのたんぱく質を摂らなくてはなりません。量で言うと、高齢者が筋肉を守っていくためには、体重が50キロなら1食当たり20グラム、1日当たり60グラムはたんぱく質が必要ということになります。
重要なのは、この「1食当たり」という部分。筋肉を守るためには、食事のたびに筋合成を刺激し続ける必要があり、「3食ともしっかりたんぱく質を摂る」ことが必要です。「朝と昼は軽めで、夜はしっかり」という人が多いかもしれませんが、朝を「食パンとコーヒー」だけで済ませていたり、昼を「コンビニのサラダとおにぎり」だけで済ませていたりしてはダメ。これでは、朝も昼もたんぱく質をほとんど摂取することができません。
たとえば、「朝は納豆とごはんとみそ汁」といった食事の場合、摂取できるたんぱく質は10グラム程度です。しかし、卵をひとつつけるだけでもプラス6グラムになりますし、豆腐をひときれつければ20グラムを超えます。
このように、「1日に60グラム、1食当たり20グラム」というラインは、普段から「たんぱく質をちゃんと摂ろう」と意識していれば、けっこう摂れるもの。感覚的な目安としては、1日に「両手山盛り一杯」の動物性たんぱくを摂るのを目標にするのがおすすめ。肉でも魚でも卵やチーズでも構わないので、両手で持って持ちきれないくらい山盛りの量を食べるようにするとよいでしょう。
市販のプロテインを摂取するのもいいと思います。プロテインといえば、かつては運動選手など一部の人のものでしたが、いまはコンビニやスーパーなどでもパックのプロテイン飲料が置かれています。ほかにも、最近はたんぱく質を強化したヨーグルトなど、さまざまな食品が増えているので、そうした食品を日々の生活に取り入れて摂取していけば、かなりの量のたんぱく質を上乗せできることになるはずです。
しっかり食べることは、人生の幸せにつながる
これまで見てきたように、多くのお年寄りが抱いている「食事の常識」は、最新の老年医学が導き出した「高齢者におすすめの食事の常識」と大きくズレている場合が少なくありません。
『在宅医療のエキスパートが教える 年をとったら食べなさい』(飛鳥新社)書影をクリックするとAmazonのサイトへジャンプします
  • 「年寄りの食べる量は少しでいい」
  • 「高齢者は低カロリー食でいい」
  • 「年をとったら肉は食べなくなるもんだ」
こんな考え方は早々に捨て去って、考え方を「令和の新常識」に180度切り替え、高カロリー、高たんぱくの食事をおいしくどんどん食べるようにするべきなのです。
先ごろ99歳でお亡くなりになった瀬戸内寂聴さんは、500キロカロリーものボリュームの朝ごはんを日課にし、お肉とお酒が大好きで、3日と空けずに牛肉のステーキを食べていたとか。最後まで肌もツヤツヤで、いつも幸せそうな笑顔を浮かべてパワフルに活躍されていましたよね。
食べることは、人生の幸せにつながります。老い先短くなった親に、幸せなラストステージを送ってもらうために、いま一度、「食べること」を見直してもらってはいかがでしょうか。
佐々木 淳 : 医療法人社団 悠翔会 理事長

2022年、不調知らずの体を維持する最強の食テク

2022-01-19 12:00:00 | 日記
下記の記事は東洋経済様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

リモートワークで増えた体重を落としたい、低下した体力をなんとかしたい、筋力をつけたい……。日々の生活の中でそう感じている人は少なくないはず。そこで、テレビや雑誌などのメディアで健康情報を発信するトレーナーの坂詰真二さんが、疲れない体、引き締まった体、自信がもてる体をつくるメソッドを伝授するシリーズ。3回目は「ヘルシーな食生活で最も大事なこと」について解説します。
健康の3要素は「運動、栄養、休養」といわれており、飲食および消化吸収、そして排泄まで含めた栄養は、健康な体と心にとって不可欠な要素です。巷ではさまざまな健康食、ダイエット法に関する情報があふれていますが、健康的な食事の基本はバランスのよい食事です。
では、私たちが栄養バランスのよい食生活のために、最も多く摂るべき栄養素は次のうちどれでしょうか?

