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「老後不安」からあっさり解放される超簡単な方法

2022-01-26 15:30:00 | 日記
下記の記事は東洋経済様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

疫病、災害、老後……。これほど便利で豊かな時代なのに、なぜだか未来は不安でいっぱい。そんな中、50歳で早期退職し、コロナ禍で講演収入がほぼゼロとなっても、楽しく我慢なしの「買わない生活」をしているという稲垣えみ子氏。不安の時代の最強のライフスタイルを実践する筆者の徒然日記、連載第33回をお届けします。

本当にあった「ウマい話」
前回、このどん詰まりに見える世の中に、実は人知れず豊かに脈々と繰り広げられている「地下経済」が存在することをご紹介した。
稲垣えみ子氏による連載33回目です。
お金を介さず、ただあげたりもらったりが無限に続くというフシギな経済。元手も不要。必要なのは、ほんのちょっとした「心がけ」。ただそれだけで、暮らしを豊かにするさまざまなモノがエンドレスに舞い込んでくるのだ。
さらには頼れる仲間も雪だるま式に増えていき……いやはやこう改めて書くと、あまりに話がうますぎて詐欺と思われかねない気がしてくる。でももちろん詐欺でもなんでもなく単純に私の実体験である。本当にあったウマイ話なんである。
ならば人生において、これを活用しない手などあるだろうか?
ないでしょう! と私は声を大にして言いたい。
何しろ私、この新たな経済につながったことで、モノや友達を手に入れただけじゃない。現代人の誰もが抱える「老後不安」からあっさり解放されたのだ。
そんな人、右見ても左見てもそうそういませんよ! だってほとんどの人がお金さえ貯めれば老後はなんとかなると思っている。でもお金は使えばなくなるのであります。となれば、いくら貯めても「これで安心」ということにはならない。人生100年時代となればなおさらである。つまりはお金を貯めた人もそうでない人も結局は同じ不安の中にいるのだ。
つまりはですね、お金に頼っている限り、お金の不安からはどこまでいっても逃れられないのである。ズバリ言わせていただければ「お金だけに頼っていること」そのものが不安の正体なんである。
不安から解放されたければ、それをやめるしかない。でも、じゃあどうすりゃいいのかがわからないから皆さん困っているんですよね。かつての私もそうだった。でも私は「地下経済」にアクセスしたことで、その難題の答えを見事に見つけてしまったのである。
お金に頼らなくとも人生に必要なものはそこそこ手に入るのだと知れば無限の貯金などする必要もないし、頼れる仲間もいるとなれば、何があってもまあ何とかなるだろうとデンと構えていられるものなのだ。
これこそ、この不安の時代における最強ポジションと言わずしてなんと言おう。
と、いつものように大風呂敷を広げたところで、いよいよ本題に入る。
この素晴らしい地下経済にアクセスするコツ、サルでもできるその方法である。
もちろん方法は一つじゃないはずで、これはあくまで、幸運にもその世界へのアクセスに成功した個人的体験から導き出した精一杯のノウハウにすぎない。なので完成形とは言い難いけれど、何事も経験者の教えというのはバカにできないもので、この中には経済うんぬんに限らず、誰でもできる、人生を明るくすためのちょっとしたコツのようなものが少なからず含まれているように思う。
なので、気楽に読んで、何か一つでも実際にチャレンジしていただければ心からうれしく思う。
まずは「あげる」ところから
前回まで書いたとおり、私がこの経済に偶然アクセスできた唯一最大のきっかけが「あげる」ということであった。お礼でも挨拶でも誕生日プレゼントでもなく、ただただ誰かに何かを「あげる」。まずはここからスタートすることをオススメするのにはちゃんとした理由がある。
だって「もらう」ところからスタートするとなれば、これはどう考えてもハードルが高い。凡人にはとりあえず何をどうして良いのやらさっぱりわからないし、そしてそれよりも何よりも、そこからスタートするのは危険である。うまくいくものもうまくいかず、人生を救うどころかむしろ逆の結果を生むことにもなりかねない。
だって想像してみてほしい。もし「隙あらばタダで他人から何かをせしめてやろうと虎視眈々と狙っている人」が身近にいたら、その人と付き合いたいだろうか? 私なら用心して盛大に距離をとるね。だってそんな人の近くにいたら、どう考えても際限なく何かを奪われそうだ。「良いこと」なんて起きる気は絶対にしない。
でも、その真逆ならどうか。
「隙あらばタダで他人に何かをあげてやろうと虎視眈々と狙っている人」がいたら、ちょっと面白そうじゃないですかね? 何をあげようとしているかは不明だとしても、そんな人の近くにいたら、なんだかんだと「良いこと」や「面白いこと」が起きそうではないか。
