Yacht BrisaⅡ 日記

北海道の田舎暮らしで家庭菜園とヨット「BrisaⅡ(Catalina28 Mk2)」を楽しむ爺のぐうたら日記

新ビニールハウス建築~完成

2021年07月15日 | キャビン夜話
新ビニール・ハウスが完成しました。
6月5日に工事を開始した「新ビニールハウス」が漸く完成しました。
着工から1カ月、色々と苦労しましたが、天気に恵まれ順調に作業が進み、事故無く終わりました。
この1カ月で真っ黒に日焼け、後頭部にはキャップの跡がクッキリと着いてしまうほどでした。

「100トーカンLCR(0.1mm)」
この日は「上棟」です。
120度に中華製ベンダーでプレスした継ぎ手単管を柱、棟に差し込みながら棟上げをしました。
長さ220㎝の単管を2本繋いで棟を作っていく作業は大変でした。



最後、棟に750㎝の単管を差し込み、位置を確認してタッピングで固定していきます。
1日中、梯子を登ったり下りたりして疲労困憊です。
夕食は「上棟」のお祝いと工事期間の無事を祈って、二人で1階のウッドデッキで焼鳥です。





これで、主な骨組みが完成しました。



【6月14日(月)】
今日からは農業用ビニールを貼る為の細かな骨組みを作っていきます。
この部材は「農業用ビニペット」と云うもので、専用スプリングを使ってビニールを固定するものです。
このハウスに使う「農業用ビニール」は壁用がアイアグリ社製の「スソ・サイド(0.1mm)」とシーアイ化成社製「タフサイド(0.1mm)」
屋根と壁の一部にトーカン社製「100トーカンLCR(0.1mm)」、サイドの通風用巻き上げ部分には「防虫ネット(1mm目)」を貼っていきます。
「「100トーカンLCR(0.1mm)」(0.1mm)」は以前に北海道大学との共同研究で使用した防紫外線の農業用POで、赤色をしています。
良く苺ハウスなどで使用される赤色の防虫ネットと同じ色です。



アルミサッシは解体住宅から戴いたもので、サッシのサイズに併せて鉄角柱やビニペットを組んでいきます。

海側は「100トーカンLCR(0.1mm)」を貼ると、海の眺めが良くないため、透明な農業用POを貼り、眺望に配慮しています。



屋根には更に「遮光ネット(60%)」を貼って、室温が上がるのを防ぐように配慮しています。



屋根には鳥が止まってビニールに爪を立てられないようにアルミ製の針金で防鳥対策を採っています。



【7月7日(水)】

今日からは最終仕上げに入ります。
室内床には防草シートを敷占めますが、ホワイトアスパラガス生産の際に試験的に用いたゴアテックスと同じ素材のシートを敷きました。
此は光の透過を99.9%防ぎ、水蒸気を通過させるというものでしたが、99.9%ではホワイトアスパラが緑化してしまうため採用できなかったものを貰っていましたので防草作用はあるだろうと思い室内に敷きました。
しかし、水蒸気は透しても水をこぼすと透過せず「水たまり」になってしまう欠点があります。



電気は直管LEDを2台吊り下げ、途中にスイッチや室内コンセントを付け、母屋の外部コンセントから電気を引いて使えるようにしました。



室内には防水合板を利用したテーブルを2台設置、10名以上の人が同時に着席できるようにしてあります。
テーブルの脚は日曜大工で使われる『馬』と呼ばれる台座を利用しています。
使用しない時は木ネジ4本を外し、室内の隅に片付けられます。



暑い日が続いたのですが、室内は通風が良いせいか比較的涼しくて快適です。
工事で使用した工具は
・鉄材カッター
・アースドリル
・グラインダー
・金属用ハンドトリル
・インパクトドリル
・手回し式・パイプカッター
なんとか、1ヶ月間程度で完成しました。





家内から要望の強かった「ピザ釜」は簡易式のものをアマゾンから買って我慢して貰うこととしました。
新型コロナが落ち着いたら、友人を誘ってバーベキュー&ピザ・パーティーを開催したいものです。
晴天の日でも室内の気温は23℃程度で風か抜けて爽やかです。



寒くなったら、「薪ストーブ」を設置して冬でも使えるようにしたいと考えています。
「おでん」や「鍋」パーティーも楽しいそうですね。





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