 A タンパク質
 B 糖質
 C 脂質
健康的な食事に欠かせない栄養素とは?
正解はBの「糖質」です。意外に思われた方が多いかもしれません。
近年の糖質制限ブームの影響で、米やパンなどの主食に含まれる糖質は体に悪い、逆に肉や魚に含まれるタンパク質はたくさん摂ってもよいというイメージを持っている方が多いかもしれませんが、これは大きな間違いです。
糖質制限が有効なのは、糖質を多く摂りすぎていることで肥満になったり、健康状態を崩しつつあったりする方に限った話です。しかも、あくまでそれは肥満や健康状態が改善するまでの一定期間に限定して行われるべきものです。
そうではない私たちの健康を保つには、およそ「糖質55%、脂質30%、タンパク質15%」の割合でカロリーを摂取するのが理想であり、糖質を必要以上に制限するのは、かえって健康を害することになります。
実際、私たちが空腹や満腹を覚えるのは、糖質の最小単位であるブドウ糖の過不足を脳が感じ取るからです。タンパク質や脂質、あるいはビタミンやミネラルといった微量栄養素、食物繊維も体に必要なものですが、その過不足を脳は直接、感じることはできません。
それだけ、生命維持にとって糖質が重要だということです。
実際、私たちの生命活動や言動の司令・命令系統である脳・神経系を構成する神経細胞は糖質をエネルギー源とし、このため糖が不足すると脳が真っ先にダメージを受けることになります。また、体づくりに欠かせないタンパク質も、糖質を摂らなければ細胞は吸収することはできません。
この時期は年末年始の宴席などで食べすぎ・飲みすぎをしやすく、食事が不規則になって、体重が増えやすい時期です。そこで今回は、心身を健康に保って体重を適正に保つ、健康的な食事についてお話しします。
日々、必要な栄養素を計算しながら食事を摂ることは、栄養の専門職の方であっても容易ではありません。ですので、さまざまな栄養素を過不足なく摂れる正しい食事構成を覚えることが、バランスのよい食事をするために現実的で大切なことです。
主食、主菜、副菜、汁物の食事が◎
バランスのよい食事は何も特別なものではなく、日本で昔からいわれている一汁三菜、つまり「主食、主菜、副菜、汁物」で構成された食事です。
実は私たちは学生時代、少なくとも小中学生までは栄養バランスの取れた食事を口にしていて、その習慣が身に付いています。それは給食です。
思い返していただければ、毎日の給食は、例えば「白米、魚のムニエル、野菜炒め、わかめと豆腐の味噌汁」といった具合に、一汁三菜で構成されていたはずです。このような食事や家庭科の授業などを通じて、私たちは学生時代まで健康的な食事習慣を身に付けていきます。
ですが、大人になるにつれて、特に進学や就職による一人暮らしをきっかけに、欠食するようになったり、好きなものに偏った食事や飲酒などを繰り返したり、メディアが取り上げる流行の健康食やダイエット食に右往左往したりしているうちに、いつの間にか正しい食事の摂り方がわからなくなってしまうのです。
そこでバランスのよい健康食、一汁三菜の食事構成について改めておさらいしてみましょう。
まず、米やパン、麺類などで構成される主食についてです。
近年の糖質制限ブームで、糖質が体に悪いかのような印象を持つ方が少なくありませんが、糖質は体に最も必要な栄養素であり、糖質を多く含む米やパン、麺類といった主食は、毎食摂るべき食事の柱です。
一般的な生活をしている男性なら、1食につき大きめのご飯茶碗1杯(200g、340kcal程度)、女性なら小さめのご飯茶碗1杯(150g、250kcal程度)を摂るぶんには、まったく問題ありません。体を使う仕事に従事していたり、定期的にスポーツやフィットネス活動をしたりしている人は、それより多く摂る必要があります。
気を付けたいのは、主食の二重摂りです。例えば、「うどんと稲荷ずし」「ごはんとお好み焼き」「焼きそばパン」のように、主食にあたる食品を2品摂ってしまうと、栄養のバランスが悪くなり、カロリーオーバーしやすくなってしまいます。