ということで、まずは自分がそういう人になるところから始めることをオススメする。実際に「あげる」ところまで行かずとも、「あげようとしている人」になってみる。それだけであらゆる人に好感を持たれる(かもしれない)のだから、少なくともやってみて損はない。
あげるのは「モノ」に限らない
となると、次に考えるべきは「はて、何をあげるのか」ということであろう。
これも案外難問かもしれない。結婚祝いとか就職祝いとか誕生祝いとかお店の周年祝いとかの記念に、誰かに何かを買ってプレゼントすることなら多くの人が経験したことがあるのでしょうが、これといった理由もなく、しかも自分がすでに持っているものの中から誰かに何かを差し上げるとなると、ハタと考え込んでしまう人が多いのではないだろうか。
何より問題を難しくしているのは、現代はモノ余りの時代ということだ。
ほとんどの人が、いつの間にか増えすぎてごちゃごちゃになったモノたちの整理に頭を痛めている。そんな中、ひょんな拍子に人様からさして欲しくもないものをプレゼントされちゃった日にゃあ、引きつった笑顔でお礼を言うものの内心ではハアと深いため息をつくしかない。
そんな残念な行為を自分もうっかりやりかねないことを考えると、「あげるモノ選び」のハードルは高くなる一方だ。
そこで、私がまずオススメするのは「モノ以外のもの」をあげる、ということである。
ナニ、別に難しいことでも何でもない。
人が人からもらって間違いなくうれしいものは、「ほめことば」と「笑顔」だと私は思う。そしてこれは、単純であるがゆえに、誰でも簡単に人様にプレゼントできるものの一つだ。
もちろん、何のきっかけもなくやみくもに赤の他人を褒めたり笑いかけたりとなれば、よほど社交的な人でなければそう簡単にできることではなかろう。でも大丈夫。どんなシャイ・ガイでも鉄板に実行できる方法があるのです。
狙い目は、お店で何かを買ったときだ。
買った物の値段にかかわらず、そうたとえ100円しか使わなかったとしても、帰り際、店の人はニッコリして「ありがとうございました」と言ってくれるに違いない(考えてみればこれはこれで案外すごいことですね)。
そうこの時である! この時を逃さず、すかさずニッコリ返し。できれば倍返しが望ましい。そして「ありがとうございます」と相手の目を見て感じよく言い返すのである。
言葉のやり取りからモノのやり取りへ発展
これは何を隠そう私が発明したことでありまして、会社を辞めて、誰一人とて知り合いのいない町に小さな部屋を見つけて引っ越してきたとき、孤独のあまり近所に少しでも「知り合い」が欲しくて考えたのが、この作戦だった。
何しろ、何のきっかけもなく見知らぬ人とつながるなんてことはどう考えても難易度が高すぎるわけですが、で、少しでも誰かと温かい会話がしたくてない知恵を絞った結果、そーだよお店の人ならば、決して人付き合いが得意ではない私とて、わずかなお金さえお支払いすれば会話をすることができると気づいたのだ。
会話ったって、急に世間話などするのはハードルが高いけれど、店に入る時「こんにちは」と挨拶し、帰り際に「ありがとう」とニッコリすることくらいは私にもできる。
……まあ要するに、わずかでも人と接触する機会があればワラをも掴む思いで過剰に愛想よく振る舞ったというだけのことなんだが、これがまったく侮れない結果を生んだのだった。
2回目、3回目と店に通ううちに、店に入った瞬間に向こうから「こんにちは」とニッコリしてくれるようになった。となればこちらも負けじとニッコリ挨拶をするわけで、するとさらに先方もどんどん愛想が増してくわけでして、それが訪問のたびにエスカレートしていき、こうなればレジでちょっとした世間話をするようになるのは自然の流れというものである。
となれば、この先に「もののやり取り」が発生するのもまた自然の流れというものなのであった。
つまりはですね、まずは言葉の「あげる」と「もらう」からスタートしまして、それが徐々にエスカレートしたところで、次の段階、すなわちモノの「あげる」と「もらう」に発展させていけば良いのである。というか、ほっといても発展していってしまうのである。
稲垣 えみ子 : フリーランサー

意外!「最初に野菜を食べる」では痩せにくいワケ

2022-01-26 13:30:00 | 日記
下記の記事は東洋経済様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

「やせたいなら野菜を最初に食べなさい」
これは、ダイエットをしている人の中では常識になっているのではないでしょうか。
しかし、実はやせたいなら食事の最初は野菜より白米を食べたほうがやせます。なぜなら、血糖値が上がると体は「満たされた」と判断して食欲をさげるからです――。『101の科学的根拠と92%の成功率からわかった 満腹食べても太らない体』の著者であり、食欲コントロールダイエット協会代表理事の富永康太氏はいいます。詳しく聞いてみました。

