りとるぱいんわーるど

ミュージカル人形劇団“リトルパイン”の脚本の数々です。

“公演日記” ―未来への贈り物― 2

2011年11月13日 18時11分45秒 | 公演日記


  

         「タイムマシンは何処にあるんだろう・・・。」
   

  
  
         「死んでも行かせるもんか!!」「そら!!」


   この場面は動きが上手くいかないと、単なるドタバタ場面になる
  ので、この作品の中で一番、気を使って動きを付けた場面であり
  ます^^;・・・人形故に・・・ですね(>_<)



                      ⇓

  
  

   後ろの窓の外には、グレーの空が広がっています(>_<)
  でも、何となく真ん中の窓枠が浮いてるような気が・・・しますか?
  実は窓の外の空は、二重になっていて、後で青空に変わるように
  なっているのです(^^)v
  一番最初の同じ背景は、窓は書いていただけなので、引き抜き
  はできないようになっています^^;



                       ⇓


  

            「花・・・枯れちゃったんだ・・・」

  後ろの“空気浄化装置”の上の方が、光っているのが・・・分かる
  でしょうか・・・^^;某100円均一で購入した、玩具なのですが、
  ボタンを押すと、光ったり消えたりする優れモノなのです(^.^)
  最近は、何でも100円均一で揃うので、素材の宝庫として、全く
  ビンボー劇団には有り難い・・・強~い味方です♥



                      ⇓


  

  後ろの窓、丁度、手前のグレーを引き抜いて、今まさに、“青空”
  に変わろうとしている所です(^^)v

  

  と、同時(・・・ではないですね^^;)に、舞台縁に置いてあった、
  首を垂れて、枯れてるように見えた花を、手でその首を持ち上げ
  ている所です(^_^;)
  本当は、もっと“スッ”と、首が立つようにしたかったのですが・・・
  どうすればいいのか思いつかず、手っ取り早く出来る、こんな方
  法になりました(>_<)




                      ⇓


  

       「花・・・花が・・・!!そら!!やったよー!!」


               
                      ⇓


  

         「あの子、未来から来た子だったのね。」

  はなちゃん、イヤに端っこにいます・・・^^;
  実は出遅れです(>_<)
  人形操作は、主役系以外の人形は、一人で何体も持ち代えする
  為、出遅れは珍しいことではありません(^_^;)・・・見て頂いてい
  る方には、心の中で“ごめんなさい”と言いながら、目では見えな
  いのに、声はそこにいる・・・変な状態・・・見たことのある方・・・
  すみません~・・・m(__)m

  
         
                      ⇓



  
  
          「二度と出会うことはないけれど・・・」

  おまけフォトのピカピカが映ってないですね(^^)紗幕後ろの転換
  は、無事終了していると思われます(^^)v



                      ⇓



  

                  「桜・・・?」
 
  分かり難いですけど、ブルー君の肩辺りに桜の花びらがチラチラ
  しています(^^)v



                      ⇓


   
  
  

  この場面、桜吹雪をまき散らすのですが・・・
  今公演・・・この後、エライことになってしまいました~(^_^;)


  

  


  エライことになってる写真・・・です^^;
  どこぞのテーマパークのパレードの如く・・・まき散らした桜の花
  びらを、子ども達が“わーっ”と、取りに集まってきたのです^^;
  私・・・ブルー君を操作しながら「舞台押さんといて~!!」と、
  叫んでいました(>_<)
  
  ビデオを撮っていた者が、「一瞬、カメラの画面が真っ暗になった
  ・・・」と、申しておりました~・・・(^_^;)

  頑丈そうに見えて、組み立て写真を見て頂いた通り、パイプの
  組み合わせで出来ている舞台なもので、押し引きなどに
  とっても弱いのです(>_<)

  でも、子ども達に喜んでもらえて、公演した私達も、とても楽しめ
  た日曜日の一時でした♥

  色々と、ご協力頂きました皆様には、感謝の気持ちで一杯です。
  「ありがとうございましたm(__)m」
  それでは、また次回公演で・・・(^.^)/~~~



          


            ミュージカル人形劇団“リトルパイン”代表
                                 
                                どら。


  




 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ 


   おまけフォト(^.^)
  

  真ん中辺りに、青く光った点・・・分かりますか?
  空気浄化装置のピカピカです(^.^)紗幕に映るのと、次景転換の
  為、前場が終われば、直ぐに台(舞台の中に、三段ボックスを
  二つひっつけた棚を置いています(^^)v)から外します^^;



     (どら余談^^;)

    昨日、ここでお人形の出遅れのお話しをしましたが・・・
    今朝がた、思いっきり主役のお人形(・・・操作は私です。)
    が出遅れで、ハッと気付いて見た自分の手には、主役では
    なく、違うお人形が・・・(>_<)
    もう無茶苦茶焦って覗いた客席には、呆れたように舞台を
    見詰める目、目、目・・・(-"-)
    なんて、夢を見ていて、携帯アラームで飛び起きたのです。
    もう、現実に有り得そうな夢で、ドキドキしてしまいました~
    (^_^;)