玄米や雑穀米、玄米パンを毎食でなくても取り入れると、微量栄養素や食物繊維が摂れてさらにヘルシーになります。ただし、口に合わない場合は無理をしないでください。食事は「おいしい」と感じて、心を満たすことも大切だからです。
続いて主菜についてです。
主菜の肉や魚、大豆・大豆製品は、脂質とタンパク質の供給源です。脂質はホルモンや細胞膜などの材料となり、タンパク質は筋肉や皮膚をはじめとしたあらゆる細胞と細胞間を埋めるコラーゲンを構成する材料などになります。
脂質も重要な栄養素なので、肉の脂身は一切摂らないような極端な油脂のカットは不要ですが、鳥皮、カルビのような脂肪の多い部位は避けるか、少量に抑えるかにしましょう。現在の日本の食生活では魚より肉を摂る機会が多いので、1日1食は魚料理を摂ることを目標としましょう。
肉に多く含まれる飽和脂肪酸は摂りすぎると、LDLコレステロールと中性脂肪が増えて、動脈硬化を招きやすくなるからです。
逆に魚(特に青魚)に多く含まれる不飽和脂肪酸は、動脈硬化を防ぐ働きがあり、また体で作ることができない必須脂肪酸が多く含まれています。
ソース類のかけすぎでカロリー超も
主菜でもう1つ気を付けたいのは、調理法とソース類です。この2つによってカロリーが大幅に増えやすくなります。揚げ物は1日1品以内に抑え、ソース類のかけすぎに注意しましょう。
最後は副菜です。
副菜は主に野菜、きのこ、海草などで構成されます。これらは代謝を助ける働きがあるビタミンや、体内環境を保つミネラル、腸内環境を整える食物繊維を多く含んでいて、体調の維持には欠かせません。
1日に必要な野菜は350g、1食あたり120g程度といわれています。毎食大きめのお皿に1品、小さめのお皿なら2品の副菜を摂ることができれば、カバーできます。外食では副菜が不足しがちなので、サイドメニューで追加しましょう。
副菜で不足しがちなのは、βカロテンを多く含む緑黄色野菜。βカロテンは体内で細胞の粘膜を保護して、抵抗力を高めるビタミンAに替わる大切な栄養素です。ニンジンやホウレンソウ、アスパラガス、チンゲン菜など、色の濃い野菜を積極的に選ぶようにしましょう。
トウモロコシやカボチャ、イモ類は副菜ではなく、主食と考えてください。摂る場合はその分、主食の量を減らしましょう。サラダはドレッシング類によってカロリーが大幅に上がりやすいので、かけすぎに注意してください。
最後は汁物。
実は、私たちにとって糖質以上に必要な成分は水です。水さえあれば、人は1週間以上何も食べなくても生きていけますが、水は3日飲まなければ生命の危機に至ります。
この意味で食欲の正体の半分は「水分欲」であるといえ、水分が不足すると食欲が増し、逆に水分をしっかり摂ると過度な食欲が抑えられ、食べすぎを防ぐことができます。和食なら味噌汁、洋食ならスープを付けましょう。ただし、イモ類を具としたみそ汁やポテトポタージュ、コーンポタージュは主食の二重摂りとなるので避けましょう。
冒頭でお話しした糖質制限に限りませんが、世の中では、特定の食品や栄養素だけをターゲットにした、〇〇はよくない、△△だけ摂ればよい、といった極端なダイエット法や健康食法が流行しがちです。
こういった極端な食事法をあれこれと試すうちに、やがて食生活がある特有のルールで縛られ、心身の健康、あるいは円滑な社会生活に支障をきたすということが少なくありません。これは「オルトレキシア」と名付けられた一種の摂食障害であり、現代病ともいえる問題です。
摂れば摂るほどよい食品や栄養素はありませんし、摂って体の毒となるような食品や栄養素もありません。体内ではさまざまな栄養素が相互に作用しあって機能するので、肝心なのはバランスのよい食事です。
参考にしたいヘルシーな食事の例
一汁三菜の食事構成なら、栄養素のバランスは取れてカロリーオーバーを防ぐことができます。この考え方をおさえておけば、多忙な日の朝食、コンビニご飯や宴席での食事でもヘルシーなものに変えるかとができます。以下に例を挙げますので、参考にしてください。