血糖値が食事の満足度を上げる
「やせたいなら野菜を最初に食べなさい」
ダイエットをしていない私でも、無意識に野菜を先に食べていた時期もありました。野菜を先に食べてご飯を食べると、野菜によってご飯(炭水化物)の吸収スピードが遅くなって、血糖値の上昇を抑えるためやせやすくなるという理論です。
血糖値が上がらないと、その分だけ脂肪蓄積を促す「インスリン」の分泌が抑えられます。その結果、やせやすくなるのです。
実際、野菜を先に食べると血糖値の上昇は抑えられます。例えば、長崎女子短期大学の健常人を対象にした研究では、白飯→サラダ→主菜の順番で食べると、食後30分の血糖値は132.3mg/dlであったのに対して、サラダ→主菜→白飯の順で食べると同じ食後30分の血糖値は115.0mg/dlという結果が得られました。
つまり、食べ順を変えるだけで血糖値の上昇を15mg/dl以上も抑えられたのです。もし血糖値が上がらないほどやせやすくなるなら、食べ順を意識して野菜を最初に食べるとよいでしょう。しかし実際は、そうではないのが現状です。
私の経験上、ダイエット中の人は逆にご飯を最初に食べたほうがやせやすくなります。なぜなら、ご飯を先に食べたほうが食後の満足感が高くなって余計な間食をしなくなるからです。
血糖値は、食事に対する満足感に大きく影響します。血糖値が上がると、体は「栄養が満たされた」と判断して食欲を下げます。そのため、ある程度血糖値が上がったほうが食事の満足感が高くなって、余計な間食をせずにトータルのカロリーを下げることができるのです。
実際、私がSNSで「ご飯を先に食べたほうが満足感が高くなって食後の間食が減ります」という発信をすると、実践した人から「最初にご飯を食べると満足感が全然違います」「食べる順番を変えて食べる量が減ってやせました」という声をたくさんいただいています。血糖値が上がらないほどよいという理論は、考え直さなければいけないのです。
糖尿病で血糖値が上がりやすい人は
糖尿病で血糖値が上がりやすい人には、野菜を先に食べるベジファーストは有効だと思います。血糖値が異常値まで上昇するのを抑えて、正常範囲に近づけることができるからです。
例えば、大阪府立大学で2型糖尿病患者に行われた研究では、野菜から先に摂取すると、米飯から先に摂取した場合と比較して、30分後の血糖値は217±40mg/dlから172±31mg/dlと45mg/dlも抑えられたと報告されています。
食後30分の血糖値が200mg/dlを超えているとなると、血管にも負担がかかりますし、インスリンもたくさん分泌されて太りやすくなるため、こうしたケースでは食べ順はダイエットにも効果的だといえます。
しかし先ほど紹介した長崎女子短期大学の研究を思い出してください。あの研究は糖尿病がない健常な女子大生を対象にした研究でしたが、ご飯を先に食べた人の食後30分の血糖値は132.3mg/dlでした。
日本糖尿病学会では、食後2時間の血糖値が140mg/dlを超えると境界型、200mg/dlを超えると糖尿病が疑われるとされています。
長崎女子短期大学の研究では、食後30分の血糖値が最も高い値であり、白米から先に食べた群の食後2時間の血糖値は109.8±15.2mg/dlでした。つまり、白米を先に食べても正常範囲におさまっているということです。
また、時系列(食後30分、60分、120分)で並べてみると、白米を先に食べた群は、132.3±7.5mg/dl、129.8±20.8mg/dl、109.8±15.2mg/dl、野菜を先に食べて白米を最後に食べた群は115.0±7.7mg/dl、116.0±8.0mg/dl、124.8±8.5mg/dlとなっています。血糖値が満足感に影響することを考えて、1食の食事にかかる時間が約20分と考えると、食事が終わった後に満足感が高いのは白米を先に食べるほうだといえます。
もちろん、一番高い値でも正常範囲に入っているのです。逆に野菜を先に食べると、ごちそうさまをしたときに血糖値が上がっていないために満足感が得られずに、食後に余計な間食をしてしまうことになるのです。
このように、野菜を先に食べて血糖値を上げないようにするのは糖尿病の人には有効でしょう。ただ、健常人のダイエットに対して有効かというと、そうともいえないので注意してください。特に食後に満足感が得られずに何かをつまんでしまうのであれば、白米から先に食べるのを試してみることをお勧めします。