    多分、とんでもない格好で寝ていたんでしょうね・・・体中
    ガチガチで、体的にも精神的にも、しばらく起き上がれま
    せんでした・・・(>_<)
    ただの夢で済みますように・・・^^; 



     (もう一つ余談を^^;)

    終演後に片付けが大変でも、「思いっきり客席に、花びら
    飛ばして~」と、飛ばし係りの団員に言っていたのですが、
    実際の終演後には、ただの一枚も花びらは落ちていませ
    んでした~^^;子ども達、ありがとう(^^)♥













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“ダスティン” ―全4場―

2011年11月12日 20時54分32秒 | 未発表脚本



    


 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


    〈主な登場人物〉

    ダスティン  ・・・  新聞記者の男。

    ケビン  ・・・  ダスティンの後輩。(カメラマン。)

    クリストファー

    マーガレット  ・・・  クリストファーの妹。

    フランク  ・・・  執事。元、クリストファー兄妹の教育係。


 
 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


         客電落ちる。
         開演アナウンス。

   ――――― 第 1 場 ――――― A

         静かな音楽で、幕が上がる。
         風雨が激しく吹き荒れ、雷が轟く、大嵐の様子。
         客席後方より、雨を避けるように身を屈め、
         2人の男(ダスティン、ケビン。)走りながら登場。

  ケビン「先輩!!待って下さいよー!!」
  ダスティン「馬鹿!!早く走れ!!カメラが壊れちまうぞ!!」
  ケビン「だって、重くって・・・!!」

         2人、下手方舞台前へ。雨宿りするように。
         (上を見ながら、服を払ったりしている。)

  ダスティン「全く・・・急にこの大嵐・・・参ったなぁ・・・。」
  ケビン「天気予報じゃ、今日は雨なんか降る筈なかったのに・・・
       。」
  ダスティン「天気予報なんか当てになるもんか・・・。山の天気は
         女と一緒で、気紛れなんだよ・・・。」
  ケビン「へぇ・・・、そう言うもんなんだ・・・。でもこれからどうすん
       ですか・・・?車は山の麓に置いたままだし、こんな大嵐
       の中、とてもじゃないけど、あそこまで戻れないですよ
       ・・・。カメラだって重いし・・・。」
  ダスティン「(何かに気付いたように、舞台上を見る。)丁度いい
         具合に、屋敷があるじゃないか・・・。・・・ここ・・・誰か
         住んでんのかな・・・?」
  ケビン「え?(舞台上を見て。)本当だ・・・。全然、気が付かなか
       ったですね。こんなに大きな家なのに・・・。」
  ダスティン「(ゆっくり舞台上へ。)・・・すみませーん・・・。」
  ケビン「(ダスティンに続いて、回りを見回しながら舞台上へ。)
       黙って入っちゃ不味いですよ、先輩!!」

         舞台上、薄明るくなる。と、古びた屋敷内の様子。

  ダスティン「どなたかいらっしゃいませんか・・・。」
  ケビン「なんか薄気味悪い屋敷だなぁ・・・。丸で幽霊でも住ん
       でそうな・・・。」
  ダスティン「何言ってんだ。この文明社会の世の中に、幽霊な
         んてものが存在する訳ないだろ、全く・・・。」
  ケビン「だけど・・・このカビ臭い臭い・・・。屹度、長い間空き家
       だったんじゃないかな・・・?」

         再び、大きな雷の音が響く。

  ケビン「わあっ!!」
  ダスティン「(その声に驚いたように。)わっ!!ビックリするだろ
         !!」
  ケビン「・・・ごめんなさい・・・。」

         その時、上手より一人の執事(フランク。)手に
         ランプを持ち、ゆっくり登場。

  フランク「どなたですかな・・・?」

         ダスティン、ケビン驚いて、上手方を一斉に見る。

  ケビン「ひっ!!」
  ダスティン「・・・あ・・・すみません、黙って入って・・・。ただの
         空き家かと思ったもので・・・。」
  フランク「(笑って。)こんな山の中の古びた一軒家・・・、確かに
        人が住めるような所ではありませんが・・・。」
  ダスティン「いや・・・。そうだ、私達はNT新聞社の者で、今、取
         材の帰りなのですが、この突然の大嵐で、立ち往生
         してしまって・・・。」
  ケビン「車を山の麓に置いたままだし・・・」
  ダスティン「暫く、この嵐が治まるまで、凌がせてもらえないで
         しょうか。」
  フランク「・・・しかし・・・」
  ダスティン「雨さえ避けられれば、この玄関先でもどこでも・・・。」
  ケビン「カメラぶっ壊しちゃったら、大目玉食っちゃうし。(笑う。)」
  フランク「・・・いや・・・だが・・・この屋敷は・・・」
  ケビン「カビ臭いのを除けば、結構手入れの行き届いた快適そ
       うな屋敷・・・。部屋だって、沢山ありそうだし・・・ね?」
  フランク「それは・・・その・・・」
  ダスティン「・・・何か不味いことでも・・・?」
  フランク「・・・いえ・・・」