忙しい日の朝食の例:トースト1枚、ハムエッグ、ミニトマトとレタスのサラダ
コンビニランチの例:おにぎり2個、焼き鳥、カップみそ汁(野菜)
居酒屋でのおつまみの選び方の例:刺身の盛り合わせ、枝豆、梅キュウリ、オクラの浅漬け、鮭茶漬け
坂詰 真二 : スポーツ&サイエンス代表、フィジカルトレーナー

皇室の未来を語る 小林よしのり氏「愛子さまが皇太子になればブームになる」

2022-01-19 11:00:00 | 日記
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眞子さんの結婚は、皇族数の減少、皇室の在り方など、さまざまな課題を残した。2022年は、否応なく皇室の未来についての決断を迫られる年となるだろう。この問題について小林よしのり(漫画家)、倉田真由美(漫画家)、三浦瑠麗(国際政治学者)の3氏が座談会を行った。【全3回の第3回】
小林:おそらく佳子さまは結婚して皇籍を離脱するだろうけど、愛子さまは違うと思うんです。
倉田:なぜですか?
小林:誕生日の会見でも、人の役に立てる大人になりたいとおっしゃっているし、育てられ方が違う。
三浦:秋篠宮家では女性皇族は結婚したら皇室を出るという前提で、子さんも佳子さまも結婚して民間人になっても困らないような教育を受けてきたわけですよね。お二人とも大学は学習院ではなく、ICU(国際基督教大学)を選んでいる。けれど愛子さまは違うと。
倉田:確かに、愛子さまはもしかしたら女性天皇になるかもしれないから、そういう教育を受けてきた可能性はありますよね。
小林:今の上皇さまは、次の天皇は愛子さまだというお考えだと、近い筋から聞いています。
倉田:じゃあ、悠仁さまはどうするんですか。
三浦:そうですよ。悠仁さまは眞子さん、佳子さまと同じ家庭で育ったとはいえ、将来、天皇になるから、全然違う教育をされているわけですよね。
小林:いや、それは建前で、上皇、天皇と秋篠宮の三者会談においては、秋篠宮さまが即位を辞退した上で、次は愛子さまというお考えでまとまっているはずです。
倉田:それは、あくまで小林さんの見立てでしょう。
三浦:そもそも、皇族の人たちは自分たちで皇室典範を変えられないじゃないですか。
小林:だから、そこを変えてほしいから、首相が替わるたびに宮内庁が要求して、そのたびに有識者会議を開いている。
倉田:だけど、女性天皇のリアリティって、私はあまり感じないんだけど。
小林:そんなことない。すでに愛子さま皇太子論、天皇論が湧き上がっていますよ。
三浦:それは秋篠宮家への批判の裏返しという側面もありますよね。
そうした感情的な話とは切り離して、愛子さまが天皇に即位してもいいとする議論はあると思います。ただ、この論で私が唯一懸念するのは、あとから皇位継承順位を変えるのは、今まで将来の天皇を見据えて教育を受けてきた人の人生を歪めてしまわないかということです。悠仁さまが生まれる前に決めておくべきだった。
小林:それはそうだけど、すでにそういう前提で教育をしているんです。
倉田:確かに、愛子さまの場合は、弟が生まれる可能性があるわけですからね。でも、悠仁さまではなく、愛子さまが天皇になる可能性は、現状では薄くないですか。
国際政治学者・三浦瑠麗氏
写真3枚
小林:ちょっと前の調査だけど、2020年4月25日に共同通信が発表した世論調査の結果では、女性天皇に賛成する人は85%で、女系天皇も79%が認めると答えている。男系維持にこだわる人は少数派なの。
三浦:男系と女系の違いって、ここ何十年かで出てきた人工的な概念だと思うんですね。昔は皇室やその周辺には天皇の親戚ばかりで、みんなどこかで男系とつながっていたから、たまたま維持されてきただけで、そういうルールがあったわけではないと思いますが。
小林:その通り。後付けで権威付けられているだけで、愛子さまが皇太子になったら、万歳三唱で愛子ブームになるよ。悠仁さまにつなぐと男系が続くから、奥さんになる人は大変だよ。
三浦:絶対に男の子を産まなきゃいけないという圧を受け、雅子皇后と同じ目に遭うわけですから、しんどいですね。
小林:それで女の子が生まれたら、みんながっかりするんだよ。そんな社会でいいのか? しかも天皇家の存続は悠仁さま一人にかかっていて、存続の危機がこの先もずっと続くんだよ。
三浦:人の価値観というのは時代で変わります。次の天皇が即位するのは何十年か先ですから、今はまず女性宮家を作って、何十年後かの我々の価値観に期待するというのがいいように思います。
【プロフィール】
小林よしのり(こばやし・よしのり)/1953年生まれ、福岡県出身。漫画家。近著に『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論4』(扶桑社)、井上正康氏との共著『コロナとワクチンの全貌』(小学館新書)。
倉田真由美(くらた・まゆみ)/1971年生まれ、福岡県出身。漫画家。一橋大学商学部卒。『だめんず・うぉ~か~』(扶桑社)でブレイク。他の著書に『もんぺ町ヨメトメうぉ~ず」(小学館)など。
三浦瑠麗(みうら・るり)/1980年生まれ、神奈川県出身。国際政治学者。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。株式会社山猫総合研究所代表。近著に『日本の分断』(文春新書)。

