Yacht BrisaⅡ 日記

北海道の田舎暮らしで家庭菜園とヨット「BrisaⅡ(Catalina28 Mk2)」を楽しむ爺のぐうたら日記

水耕栽培・定植板へ移植

2024年04月26日 | 畑のはなし
昨日は荒れ模様の天気となり当地山間部では140㎜以上の大雨となりました。
風もやや強かったので露地ジャガイモ畑では低温対策用に掛けていた不織布のストッパーが煽られて外れてしまいました。
小降りになった時を見計らって骨組みになって居るニトポールを紐で補強しました。



緑色の紐なのでトンネル中央部にうっすらと紐がおわかり戴けると思います。
此れで得る程度まで風による倒伏は防げるでしょう。

さて、水耕栽培の育苗も4葉まで苗が成長したので、今日は定植板(スタイロフォーム)に定植しました。
土の代わりになる固定材はスポンジを使います。
予め根が入るようにカットしてあるスポンジはAmazonで買いました。



しかし、この切れ目に根を差し込むのは出来ないのでハサミを入れて開くようにして、養液と同じEC値にしてある水をバケツに用意してスポンジに吸わせておきます。



ピントが合っていなくて見辛いですが、播種・育苗していた赤玉育苗床から元気の良さそうな苗を抜いて、付いてきた土等を洗い、スポンジに挟みます。



次に専用のブスチック製の小さな鉢に入れ、定植盤の穴にはめて完成です。



現在の養液濃度EC値は1.3dS/mで、成長に合わせて濃度を上げていきます。
この方式は培養液供給方式の違いにより分類されると、「閉鎖型/循環式」で液中酸素濃度が循環で偏らず根腐れし難い事から広く普及しているものです。



かつて「海洋水トマト」を栽培した時の方式は「非閉鎖系/掛け流し式」で、養液に海水を混入するので循環させることが不可能でした。
無肥料培地に点滴等で養液を供給するやり方は、この方式です。
ただ、培地の再利用がネックとなってしまいます。
私は再利用せずに廃棄して居ました。
余った養液も塩分を含むため、専用プールに溜めて塩生植物の「アイスプラント」を栽培していました。
コメント
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