         その時、クリストファーの声が聞こえる。

  クリストファーの声「・・・どうぞ・・・構いませんよ・・・」

         ダスティン、ケビン、一瞬その声に体が強張った
         ように。回りをゆっくり見回す。
         上手後方に置いてあった、一つの大きな回転椅子
         に座っていたクリストファー、こちらを向き、ゆっくり
         と立ち上がる。

  フランク「クリストファー様・・・!」
  クリストファー「この嵐だ・・・、今、外へ出ても無事に山を下りる
           ことが出来るかどうか・・・。こんな古びたカビ臭
           い所でよければ、ゆっくりして行って下さい。(微
           笑む。)」
  ケビン「あ・・・!カビ臭いって言ったのは・・・あれは・・・!」
  クリストファー「いいんですよ・・・。この屋敷は、湿気が多くて
           いつもジメジメしている・・・。あなたが言ったよう
           に本当にカビ臭いんですから・・・。」
  ダスティン「(ケビンの方を向いて、声を出さずに。)馬鹿・・・!
         すみません・・・まさか、そこに人がいるなんて気付き
         もしなくて・・・。」
  クリストファー「フランクに部屋を用意させましょう・・・。」
  フランク「クリストファー様・・・」
  ダスティン「いや・・・本当にもうここで十分です。」
  クリストファー「駄目ですよ。こんな居間で、お客様をお泊めする
           なんて・・・。空いている部屋は山のようにあります
           。どうぞ風雨が治まるまで、一晩でも二晩でも・・・
           。」
  ダスティン「・・・さっきは・・・(フランクをチラッと見て。)何か不味
         いことがあるような口振りだったが・・・」
  クリストファー「フランクは歳のせいで、何事にも慎重なだけです
           。見ず知らずのあなた方を、この家の中に招くの
           はどうかと・・・。」
  フランク「申し訳ありません・・・。」
  クリストファー「さぁ、フランク・・・お二人の為に、部屋を用意して
           差し上げなさい。」
  フランク「はい、分かりました。ただ今直ぐに・・・。」

         フランク、上手へ去る。

  クリストファー「(上手を示して。)どうぞ・・・。身の回りの世話を
           する者は、この屋敷にはフランクしかいないので、
           行き届かない所があるでしょうが・・・。いつまでも
           ゆっくりと・・・。」

         ダスティン、不審気にクリストファーを見ながら、
         ゆっくり上手方へ。ケビン、嬉しそうに続く。

  ダスティン「この屋敷に住んでいるのは・・・あなたとフランク・・・
         ?」
  クリストファー「・・・もう一人・・・僕の妹がいます・・・。後で、お茶
           の時にでも紹介しますよ・・・。何分、世間知らず
           な娘なもので、あなた達にも失礼があるかと思い
           ますが、お許しを・・・。(再び、上手方を示す。)」

         ダスティン、ケビン、ゆっくり上手へ去る。
         微笑んで見ていたクリストファー、2人が去ると、
         打って変って真顔になり、上手方を見据える。
         その時、娘の楽しそうな笑い声が聞こえる。と、
         下手方よりマーガレット、嬉しそうに走り登場。

  マーガレット「久しぶりね!!久しぶりのお客様ね、お兄様!!
          」
  クリストファー「マーガレット!そんな風に、あからさまに喜ぶの
           は、はしたないよ。」
  マーガレット「だって嬉しいんですもの!!もうお腹がペコペコ
          ・・・。お兄様はいいわ!いつだって好きなように、
          麓の町まで行って、お腹一杯ご馳走にあり付ける
          んだもの。いつもいつも兄様に分けてもらう食事だ
          けでなく、もっと違ったものが私は欲しかったの!
          !」
  クリストファー「駄目だよ!!自分勝手な行動をしちゃ!!」
  マーガレット「・・・お兄様・・・」
  クリストファー「後でちゃんと、おまえの望むようにさせてやる
           ・・・。だから少しの間、普通の娘らしく振舞うん
           だ・・・。いいね?」
  マーガレット「・・・分かったわ、お兄様・・・。でも、普通の娘らし
          く・・・って・・・」
  クリストファー「普通だよ・・・。昔を思い出して・・・。だが・・・見
           たか・・・マーガレット・・・」
  マーガレット「見た・・・って、何を・・・?」
  クリストファー「あの男の顔さ・・・。」
  マーガレット「顔?顔は暗くて、よく分からなかったわ!だって
          顔なんて、私には関係ないもの。」
  クリストファー「あの忌々しい奴に、瓜二つのあの人間の顔・・・
           。」
  マーガレット「忌々しい奴・・・?」
  クリストファー「僕達を、こんな体にした張本人さ!!」

         雷の音が鳴り響く。
         暗く重々しい音楽流れ、クリストファー、スポットに
         浮かび上がり歌う。

         “この呪われし運命の
         定めたるは憎き奴
         この世の果てまで付きまとう
         永遠の呪縛に苛まれ
         心の安らぎは遥か彼方・・・
         夜の闇が安息の時
         月の輝きが
         ただ黒い瞳を映し出す・・・”

