大河ドラマ「篤姫」が始まるまでは,殆どの人(鹿児島県人をふくめ)が知らなかった篤姫。さらに小松帯刀(こまつ たてわき)ともなると、出身地の僅かの人と歴史家ぐらいしか知られていなかった。一躍,脚光を浴びることとなった。
『幻の宰相 小松帯刀伝』の表紙の肖像像写真から,目鼻立ちのなかなかの美男子ぶりが,うかがわれる。
▼アーネスト・サトウの小松評
幕末維新期に、辣腕の英国外交官として活躍したアーネスト・サトウは、小松に会ってこんな人物評を残している。
「小松は私の知っている日本人の中で一番魅力のある人物で、家老の家柄だが、そういう階級の人間に似合わず、政治的な才能があり、態度にすぐれ、それに友情が厚く、そんな点で人々に傑出していた。顔の色も普通よりきれいだったが、口の大きいのが美貌をそこなっていた」
(一外交官の見た明治維新 ~岩波文庫~)
『幻の宰相 小松帯刀伝』の表紙の肖像像写真から,目鼻立ちのなかなかの美男子ぶりが,うかがわれる。
幻の宰相 小松帯刀伝(改訂復刻版)瀬野 冨吉宮帯出版社このアイテムの詳細を見る |
▼アーネスト・サトウの小松評
幕末維新期に、辣腕の英国外交官として活躍したアーネスト・サトウは、小松に会ってこんな人物評を残している。
「小松は私の知っている日本人の中で一番魅力のある人物で、家老の家柄だが、そういう階級の人間に似合わず、政治的な才能があり、態度にすぐれ、それに友情が厚く、そんな点で人々に傑出していた。顔の色も普通よりきれいだったが、口の大きいのが美貌をそこなっていた」
(一外交官の見た明治維新 ~岩波文庫~)