血糖値を味方につける
先に話したように、血糖値は食欲に関わりダイエットに大きく影響します。血糖値を味方につけることがやせるために重要になるのです。
ただ近年では、糖質制限がはやったせいか「血糖値のコントロール=できるだけ血糖値を上げない」という説明がされている本や情報がほとんどだと感じています。
確かに、血糖値の異常な上昇を抑えることはダイエットにおいて大切です。ただ血糖値をコントロールすることの本質は、「上げないほどやせる」ではなく、「最適な値で安定させる」ということです。
最適な値で安定させるとは、簡単にいえば「必要以上に上がらないし、必要以上に下がらない」ということです。ダイエットで血糖値というと、上限ばかりが意識されていますが、実は食欲において問題となるのは、血糖値が下がりすぎてしまうことなのです。
「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン 改訂第2版」によると、血糖値が60mg/dl以下の場合、低血糖と診断し対応するとされています。
低血糖とはその名の通り、血糖値が下がってしまっている状態です。血糖値は、55mg/dlまで下がると発汗、振戦、動悸、悪心、不安感、熱感、空腹感、頭痛、倦怠感などが出現し、50mg/dlを下回ると、眠気、脱力、めまい、疲労感、集中力低下、霧視、見当識低下、不安感、抑うつ、攻撃的変化、不機嫌、周囲との不調和、30mg/dlを下回ると意識障害が起こると言われています。
血糖値は、体のエネルギーのバロメーターです。血糖値が低いということは、生きるために必要なエネルギー源が足りないということになります。血糖値が上がってしまう高血糖ばかりが問題視されがちですが、体にとって危険なのは高血糖より低血糖なのです。
「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン 改訂第2版」には「低血糖の程度が高度で持続すると昏睡に至り、低血糖昏睡が5時間以上経過すると血糖が回復してもさまざまな後遺症が出たり、重症の場合には植物状態になったり、死に至る可能性がある」と記されています。太る太らないという問題ではなく、命に関わるのが低血糖なのです。
実は、この低血糖がダイエット中の食欲を乱す原因となっていることが多いのです。
ガイドラインでは、60mg/dl以下を低血糖と診断して対応するとされていますが、実際には80mg/dlを下回ると低血糖の前兆のような症状が出る人が多くいます。
私自身も「FreeStyle リブレ」と呼ばれる24時間血糖値を測定する機械を何度か使って測定しましたが、血糖値が70台になると、軽い脱力感や集中力低下などが出現しました。
そして実は、70mg/dl台という軽い低血糖状態のときに、食欲が強くなってしまうのです。何度も話しているように、血糖値は体のエネルギー源のバロメーターになります。
血糖値が下がっている状態というのは
なので、血糖値が下がっている状態というのは、体にとってエネルギー源が足りない危機的な状態であり、エネルギー源となる食べ物を早急に補給すべきと判断されます。その結果、食欲が強くなって食べるという行為が引き起こされます。
『101の科学的根拠と92%の成功率からわかった 満腹食べても太らない体』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)
しかも、低血糖の状態から食べると、気持ちもソワソワして勢いよく食べてしまうので、満足感が得られずにたくさん食べすぎるのです。特に、お昼前や夕方などは血糖値が下がりやすく、低血糖になりやすい時間帯になります。
朝食を食べずに仕事に行くと、お昼ご飯前にイライラや頭痛、脱力感が起こって、昼食を食べても満足できなかったという経験はないでしょうか? もし経験があれば、それは低血糖になっていた可能性が高いでしょう。
低血糖といえば、医者に話をすると先に述べた60mg/dl未満の病的な状態のみを想像します。しかし実際には、70mg/dl台、60mg/dl台といった軽度の低血糖は健常人でも頻繁に起こしている人も少なくなく、それが食欲の乱れを招いているのです。
このように血糖値に関しては、高血糖だけでなく低血糖も問題視して扱って正常範囲内に抑えることが、血糖コントロールの本質であり、食欲のコントロールとダイエットにも影響してくるのです。