         暗転。

   ――――― 第 1 場 ――――― B

         舞台、薄明るくなる。(前場の様子。)
         一時置いて、上手より一冊の本を手に、
         読みながらケビン登場。

  ケビン「先輩!!先輩!!どこ行っちゃったのかなぁ・・・?それ
       にしても広いお屋敷だなぁ・・・。(回りを見回す。)退屈
       凌ぎに部屋で見つけた童話、一緒に読もうと思って、持
       って来たのに・・・。童話なんて、子どもっぽいか・・・。」

         ケビン、一人で話しながら、上手後方の
         回転椅子へ腰を下ろす。

  ケビン「けど、昔の童話って何でこう・・・どれもこれも残酷なんだ
       ろう・・・。子どもに読ませて聞かせる為のものじゃなくて、
       大人のうっぷん晴らしの為に、書かれたとしか思えない
       よなぁ・・・。それにしても、これは・・・誰が書いたのかな
       ・・・?原本がここにあるってことは・・・クリストファー・・・
       ?(笑って。)まさかね・・・。どう見ても、まだ10代・・・?
       結構、何冊もあったし・・・。まぁいいや・・・。・・・その昔・・
       ・ある小さな村に、とても仲の良い2人の兄妹が住んで
       いました・・・。2人はいつも一緒に遊び・・・学び・・・そし
       て語り合うのでした・・・。大好きな丘に登り・・・自分達の
       将来を・・・」

         遠くで明るい音楽流れ、段々大きくなるように。
         それと同時にケビン、フェード・アウトする。

   ――――― 第 2 場 ―――――

         音楽大きく、舞台明るくなる。(村の丘の風景。)
         下手より、花の冠を被り、花籠を手にした
         マーガレット、歌い踊りながら登場する。
         マーガレット、舞台中央に腰を下ろし、籠の中
         から花を取り出し、花輪を作り始める。
         そこへ上手より、ダスティン登場。
         回りを見回しながら、マーガレットのことは気にも
         止めない風に、ゆっくり下手方へ。

  マーガレット「こんにちは。旅の方?」
  ダスティン「(チラッとマーガレットを見るが、知らん顔する。)」
  マーガレット「この丘、綺麗でしょう?私はここから見る、村の
          様子が一番好き。村に立ち寄る旅の人は、この
          場所を知ると、必ず決まって、次に訪れた時にも
          是非もう一度ここへ来たいものだ!と言われるわ
          !(客席方を指差し。)見て!あの赤い屋根の家、
          あれが私の家よ!その隣の藁葺きの家が、アン
          ディおばあさんの家。おばあさんの焼くスフレは、
          とっても美味しいの!・・・それからあの十字架が
          ・・・」
  ダスティン「煩い!!俺の前でベラベラお喋りしていると、とん
         でもないことになるぜ・・・。」








      ――――― “ダスティン”2へつづく ―――――







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“パピ” ―全6場―

2011年11月09日 22時03分15秒 | 新作(人形劇用)


  この作品は、実は来年春公演の1本に決まっていた新作です。
  が、この間からお話ししているように、只今、またまた新作を
  書き始めている為、余ってしまった作品・・・と言う訳なのです
  ^^;
  秋に予定している7周年記念公演作品と、つながりのある作品
  で、両方見て頂けると、面白さも倍増・・・と考え、書き上げた
  ものなのですが、どうも私の中で・・・何と言いますか、どうして
  も“駄作”感がある作品で、台詞メンバーにはもう、練習にも入
  ってもらってたのですが、現時点では公演予定のない作品で
  ありますので、このまま葬られるのは可哀相ですし、ここで、
  新作を書き上げ、次回このページでご紹介して行こうと、頭で
  考えている作品を書き出す前の、繋ぎ的にご紹介しようかな
  ・・・と、突如思い立ちました(^^♪
  
  ま、“駄作”感はありますが、実際に練習にも入っていた作品
  と言うことで、素敵な曲も沢山付いているので、その辺り、
  お聞きして頂けないのも残念ですので、その内、何らかの形
  で仕上げていければ・・・と考えています^^;

  ここで読んで、記念公演での出演者達を・・・「へぇ・・・こんな
  ことがあったんや・・・」と、言った風に見て頂けると、また面白い
  のではないか・・・と思いますので、色々な形で、其々お楽しみ
  下さい(^.^)




