2~3日前の出来事だ。
我が家から3軒先に、バス通りがある。
始終、救急車や消防自動車が走っているので、もう、音には慣れっこ。
よほど、近くでないと、体も反応しない。
が、その日の音は、いつもとちょっと違っていた。
パトカーのサイレンまで聞こえる。
車が止まった先は、割と近い。
何処だろう…。 何が起こったのか…。
主人が見に走った…。
しばらくして、帰宅。 やや、興奮気味に話しだす。
奥さんと娘さんが外出。
家には、高齢のご主人が一人、留守番だったらしい。
ご主人が体の異変に気が付き、ご自分で救急車を要請したらしい。
すぐに救急車が到着するも、玄関は閉まったままだ。
鍵がないから、開けられず、家の周りを見ても、窓も閉まっていて、中に入ることができないそうだ。
奥さんが、「今、電車内で、駅に向かってます…」と連絡がついたのが、2時間後。
その間、救急隊員も警察官も、ただただ、待機。
果たして、ご主人は、間に合ったのだろうか…。
昨今は、法律がうるさいらしく、窓のガラスを割ることもままならず…。
何なんだ!
窓のガラスと人の命と、どちらが大切なのか…。
コチンコチンのお堅い法律なんて、糞くらえ!!
人の命あってのことなのに…。
我が家も、どうしたらよいか、話し合った…。
鍵を人に預けるか、植木鉢の下にでも入れておくか…。
まだ、結論は出ていない。