マンション管理組合の理事を辞退してはいけない!人任せが招く「最悪の事態」

2022-01-26 12:00:00 | 日記
下記の記事はダイアモンドオンライン様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

マンションを購入したら、必ず回ってくるのが管理組合の役員、いわゆる「理事」の順番だ。マンション管理において、理事会と理事の果たすべき役割は非常に大きなものなのだが、「できれば理事にはなりたくない」と思っている人も多いだろう。今回は、そんな敬遠されがちな理事について話をしていこう。(株式会社シーアイピー代表取締役・一級建築士 須藤桂一)
理事の順番が回ってきた!
理事就任を拒否することは可能?
たいていのマンションでは、管理組合の理事(役員)の選出は、あらかじめ住戸ごとに就任の順番を決めておき、持ち回りで順番が回ってくる、いわゆる「輪番制」を採用している。
輪番制でいざ自分の番が回ってきた際に、「うれしい」と感じる人はそうはいないだろう。何とか就任しないで済むように、「仕事が忙しいので」「年齢的にちょっと厳しいので」「持病があるので」「親の介護が大変なので」などとさまざまな理由を持ち出し、辞退する方向に持っていこうとする人も少なくないはずだ。
マンションによっては、辞退金や支援金、あるいは協力金という名目で、一定の支払いをすれば理事就任を回避できる規定を設けていたり、反対に、理事に就任した人には報酬を支払ったり、何らかのインセンティブが働くようなルールを設定し、理事のなり手を確保する工夫をしているところもある。
このように、「できればなりたくない」と敬遠されがちな理事だが、そもそも区分所有者(組合員)であるなら、必ず理事にならなければいけないのだろうか?
結論から言うと、理事の就任は義務ではなく、拒否することができる。
管理組合については、「建物の区分所有等に関する法律」(区分所有法)や「マンション標準管理規約」(標準管理規約)でさまざまな規定が設けられている。

そのうち、「管理者」(「理事長」がこれに当たる)や「役員」については、区分所有法の第3条「集会を開き、規約を定め、及び管理者を置くことができる」(一部抜粋)、第25条第1項「区分所有者は、規約に別段の定めがない限り集会の決議によって、管理者を選任し、又は解任することができる」や、標準管理規約の第35条第2項「理事及び監事は、総会の決議によって、組合員のうちから選任し、又は解任する」、同条第3項「理事長、副理事長及び会計担当理事は、理事会の決議によって、理事のうちから選任し、又は解任する」と定められている。

また、標準管理規約の第38条から第41条には、それぞれ理事長、副理事長、理事、監事の役割や業務内容について規定されているが、就任についての義務は定められていない。つまり、たとえ輪番制で理事の順番が回ってきても、本人の意思に反して理事への就任を強制することはできないのだ。
そうはいっても、理事就任の辞退者が続出してしまっては、管理組合の運営が成り立たなくなる。そうした事態を避けるために、マンションの管理規約に理事就任を義務化し、強制的に理事になるような規定を設けてはどうか、と思う方もいるかもしれない。
しかし、本人の意思に反して理事就任を強制することは、民法第90条の「公序良俗」や第91条の「任意規定と異なる意思表示」に抵触するため、たとえ管理規約にそのような規定を設けても、実際には無効となってしまうのだ。
ずさんな理事会運営が招いた?
理事長による修繕積立金横領事件
法的にも理事就任は義務ではないと知って、「次回は理事の順番が回ってくるが、辞退してしまおう」とさっそく思った方もいるのではないだろうか。正当な辞退理由があるならばそれも良いだろうが、「理事会には関心もないし、自分一人くらい理事にならなくても、次の人がうまくやってくれるだろう」というような考えなら、安易に辞退を決めてしまうのはやめたほうがいい。
ここで、これまで私が見てきた中で、あまりにもずさんな理事会運営を行ってきたことで、大変な目に遭ったマンションの例を紹介しよう。
そこは首都圏にある築30年ほどの約40世帯のマンションで、30年の間に修繕積立金の月額がおよそ8.5倍になった上、その長年積み立ててきた修繕積立金がごっそり消えてしまった……という事例である。
私に相談を持ちかけてきたのは、7年前にそのマンションで75平方メートルの居室を購入した方だった。マンションの修繕積立金は、新築当時は1平方メートル当たりの単価が70円だったものが、年を重ねるごとに150円→350円→600円と大きく値上がりしており、その方は現在、管理費1万5000円と修繕積立金4万5000円(600円×75平方メートル)の合計6万円を毎月支払っているという。
そのマンションは駅にも近い好立地で、中古マンション市場が活況を呈している現在では、普通なら高値が付く物件なのだが、管理費と修繕積立金の支払いが月額6万円という高額負担のために、資産価値はガタ落ちで、とても売却できそうにないと相談者は困り果てていた。
しかも、問題はそれだけではなかった。築30年を迎え、設備更新や大規模修繕工事を考えるタイミングになったため、修繕積立金の口座の残高を確認したところ、積み立てられているはずの修繕積立金がなくなっていた、というのだ。
修繕積立金が消えた原因は理事長にあった。自身が経営する会社の資金繰りが厳しくなり、修繕積立金に手を付けてしまったのである。さらに、使い込みが発覚する直前に、理事長は自己破産を申請し、会社を整理してしまった。現在は刑事事件として立件され、裁判中だというが、管理組合側としては、使い込まれた修繕積立金を回収することは難しいだろうということであった。
使い込んだ理事長が悪いのは当然だが、修繕積立金の大幅な値上げも含め、なぜこんな事態になってしまったのかといえば、それは全て、このマンションの区分所有者が管理組合の組合員としての意識が希薄だったことに起因する。
大半の組合員がマンション管理に関心がなく、理事会も長年適当な運営を続けてきていた。理事はみな輪番制で仕方なく就任したという意識で、理事会は年に数回ほどしか開催されず、理事の出席率も常に低かった。マンション管理も管理会社にお任せの状態だったという。
そんな中で、修繕積立金を使い込んだ件の人物は、十数年にわたって理事長を務めてきた。他の理事や監事はやる気がないのだから、理事会の運営は理事長のやりたい放題となっていた。管理会社には良い顔をして、どんなに高額な見積もりでも承認し、いわば管理会社の言いなりで修繕工事を繰り返していたそうだ。
そんなふうに無計画なお金の使い方をしていたら、修繕積立金が不足するのは当たり前だ。その結果、修繕積立金が足りなくなったとして値上げを繰り返し、結果、新築当時の8.5倍という金額に膨れ上がってしまった。そして、揚げ句の果てに、理事長が修繕積立金を横領するという最悪の事態が起こってしまったのである。
7年前に物件を購入した相談者は、こうした事態になったことをとても悔しがっていたが、時すでに遅しと言うしかない。現在では、この相談者が理事となって、理事会活動を活発化させ、まだまだ意識の低い組合員の意識向上を目指して奔走しているところだ。
理事就任は「義務」ではなく
「権利」と思うべし
このマンションの話はまれなケースかもしれないが、このように理事会が機能していないマンションで起こり得るさまざまな問題が、今後は大きな社会問題に発展すると私は予想している。大げさかもしれないが、南海トラフ巨大地震や首都直下地震と同じくらいの確率で襲ってくる恐ろしい問題だと思っているのだ。
実際、リゾートマンションや投資型マンションなどでは、既にこれと似たような問題がいくつも起きている。それらも結局は、組合員たちの管理組合への意識の希薄さが直接的な原因だと考えられる。