                                どら。




 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪

   
       〈主な登場人物〉


     パピ  ・・・  生まれたばかりの妖精。

     レミ  ・・・  独り立ちしたばかりの妖精。

     エンゼル  ・・・  妖精の教育係の天使。

     大王様  ・・・  天界に住む。

     ロン  ・・・  人間の少年。

     ロンの父。

     少女。

     少女の母。

     いじわる妖精1、2、3。

     妖精1、2、3。

     時の妖精。

     女の子。


 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


         静かな音楽流れる。

  少女の母の声「その昔・・・天使と妖精は、其々の役割を持って、
            この世界に生きていたのよ。」
  少女の声「へぇ・・・」
  少女の母の声「この世界を創造する妖精達・・・。その妖精達を
            教育する天の国から使わされた天使達・・・。」
  少女の声「先生ね!」
  少女の母の声「そうよ・・・。妖精達が、色々な森で生まれると、
            天の国の大王様の命を受け、天使達がその妖
            精達の元へ送られてくるの。」
  少女の声「ふうん・・・」
  少女の母の声「そうやって、天使先生に教育された妖精達は、
            一人前になって、ようやくこの世界を創造する
            役目を与えられるのよ。」
  少女の声「すー・・・すー・・・(寝息。)」
  少女の母の声「あらあら・・・もう寝てしまったのね・・・。おやす
            みなさい、愛しい子・・・。幸せな夢の世界で、
            ゆっくりと・・・」

         音楽変わり、幕が開く。

    ――――― 第 1 場 ―――――

         森の様子。妖精達、歌う。

  妖精1「ああ、忙しいわぁ・・・。」
  妖精2「また今日も一人、妖精が生まれるわ!」
  妖精3「早く、天使先生に連絡するんだ!」
  妖精1「先生が到着する前に生まれたら大変だわ!」
  妖精2「さぁ、早く皆で手分けして準備するのよ!」

     妖精達“新しい命の誕生     コーラス“素敵な
          皆で祝おう              一日が
          準備をするんだ           今から
          ぬかりがないようにだ       始まる始まる
          全てに
          今日は素晴らしい日だ      祝おう
          妖精の誕生
          晴れ渡る空 そよぐ風       素敵
          なにもかもがきらめく

          この広い世界            生まれる
          素晴らしい世界           妖精
                               祝おう
          創造するのが役目”
                               始まる”

  妖精1「さぁ、急いで!!」
  妖精3「慌てるな!!」

     妖精達“新しい命の誕生     コーラス“素敵な
          皆で祝おう               一日が
          準備は万端              今から
          何もかも整った            始まる始まる
          全てが
          今日は素晴らしい日だ       祝おう
          妖精の誕生 
          美しい森 輝いて           素敵
          今日と言う日を祝おう”       準備を” 

         妖精達、慌てて去る。
         その時、卵が割れて妖精が生まれる。
         (ピキッパキッ。)
         音楽変わる。

  パピ「ううん・・・(背伸びをする。)わあーっ・・・」

         パピ歌う。

         “なんて素敵        コーラス“きらめく
         夢に見てた              憧れ
         青い空
         可愛い小鳥たち           夢見てた
         思い描いた              素敵な 
         近くて遠い               世界よ
         夢見てた                心に
         未知の国だったのよ

         いつも卵の              なんて素敵
         中から見ていた           ただ見詰めてた
         憧れの世界              いつか私も”
         こんな風に
         羽を伸ばし
         背伸びをして
         大空を
         飛び回る
         今 私の夢              “夢”
         叶う時・・・
         今こそ”

         パピ去る。
         入れ代って妖精達、登場。

  妖精3「大変だ!!卵が割れてるぞ!!」
  妖精1「生まれたんだわ!!」
  妖精2「ちょっと目を離した隙に!!」
  妖精1「なんてことなの!!」

     妖精達“大変なことだぞ
          妖精が一人で
          生まれたばかりだぞ
          付き添いもない
          たった一人で
          大変だぞ ああ!!”

         紗幕閉まる。

    ――――― 第 2 場 ―――――

         紗幕前。
         音楽流れ、一人の少年(ロン)、下手より
         登場。歌う。

  ロン「風、吹かないかなぁ・・・。そしたら、この父さんに買って
     もらった宝物の凧が、空高く飛び上がるのになぁ・・・。」

         “風よ吹けよ 風よ吹けよ
         大切なこの凧を
         風に乗せて空高くと
         風よ吹けよここで     コーラス“風吹け
         そよ風でも大空高く
         心地よい流れ頬に          風よ
         風よ吹けよ僕の近くで
         吹け風この空広く           吹け風吹けよ”
   
         風よ吹けよ風よ吹けよ
         大切な宝物
         凧を乗せて空高くと
         僕の頬に触れて”          “風吹け風よ
                               吹け風吹けよ”

         ロン、上手へ去る。
         (紗幕開く。)

    ――――― 第 3 場 ―――――

         丘の上。
         一人の妖精(レミ)、杖の練習をしている。

  レミ「えいっ!!(杖を振る。)えいっ!!可笑しいなぁ・・・。天使
     先生に教えられた通りに、やってるんだけど・・・。」
  
         音楽流れる。
         下手より、いじわる妖精登場。歌う。

  いじわる妖精1「おい、レミ・・・」
  レミ「え・・・?」
  いじわる妖精2「おまえ、何やってんだ!?」
  レミ「・・・僕・・・」

     妖精達“先生の教育 終わった妖精
          世界の創造をするのが役目
          一人は不安か頼りない奴だ
          妖精の国の落ちこぼれだ
          俺達は立派に役目を果たす
          杖の使い方も知らない奴だ
          そんなことあるのか妖精の恥
          妖精の国の落ちこぼれだ

          貸せ!!(レミの杖を取り上げる。)”

  レミ「あ・・・!!返して・・・返してよ!!」

     妖精達“ほら!!”

