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「日本全国にコスモスの花を咲かせ」-コスモス薬品-1

2019-01-07 03:47:50 | 九州の流通業界(商業・サービス)

   sorce:コスモス薬品ウェブサイト https://www.cosmospc.co.jp/

ディスカウント型ドラッグストアのコスモス薬品 https://www.cosmospc.co.jp/ 。同社創業の地は,宮崎県延岡市である。


コスモス薬品は,セルフセレクション&ライトカウンセリングを標榜し,売り場面積2000平方㍍,もしくは1000平方㍍の大型店に,女性客,高齢者も駐車しやすい平面駐車場を設け,日常生活に必要で便利な化粧品,OTC,日用雑貨,食品等々ざっと二万品目を品揃えする。
販売管理費が15%台が示すように,販管費を押さえてのコスト削減も徹底している。コスモス薬品のもう一つの戦略がEDLP(毎日安売り)である。
▼ドミナント(地域集中)出店
全店舗数958店舗(2018年12月末現在)のコスモスス薬品は,地元九州では,自社競合も辞さないドミナントを形成。九州で541店(2018年12月末)を展開。出店地は北進を進め,中部地区では,福井,岐阜,愛知,三重県まで進出している。四国地区111店,中国地区158店,関西地区122店,中部地区には26店の進出を果たした。関東進出も視野に入れている。
▼ 
死角なしとも思えるコスモス薬品の課題をあえて挙げれば,調剤進出に伴う薬剤師の確保。同社のみならずドラッグストア業界共通の悩みの種である,ここにに踏み込めば急激な人件費増から販売管理費15台の維持が難しくなりかねない。

 

月刊激流2019年02月号〔収益構造改革待ったなし 流通業界2019年全予測〕
収益構造改革待ったなし
流通業界2019年全予測
★総合スーパー
・業界を揺るがす企業買収、業態解体、GMS消失の激震
★コンビニエンスストア
・「成長限界説」を打ち破る次世代コンビニ構築が活発化
★食品スーパー
・ヒト・モノ・カネの最適化と再編淘汰が本格化
★ドラッグストア
・新たな収益源確保に動き、成長業態の勢いを維持
★百貨店
・生存領域は都市の色合いが一段と強まる
★生協
・宅配にライバル参入相次ぎ「協業」に活路を求める
★専門店
・最大手と2位以下の企業間格差が全カテゴリーで広がる
★ホームセンター
・消費増税反動減を押さえ込む新モデル構築が急務
★家電量販店
・買い替え対応と脱家電のスピード感が明暗を分ける
★外食
・企業の命運を握る限界を超えた人手不足対策
★ネット通販
・勝ち残りの鍵は2つのチャネル融合の独自モデル構築
★食品卸
・コスト圧迫要因目白押しで収益悪化常態化の懸念
★経済動向
・実質賃金の伸びが低く、個人消費は停滞か
■2019年 中国流通市場の展望
・ネットとリアルの強弱二極化が進む
 国際商業出版発行  ¥ 980

 

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