そもそも、誰もこんな問題を抱えたマンションに住みたいと思わないだろうし、ひいてはそれがマンションの資産価値の下落にもつながることになる。よく「マンションは管理を買え」という言葉が使われるが、それは管理会社側の問題だけでなく、組合員側の問題でもあることを忘れてはならない。

マンションの居室を購入し、組合員になったからには、「自分は快適に生活ができればそれで良いので、マンションの管理や管理組合の活動は誰かに任せてしまおう」というお客様感覚を捨て、管理組合の活動はマンション(=自分の財産)のためという意識を持つことが何より大切だ。
冒頭で、「理事への就任は義務ではない」という話をしたが、これから理事になる方にはぜひ「理事への就任は権利である」という考え方をしていただきたいと思う。マンションの設備や環境を自分たちで守り、資産価値を向上させるために、直接活動できる好機だと思ってほしいのだ。
理事会では、「こんなマンションを目指そう」「こんな管理組合にしていこう」という目標を掲げ、積極的に取り組むことが望ましい。コロナ禍の昨今ならば、むしろ今まで以上に理事会が細やかに活動する必要性が感じられる。
これまでに多くの理事の方と出会う中で、「理事の仕事はやりがいがあった」「自分のマンションをよくするという意識が高まり、勉強にもなった」「仕事と違ってヒエラルキーがなく、自分の意見が尊重されたことがうれしかった」「思っていた以上に楽しかった」などという感想を聞いており、大半の方が「理事を経験して良かった」と言っている。
そして、そうした理事経験者たちが増えていくほど、管理組合も成熟していき、管理会社とも対等で、適切な付き合い方ができるようになっていく。だから、マンションの管理組合やコミュニティといった面では、中古マンションのほうが質の高いところが多いといえるのだ。
適材適所と新任理事の意識向上が
理事会運営のコツ
理事会を上手に運営していくコツはいろいろあるが、まずは「適材適所に人材を配置する」ことが大切だ。当然ながら、人には個性があり、さまざまな特性を持っている。例えば、リーダーシップのある人、コミュニケーション能力の高い人、鋭い一言を言う人、広報的なことが好きな人、IT関係に強い人、マンション内部の事情通の人、ママ友付き合いの上手な人、子どもが好きな人、高齢者への配慮や支援ができる人など、マンションにはいろいろな人がいるはずだ。
そこで、それぞれの得意な分野や適性を考慮して、理事の役職や役割を決めるといいだろう。新任理事が集まって、理事会で役職を決める際には、くじ引きやジャンケンなどではなく、みんなで自己紹介がてら、いろいろなことを話し合って、役職や役割を決めていくことをお勧めする。