  レミ「あ!!返して、僕の杖・・・」

  パピの声「こらーっ!!」

         パピ、上手より登場。

     妖精達“なんだ おまえ!!”

     パピ“卑怯よ!!”
 
     妖精達“偉そうだぞ!!”

     パピ“やるの!!”

     妖精達“やるか!!”

  妖精3「おまえなんか、この杖で雨を降らせて、ずぶ濡れにして
       やるぞ!!」
  パピ「なによ、そんな棒!!(杖を取り上げ、二つに折る。)」
  妖精3「あ!!」
  妖精1「何するんだ!!」
  妖精3「わあーん!!僕の妖精の杖がー!!」
  妖精2「おまえなんか天使先生に言いつけてやるー!!」
  妖精1「覚えてろよー!!」
  妖精3「わあーん・・・!!」

         いじわる妖精、下手へ去る。

  パピ「ふんっ!!何よ、弱虫!!」
  レミ「・・・君・・・」

         音楽、フェード・アウト。

  パピ「あんな奴らに黙ってないで、言い返してやりなさいよ!!」
  レミ「だって僕・・・」
  パピ「(落ちていた杖を拾って、レミに差し出す。)はい!これ、あ
     なたの棒でしょ?」
  レミ「ありがとう・・・。君は・・・」
  パピ「私はパピ!今日、生まれたばかりなの!」
  レミ「生まれた・・・?(パピの後ろを覗き込む。)」
  パピ「な・・・何よ・・・」






       ――――― “パピ”2へつづく・・・ ―――――







 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


     (どら余談^^;)

     新作が書き上がりました~♥   
     とっても、面白い作品に仕上がるんではないかと・・・
     自分でワクワクしています(^.^)
     今から、曲付けをしていくので、全てが仕上がるには
     もう少し時間がかかりますが、とりあえず内容が書き
     終わったと言うことで、他のことを考える余裕が出来る
     ので、頭が解放された気分です(^^♪
     書き上げるまでは、何をしてても頭は、お話しの筋を
     ず~っと考えているもので、余所から見ると、「変な人」
     と見られないこともないもので・・・^^;








       
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“未来への扉” ―全9場― エンディング

2011年11月08日 21時25分00秒 | 未発表脚本


  ジョーイ「それはないだろう?・・・しかし・・・アレックスと比べた
        りしたら申し訳ないよ。私のは飽く迄、一つの息抜き
        のようなものだったから・・・。あいつはでっかい奴だっ
        たよ・・・最後まで・・・。何ものにも屈せず、あいつは
        自分の意志を・・・夢を貫き通したんだ・・・。ただ一つ
        ・・・私が悔やむのは・・・最後の別れをちゃんとしなか
        ったことだ・・・。」
  クリスティーン「あなた・・・。」
  ジョーイ「(微笑んで。)今更言っても始まらないな・・・。」
  クリスティーン「・・・ジョーイ・・・」
  ジョーイ「(笑って意外そうにクリスティーンを見る。)おいおい、
        名前で呼ぶなんて、何年振りだい?」
  クリスティーン「(微笑んで。)ええ・・・、何だかあの頃が・・・3人
           でワイワイ楽しんでた頃が、何だかとても・・・懐
           かしくなって・・・。」
  ジョーイ「・・・そうだな・・・よき青春時代だった・・・。」

         2人、微笑み合い、寄り添うように下手へ去る。
         音楽で紗幕開く。

    ――――― 第 9 場 ――――― B

         上手より、バスケットボールを片手にアレックス、
         息を切らせながら走り登場。
         ドリブルしたりしながら、ゆっくり下手方へ。
         そこへ上手よりアレックスの友人、アレックスを
         追い掛けるように登場。

  友人「待ってくれよ、アレックス!!全く、おまえには叶わない
      よ・・・。」
  アレックス「(笑う。)そんなことないさ。」
  友人「おまえは何だって出来るんだから参るよ・・・。」
  アレックス「仕方ない。じゃあ今日の昼食は、俺が奢ってやる
         よ。」
  友人「本当に!?」
  アレックス「ああ・・・。毎日おまえに奢ってもらってたんじゃ、悪
         いからな。(嬉しそうに。)だけど、言い出したのは、
         おまえの方だぜ。フリースローで得点の少ない方が、
         昼食を奢ろうって・・・。(笑う。)」
  友人「(溜め息を吐いて。)もう、止めようぜ・・・。でないと、俺は
      卒業するまで、おまえに昼食を奢り続けなきゃならない
      よ・・・。」
  アレックス「OK。」
  友人「それはそうと、おまえロッククライミング部に入ったんだっ
      て?」
  アレックス「ああ。」
  友人「知ってるのか?あの部は、学校一キツイって言われて
      るのを・・・。」
  アレックス「(笑って。)知ってるよ。」
  友人「じゃあ、何で・・・!」
  アレックス「俺は何か、今しか出来ないことで・・・今だから出来
         ることで、自分を試してみたいんだ・・・。」
  友人「・・・へぇ・・・。俺には到底、真似出来ないな・・・。柄にも
      なく、医大なんて入ってしまって、付いて行くのが精一杯
      ・・・。おまえみたいに、趣味のことにまで頑張ろうなんて
      、とてもとても・・・。ま、応援くらいはしてやるよ。」
  アレックス「サンキュ!」