若年層や女性が感染しやすい…「オミクロン株」の怖さと対策を専門家に聞いた

2022-01-19 08:30:00 | 日記
下記の記事は日刊ゲンダイヘルスケアデジタル様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」とみられる感染の猛威は勢いを増すばかり。国内では昨年9月4日以来、4カ月ぶりに新規感染者が1万5000人を超えた。「オミクロン株」は「デルタ株」に比べて重症者数が少ない傾向がみられるものの、厚労省の専門家組織の会合では、潜伏期間が平均3日程度と従来の5日より短く、「これまで経験したことのない速さで新規感染者数が急増している」と指摘されている。

感染拡大防止に向け、岸田首相は3回目のワクチン接種を呼び掛けているが、3回目の接種率は13日現在で全人口の0.8%にとどまる。「オミクロン株」や3回目のワクチン接種についてどう考えればいいのか。国立病院機構京都医療センターの林琢磨氏(がん医療研究室長)に聞いた。

◇ ◇ ◇

──「オミクロン株」は軽症と言われていますが、どう捉えればよいのでしょうか。

新型コロナウイルスのアルファ型ウイルス、デルタ型ウイルスの両変異体と比較したオミクロン型変異体に関する臨床研究が2021年12月30日、米国医学専門誌JAMAに報告されました。それによると、オミクロン型の全感染者の約32%に急性呼吸器疾患が認められ、同約18%の感染者がICU(集中治療室)に入院し、エクモ(人工心肺装置)を含む酸素供給治療が行われました。全感染者での死亡率は約3%で、同約24%がワクチンを2回接種していました。感染者の平均年齢は36歳と若く、また、これまでの感染者は男性が多かったのですが、オミクロン型は男性が39.2%、女性は60.8%でした。

これまでのウイルス変異体の潜伏期間は、4.8日から5.1日でしたが、オミクロン型の潜伏期間は3日とされ、明らかに短い。

東京都の第6波の感染状況をみても、全感染者の約62%が20~30代。約48%がワクチンを2回接種していました。

南アフリカと日本では、カルチャーも医療体制も異なります。しかし、両国のオミクロン型の感染状況から言えることは、「30代などの若い年齢の人々への感染」「ワクチン2回接種者へ高頻度の感染」「女性感染者が多い」という共通事項が認められます。欧米では、オミクロン型の感染者には、痒みを伴う赤い発疹も確認されています。また、これまでの変異体と同様、息苦しさ(息切れ)、強い倦怠感、発熱、下痢などの症状が認められ、日本人感染者の報告では無症状の感染者は4%未満です。

これらのことから、オミクロン型は軽症との印象がありますが、そうではないと捉えるべきでしょう。

──「オミクロン株」はワクチンを2回接種している人にも感染しますが、それでもワクチン3回接種の効果はあるのでしょうか。

日本国内で現在、接種されているワクチンは、従来型(武漢型)のスパイク糖蛋白質のアミノ酸の情報を基本として作られています。オミクロン型のスパイク糖蛋白質は、従来型の30か所のアミノ酸変異を有しています。そのため、スパイク糖蛋白質の立体構造(骨格)は、従来型とオミクロン型では異なります。

諸外国の臨床研究によると、オミクロン型に対するワクチン(ファイザー、ビオンテック)の免疫効果は約10%でしたが、ファイザーのワクチン3回接種による免疫効果は約70%あり、ファイザー2回とモデルナ1回接種による免疫効果は約80%だったと報告されています。ワクチン接種回数による入院リスクは、1回が48%、2回が28%、3回が12%なので、おそらくワクチンの3回接種がオミクロン型の感染拡大を防止する方法の1つと考えられます。