仮に、2年任期で半数改選の理事会だとするなら、前半の1年目は、先輩の理事が新任理事の個性や特性を見て、後半の2年目で、その人にふさわしい役職や役割を決めるようにすると、本人も周りの人も納得がいきやすいだろう。
そうはいっても、理事を経験したことがない人で、最初から管理組合の活動への意識が高いという人にはなかなかお目にかかったことはない。だから、初めて理事を経験する人には、管理組合の活動に興味を持てるようなきっかけを作ってあげることが大切だ。
そこで、次のような手順で、新任理事への声かけを行ってみてはいかがだろうか。
〈理事就任の手順〉
1 次期輪番の理事への通知
2 現理事が新理事候補者を訪問
3 オリエンテーション
4 総会にて新理事および監事の承認
5 役職決定(理事、監事)
※できれば理事長や他の役職者もここで決定
6 担当者ごとに引き継ぎ
※できれば新旧の理事間でコミュニケーションを取る
1・4・5はたいていのマンションで行われていることだが、できればぜひ2と3も積極的に取り入れてみていただきたい。1で突然通知が届き、その後いきなり4で理事に就任ということでは、新理事としては不安だらけになる。
そこで新理事就任前に、現理事が数人で新理事候補者を訪ね、3のオリエンテーションも兼ねて、組織や役職の業務内容、現在の活動内容などを説明しながら、いろいろな話をすることでお互いに理解が深まり、管理組合や理事会の活動にも興味を持ってもらうきっかけになるのだ。要するに、早いタイミングで次期の理事の意識向上を図るのである。
新理事候補者としても、通知の紙1枚だけが届くよりも、現理事の訪問を受けて話をすることで、良い意味での「同調圧力」が働き、次期の理事を引き受けてみようという気持ちになりやすいだろう。
仕事や家庭のことと理事の役目との両立は、大変な面もあるだろうが、理事に就任してみて初めて分かることも多いものである。理事の順番が回ってきた際には、ぜひ積極的に理事の仕事に取り組んでみてほしい。
「マンションは自分の人生で一番の高額の買い物だ」という人が多いと思うが、人生最大の購入資産が目減りしないように、しっかりと組合員としての「権利」を行使し、より良いマンション環境の実現と資産価値の向上を目指していただきたいと思う。
須藤桂一
株式会社シーアイピー代表取締役・一級建築士

悠仁さまに相次ぐ「筑附高合格」報道…早くも重要視される入学後の“ご学友づくり”

2022-01-26 11:00:00 | 日記
下記の記事は日刊ゲンダイデジタル様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

3月にお茶の水女子大学付属中(以下、お茶大附)を卒業される、秋篠宮家長男の悠仁さま(15)。受験シーズンが本番を迎える中、お茶大附は高校から女子校になるため、男子は別の高校を受験することになるが、悠仁さまは早くも進学先になる高校から合格通知を手にしていると、週刊誌などでは報じられている。

 最有力候補といわれる筑波大学付属高(以下、筑附)は毎年、多くの東京大学合格者を輩出する偏差値70前後の名門校として知られている。さらに、お茶大附とは目と鼻の先のところにある。

「筑附とお茶大附の間で推薦制度である『提携校進学制度』が締結され、両校から若干名が受験でき、書類審査と面接が行われます。2月13日の一般入試に先立って行われているため、合格者にはすでに通知されているといいます」(週刊誌記者)

 悠仁さまは多くの皇族方の進学先である学習院に進むことなく、幼稚園からお茶大附に入園。中学までそのまま学ばれている。しかし、中学進学の段階で、筑附中への進学が一度検討されたという。
■東大進学に一歩近づく

「悠仁さまが中学に進学される前の16年に両校間の推薦制度ができましたが、姉の眞子さんと小室圭さんの結婚問題が起こったため、制度の利用を見送られたといわれています。今回、推薦制度を利用した筑附高への進学に対して“特別扱い”だという声もあがっていますが、皇族方が他の受験者と一緒に一般受験されることのほうが異様でしょう。お茶大附中を優秀な成績で卒業されるといわれているので、筑附高への推薦入学も不自然ではないと思われます」(皇室ジャーナリスト)

入学後、注目されるのが同級生となる“ご学友”の存在だ。将来、天皇になる可能性のある悠仁さまにとって恩師だけでなく、体育祭や修学旅行など多くの経験をともにし、さまざまな情報を吸収するご学友は非常に大きな存在になるだろう。

「上皇陛下や天皇陛下も学生時代に交遊のあったご学友とは生涯の友としてお付き合いをされてきました。それだけにある程度しっかりご学友が選ばれることになると思います。ただ、今はお2人のときとは時代も異なりますし、秋篠宮家では慣習にとらわれない教育をしていることもあって、無理にご学友をつくられるというより、自然な形でご友人をつくられるのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)