         2人、笑い合いながら下手方へ、歩いて行き
         かけると、下手より2人の娘(一人はエンゼル。)
         、楽しそうに話しながら登場。
         エンゼル、友人、お互いを認めて。

  エンゼル「あら・・・。」
  友人「よぉ・・・。」
  エンゼル「(アレックスに目を遣って、見詰める。)」
  娘「行きましょう、エンゼル。授業が始まるわ。」
  エンゼル「ええ・・・。」
  友人「じゃあな!」

         アレックスとエンゼル、其々擦れ違い様、
         振り返ってお互いを見詰める。
         が、エンゼル、娘と上手へ去る。
         アレックス、その方を暫く呆然と見ている。

  友人「(呆っとしているアレックスに気付いて。)如何した?」
  アレックス「(ハッとして。)ん・・・?いや・・・、彼女・・・知ってる
         のか?」
  友人「知ってるも何も、俺の妹さ。(アレックスの肩を叩く。)」
  アレックス「え・・・?」
  友人「何、驚いたような顔してるんだよ。俺だって兄妹くらい
      いるさ。」
  アレックス「だけど、おまえに妹がいたとはね・・・。」
  友人「(笑って。)別に隠してた訳じゃないよ。生まれてからずっ
      と、フランスの祖母の所で暮らしていたんだ。」
  アレックス「フランス・・・」
  友人「ああ・・・。少し体が弱くてね。向こうは空気がいいだろ?
      今度、紹介してやるよ。」
  アレックス「ああ・・・。」

         友人、下手へ去る。
         アレックス、立ち止まったまま、再び振り返る。

  アレックスの声「必ず・・・また会おう・・・。」

         音楽盛り上がる。






        ――――― 幕 ―――――











 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


     (どら余談^^;)

     それではここで、次回掲載作品の紹介をしておきたい
     と思います♥
     次回は、前回“迷った・・・”と言っていた作品、人間では
     ない者(・・・意外と私の作品、多いのです・・・^^;)が、
     主人公の作品“ダスティン”をご覧頂こうと思います(^^♪
     お楽しみに~(^.^)









      
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“公演日記” ―未来への贈り物―

2011年11月07日 22時54分52秒 | 公演日記


     10月30日(日) くもりのち雨


    8時50分  ・・・  区役所到着。 

    9時05分  ・・・  舞台組み立て開始。
                 
                 今日は、本舞台を使用して、公演を
                 行う為、催し物開始時間の4時間前に、
                 会場入りをさせて頂きました(^^)v


     

    後ろに見えているのが、ホール備え付けの舞台です。
    今回はその上に組み立てるのではなく、舞台に向かって
    右手、上の写真に写っている辺りに、組み立てさせて頂き
    ました(^.^)

    長い棒のようなものが、沢山見えますが、それを組み立て
    て、骨組みを作っていきます(^^♪

       

                     ⇓


     

     上の写真に写っている部分は、向って右側の半分くらい
     になります(^^)v下の写真が、向って左半分の骨組み
     になります^^;

     

     本舞台の骨組みの左手に見える“ハネ”部分が、少し
     斜めっていますが、後で修正し、真っ直ぐにします^^;


     

     パイプに凭れかかっている“板”(です^^;)の裏に、
     “上1”の文字が薄らと見えてますが、同じ板が7枚
     ある為、どの板がどの場所か・・・が以前はよく分からず、
     当日とてもドタバタしていたのです(^_^;)



                     ⇓

     
     


     パイプで骨組みを作ってから、布を被せて仕上げていき
     ます(^^)v


      
                     ⇓



    11時00分  ・・・  組み立て終了。

    

    これが、仕上がりの全景です(^.^)
    回りの風景から、大体の大きさをご想像下さい(^_^;)
    下の写真は、その舞台を中から覗いたものです♪


    



                      ⇓



    

    背景をセットし終わったところです(^^♪
    裏に、透明テープを貼って、背景を補強しているので、近くで   
    見ると、結構シワシワなのです^^;
    何場面も、転換がある作品では、背景をセットし終わった時の
    厚みは、結構なものです(^^)
    一番上に見えている背景が、第1場面の背景になります♥


    

    準備し終わった舞台で、出演者達の記念撮影です(^^)v


    

    この日は、舞台の外では、ゲームなどの遊びコーナーなどが
    あり、人形劇開始まで、幕を閉めていないと駄目だったので、  
    記念撮影の後は、上の写真のように、横のパイプにぶら下が
    って、出番待ちをしているお人形達でした^^;
    前にもお話ししましたが、意外と雑い・・・お人形の扱いなの
    です(^_^;)