──日本政府は3回目接種を呼び掛けていますが、なかなか進んでいません。

残念ながら、現在も日本国内でワクチンを製造販売していません。そのため、日本政府は海外からワクチンを購入しなければならず、(ワクチンを製造販売している)ファイザー社やモデルナ社と交渉が必要。さらにEU(欧州連合)ともワクチン配分などについて相談しなければならない。つまり、他の先進国と比べてワクチンの輸入に時間がかかるわけです。
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ワクチンの3回接種が好ましい
国立病院機構京都医療センターの林琢磨氏(がん医療研究室長)/(提供写真)
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──ワクチンの3回接種が呼び掛けられる一方で、世界にはブースター接種を繰り返す戦略を「適切ではない」との声もあります。

ワクチン接種の普及において、現在、世界的な偏りが生じています。欧米ではワクチンの2回接種が一般的ですが、アフリカや南米ではワクチンの1回接種が10%未満の国もある。1月13日時点で、アフリカ国民の85%以上がいまだに1回もワクチンを接種していないのです。そのためWHO(世界保健機関)は、COVAX(ワクチンを共同購入し途上国などに分配する国際的な枠組み)を中心にアフリカ55か国へのワクチンの配給を欧米に呼び掛けています。WHOは昨年12月22日の会見でも、欧米で遂行しているワクチンの3回接種よりも、アフリカ55か国に対するワクチン配給優先を強く主張しています。

──デルタ型とオミクロン型の両方の特徴を併せ持つ新たな変異株「デルタクロン株」の報告もありますが、引き続き感染防止に向けた具体策は何でしょうか。

WHOが今後、この新規ウイルス(デルタクロン株)の感染者などへの疫学調査を行い、医学的な性質が精査されると思います。その調査結果によって、「懸念される変異株(VOC)」や「注目すべき変異株(VOI)」に分類されるでしょう。いずれにしても、日本政府は(引き続き)水際対策を強化するのが好ましいと思います。

先ほどワクチンの効果について説明した通り、感染予防のためには機会があればワクチンの3回接種が好ましいと思いますが、副反応も認められるため、不安を覚える人は接種会場などの医療担当者に相談した方がいいでしょう。

また、非布マスクの着用と人混みを避けることが、最も安価で簡単な感染防御方法だと思います。

(聞き手=遠山嘉之/日刊ゲンダイ)


終わりの始まり?オミクロン株の重症化リスクに関する研究データ

下記の記事は日刊ゲンダイヘルスケアデジタル様のホームページからお借りして紹介します。

 昨年11月、南アフリカで最初の感染者が見つかった新型コロナウイルスのオミクロン株ですが、日本でも急速に感染が拡大しています。これまで世界中で猛威を振るっていたデルタ株よりも変異の箇所が多く、感染力の強さやワクチンへの耐性などが懸念されています。一方、南アフリカから報告されたデータによれば、オミクロン株による重症化リスクは従来株よりも低いことが示されていました。

 そんな中、オミクロン株とデルタ株の重症化リスクを比較した研究結果が、健康科学に関する未発表論文を掲載しているインターネットサイト(プレプリントサーバー)「メドアーカイブ」に2021年12月27日付で掲載されました。

 この研究では、2021年11月22日から12月25日までの間にカナダで報告されたオミクロン株感染例1万1622人、デルタ株感染例1万4181人が対象となりました。このうち、オミクロン株感染例では入院が59人(0.51%)、死亡が3人(0.03%)だったのに対して、デルタ株感染例では入院が221人(1.56%)、死亡が17人(0.12%)でした。統計解析の結果、オミクロン株はデルタ株に比べて、入院もしくは死亡例が65%、集中治療室への入室もしくは死亡例が83%、統計的にも有意に低いことが示されました。
変異により感染力が強まった一方で、重症化のリスクが低下した理由として、ウイルスが肺の奥ではなく気管支よりも上部で増殖するからではないかと考えられています。オミクロン株の感染拡大は、新型コロナウイルスの終わりの始まりを示唆しているのでしょうか。ただし、この研究結果は学術的評価(査読)を受ける前の論文原稿であることに注意が必要です。今後、原稿の内容が修正される可能性があることには留意しなくてはいけません。

青島周一
勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰
2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。