毎年20名前後の卒業生が東大現役合格する環境で学ぶことになりそうな悠仁さま。東大進学が現実味を帯びてきている。


「笑い」が健康に良い影響、震災被災者を対象とした研究で検証

2022-01-26 08:30:00 | 日記
下記の記事はビヨンドヘルス様のホームページからお借り紹介します。(コピー)です。

東日本大震災と原発事故の被災という困難な状況下でも、笑うことが健康に良い影響を与えている可能性を示唆するデータが報告された。福島県立医科大学医学部疫学講座の江口依里氏らが地域住民を対象に、笑う頻度と生活習慣病の有病率との関連を検討した結果であり、「International Journal of Environmental Research and Public Health」に12月2日、論文が掲載された。
東日本大震災と福島第一原発の事故は、近年の日本で最大規模の災害であり、被災者の間で心理的ストレスや生活習慣病が増えていることが報告されている。一方、健康に対する笑いの効用が最近注目されている。例えば、日常生活で笑う頻度と、心血管疾患リスクやアレルギー疾患の症状などが逆相関することが報告されている。江口氏らは、福島の被災者にも笑いの効用が認められるかを検討した。
この研究は、東日本大震災を契機にスタートした福島県民健康調査のデータを用いて行われた。同調査の対象は、2011年3月11日~2021年4月1日に、政府によって避難地域に指定された範囲内に居住していた全住民。このうち2012年度と2013年度に実施されたアンケートに回答した30~89歳の被災者から、データ欠落のない4万1,432人(男性44.4%)の回答を解析対象とした。
笑いの頻度は、「ほぼ毎日笑う」、「週に1~5回笑う」、「月に1~3回笑う」、「ほとんど笑わない」から選択してもらい、「ほぼ毎日笑う」とそれ以外の回答に二分し、生活習慣病の有病率との関係を検討した。生活習慣病の有無は、高血圧、糖尿病、脂質異常症、脳卒中、心臓病などについて、「診断されたことがあるか」という問の回答で判定した。また生活の場所に関する質問に、仮設住宅や避難所と回答した場合は「避難経験者」と判定した。このほかに、主観的健康感や心理的ストレス(K6やPCLSという指標で評価)や就労状況、他者との絆(助けを求めることができる肉親や友人の数)などを把握した。
「ほぼ毎日笑う」と回答した割合は、男性23.1%、女性28.6%だった。ほぼ毎日笑う人は男性、女性ともに、笑いの頻度がそれ以下の人に比較し、生活習慣病の有病率が低く、その関係は、年齢やBMI、喫煙・飲酒・身体活動習慣、心理的ストレス、睡眠の質、就労状況、他者との絆などの影響を調整後も有意だった。
例えば、ほぼ毎日笑う男性は、糖尿病〔オッズ比(OR)0.84(95%信頼区間0.75~0.94)〕と心臓病〔OR0.86(同0.75~1.00)〕、女性では高血圧〔OR0.89(同0.83~0.97)〕と脂質異常症〔OR0.76(同0.69~0.84)〕のオッズ比が有意に低かった。反対に男性では、がんのオッズ比上昇が認められた〔OR1.23(同1.02~1.48)〕。ただしこの点については、笑いの効用が広く認知されるようになったため、がん治療中の患者が積極的に笑うように心がけていることの現れではないかと、著者らは考察している。
次に、避難経験の有無で分けて解析。避難経験がない群では、ほぼ毎日笑う人の有意なオッズ比の低下が認められたのは、女性の高血圧と脂質異常症のみであり、男性では有意性が認められなかった。一方、避難経験のある群では、女性の高血圧、脂質異常症に加えて、男性の高血圧、糖尿病、心臓病についても、ほぼ毎日笑う人ではオッズ比が有意に低かった。
この結果から著者らは、「東日本大震災後の笑いの頻度は、高血圧、糖尿病、脂質異常症、心臓病の有病率の低下と関連していた。特に避難を経験した男性では強い関連性が認められた。大規模災害後などのストレスの多い状況下では、笑いが生活習慣病の予防に有効である可能性が示唆される」と結論付けている。ただし本研究には、横断研究であるために因果関係は不明なこと、生活習慣病の有無を医学的診断ではなく自記式質問票の回答により判定していること、回答率が40.7%であり十分でなく被災者全体の傾向とは言えない可能性があることなどの限界点があると述べ、「被災後の笑いの効用のエビデンス確立には、今後の縦断研究や介入研究が必要」としている。
[HealthDay News 2022年1月17日]