    
                      ⇓



    14時45分  ・・・  開演。

    

    一番引きで、舞台をビデオ撮影した写真です(^^)
    真ん中はブルーくんです(^^)v

    今回は、色んなゲームなどが終わった後の、公演だったので、
    “風船”を手に、見ている子がいる為、ご紹介する写真に、その
    風船が時々丸く写っていたりします^^;
    
    ライトが自分達の手持ちの2台しかない為、写真が暗めになり
    ますが、お許し下さいm(__)m 

    

    引き写真の寄りバージョンです^^;
    ブルーくんの人形操作は私です(^_^;)今は肩に針金を入れる
    ことはあまりありませんが、このブルーくんには思いっきり針金が
    入っている為、手の動きに制限が生まれ、とっても動かし難い
    お人形でした(>_<)

 
         
                      ⇓


    

    「ロボ太、買い物に行ってたのかい?」 「はい、博士に頼まれて
    そこのスーパーまで・・・」



                      ⇓


    

    「ブルー、また来てたのか?」 「あ、アクア博士!」



                      ⇓


  
    
     
     「博士の作ったタイムマシンに乗って、アルミホイルを探して
      来るよ!!」

    

             「2011年の地球へ、出発!!」

    録音当初は、その年の西暦で“2008年の地球・・・”でした^^;
    が、今回再演するに辺り、3年も前・・・と言うのに違和感があり、
    今年の西暦に録音し直し、“2011年・・・”と変更致しました♪



                      ⇓


    

            「わぁ~・・・本当に緑なんだ・・・」

    ブルーくんの顔にひっ付いているのは、フツーのマスクのゴム
    なし状態のものを、ガムテで顔に直接、貼り付けています^^;

    不安定に付いているので、人形操作しながら、「早くマスク取っ
    てくれ~・・・!!」と、心の中で叫んでおりました(>_<)
    だって、ちょっと動くと取れそうで、ドキドキしながら動かして
    いたのです~(^_^;)いつもは私の人形操作は、激しいので
    すぐ分かると言われるのを、この場面に限って言えば、とっても
    楚々としたブルーくんになっていました(-"-)


   

           「息が・・・息が・・・息が出来る・・・」

   マスクが取れて、心置きなく引っ繰り返ることができました^^;


        
                      ⇓


   
   
    
          「へぇ~・・・これがタイムマシン・・・?」

   
                      ⇓



   

   そらくんの手に、おにぎりの形をしたアルミホイルがあります。・・・
   が、あまり分からないですね(^_^;)



                      ⇓

  

   
    
          「おいおい、今の見たか?」「ああ。」
         「あのお宝を頂戴するとしよう。」「ああ。」


    右の方に写っているのが風船です(^_^;)透けて、向こうの
    紗幕が見えていますね(~_~;)
    どうりで、公演中に“パン”“パン”と、風船の破裂音が・・・^^;
    きっと、あんなに薄くなるくらい、大きく膨らませた風船を、皆
    貰ってたんでしょうね(^.^)



                      ⇓



   

   「君のその素敵な首飾り・・・ちょっと見せてくれないかなぁ・・・。」
   「え・・・?」


   前回は、首飾りは針金の後ろを切ってしまって、男1が引っ張る
   と、直ぐに取れるように作っていたのです^^;が、そうすると、
   マスクと同じで、演技中とても気になり、自由に動けない為、今回
   は輪っか状態で作ってもらいました(^.^)

   お陰で動きは自由でしたが、男1に取られる時が・・・(>_<)
   練習で、男1が取りやすいように、その方へ頭を突き出したら、
   皆から「可笑しい!!」と言われたので、本番では、手隙の団員
   が取ってくれることになっていたのです。・・・が、本番、その団員
   は・・・下の絵のような状態で頑張っていたので、取りに来ること
   が出来ず、それを知らないで「何で取りに来てくれへんねんやろ
   ~(>_<)」と、焦りながら、私が自分で取って、男1さんに「差し
   上げます」とばかりに、渡したのでした~・・・^^;


   


   

  


                      ⇓



    

    後ろ、キャタピラで、2人の少年が走っている様子を表現して
    います(^.^)
    このキャタピラ、うちの大道具班長渾身の作・・・と言っても過言
    ではない、何度も何度も試行錯誤しながら、作り上げてくれた
    力作です♥ 
    一度では勿体ない・・・ではないですが、春公演“クリフ”作品で
    も登場予定です^^;生キャタピラ、どうぞお楽しみに(^^)v



                      ⇓


    

           「これ、どうやったらでかくなるんだ?」







 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


    (どら余談^^;)

    正直、公演が始まってしまうと、“録音”で演技している為、
    立ち止まることが出来ないのです(>_<)
    どんなに失敗があっても、遣り切ってしまうのです^^;
    なので、観客の皆さんには、「???」と言った場面を
    お見せすることが、たまにあるのも事実です・・・(^_^;)















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