老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

利権政治・利権行政からの決別 竹中平蔵氏らを水面下に押し込めておく方策

2021-05-11 20:05:44 | 社会問題
流水さんの投稿を読んで私はこんな風に考えてみました。

例えばパソナ色に染まってしまっている社会を、どうしたらその色を意識しないでいられる社会に出来るか、に興味があります。

こんな経験があります。知人が国の支援をうけた新規事業を以前に始めました。経産省主導の育成支援で、6年ほど前支援先選定で選ばれ、インキュベーションの3年間、研究費と人件費を国が面倒みるというものであったようです。

ひょんなことから私の持つ余剰の資材・器材を彼に譲ることができ、直接取引と思っていた所、間にパソナが入るという指示があり、あれと思った次第です。

これがパソナの存在を身近に感じた最初の出来事でした。国主導の新規事業育成の構図中にパソナがなんでチョコンと食い込んでいるのか、正にパソナと経産省の利権行政の実例の尻尾をつかんだ瞬間であったと思います。

想像するに、霞が関役人と企業との間で練り上げられる政策立案作業中に、現代版口入屋稼業のパソナ(電通もそうだろう)も絡んでいるという構図があるのでしょう。

“オリンピックの構図”も、“道路の端に自転車用のマークを付けつつある構図”も、“信号機に視覚障害者用のスマホ連携システム機能をつけようとする構図”も、"英国様タクシーに模様替えさせることでトヨタに数百億円の支援を行っている構図”も典型でしょう。

我々市民が、選挙だけが手段ではないだろうが、最低限の努力目標である選挙を通じてコントロールするということさえ怠っていたがために、放任していたがために、気がつけば社会がパソナ色・電通色になっていたということでしょう。

ではどうしたら良いか。皆が選挙に行けばはたしてそれだけで解決するのか?

相手は権力を持っている。世論をコントロールする術を持っている。如何にも世間受けするような見せかけ上手の施策を作る小賢しさを持っている。協力部隊(公安・警察の調査力やマスコミの情報操作力など)の力技で誤誘導することもお手のもの。

こんな強面の相手にどうやったら。やはり地道ではあるが味方となるファンをいかに増やすかが重要と考えております。

それには
○市民にしか発想できない、市民にしかできない仕事を考えて提案していき、役人をも巻き込み利用していくことが必要でしょう。
○上の活動により対立軸が明確化し、よって真に協調できる政党が明らかになって行く。

如何でしょうか。

私見を更に述べると、一つのプランとして国土お助け活動というものを考えてみました。

例えば豪雪で難渋する事態が今年もありました。また豪雨や台風で痛めつけられた地域の復旧作業も対象になるでしょう。基本は自助で乗り越えることが求められます。共助もかなり機能していると思います。が肝心の公助の不十分さは該当地域の住民アンケートでもよく公助を期待する指摘がされています。

この市民の公助に対する期待があるものの不十分である、という隙間(niche)を見つけることが大切と思っております。

小さな活動でもいい、その隙間を埋める作業が支援を期待している市民から歓迎され、ファンを増やし世の流れを良い方向に向ける力となるのでは、と考えております。

期待できる良い点を列挙しますと、
1. 非正規で常用雇用でない人を働き手として考えております。それらの人にスポット的ではあるが働く場を提供できる。
2. 多くの都会暮らしの人に、都会とは違った環境の実体験をする機会を与えられる。
3. 少なくとも援助を受けた地域の人と支援活動に参加した人がファンになってくれる。
4. 支援活動に参加した都会の人が非都会に活動の場を移す契機となるかもしれない。

反対に問題点と課題は資金になるでしょう。少なくとも数億円が毎年用意できるか、が課題と考えております。

先のない年寄りから幼稚園児・小学生・中学生にむけた“年寄りから最後に伝えたいこと”といった本を出せれば良いな、その販売資金がもしも手に入るなら、また何か他のことを考えてみたいな。と言ったことありますが、そこに繋がるアイデアです。

以前老人党でアイデア合戦なるものを展開したことがあります。この場でもそんなことが出来れば良いな~、と思ったりしております。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
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外交に無能な政治家が軍事を語るな!

2021-05-11 16:24:49 | 自民党政治
ウイルス禍の憲法記念日を過ごして思った。自民党には日本国憲法(平和憲法)の成り立ちや意義を理解している国会議員など、いないだろうなぁと。政治家なんだから、思っていても発言しなかったらアウト!と判断する。

改憲派やネトウヨに「憲法、憲法とお題目ばかり」などと言われようが、戦後の立ち位置を変えないことが重要で、最期の一人になっても護憲の旗竿を持ち続けることを説いた老人党の主宰者「なだいなだ」さん。その流れから湧きい出た「護憲+」がネット上で”平和憲法”を堅持する意義は大きい。

5月連休中、米国に住む旧知の友とzoomで話をした。一番の話題は、世界各国のコロナウイルス対応についてだった。彼の住む州ではほとんどの年配者がワクチン接種を済ませ、すでに政府からの生活支援金は3回配付されたという。そして、配付金を回収するような結果にならないように、税金の一部が免除されるとのこと。家族を抱える彼は目下、生活支援につながる情報をネット検索するのが仕事だと笑っていた。

私が菅義偉(以下、ガースー)政権のワクチン失政について嘆くと、彼は日本(人)はおとなしくて不思議だという。
「菅さんはアメリカへ何しに来たの?国際的にワクチン確保はビジネスだよ。ファイザー社に電話して商談したわけじゃない。ファイザーは口約束など通用しない、ビジネスだから。政治的に考えれば、バイデンに『ワクチンをもっと都合して』とアピールしなければ」

まったく、その通り。ガースーは官房長官時代の記者会見で東京新聞・望月記者と向き合わずテキトーに逃げ切った実績と、相手の顔色うかがいの狡猾で小手先の発想しかないので、責任を持った主体的な交渉ができない。「日本の総理大臣が来て、ひと声かけたんだから、うまく取り計らってくれるだろう」「(具体的なことは官僚が)空気読んで動けよ」という感覚か。筋を通さずワガママ通すから、日本学術会議の任命拒否問題や我が子の不祥事対応のような呆れたコトをやってのける。

2度も政権を投げ出した安倍晋三も愚の骨頂で、みそぎが終わり国民も忘れたと勝手に思って自民党の改憲派トップに返り咲こうとしている。これが日本のトップを務めた政治家だから呆れる。責任を取らないヤツが責任ある役職に立つなっ!憲法の趣旨すら理解していないこの男には、日本国憲法の書写でもさせたほうがいい。

物事の趣旨と言葉を大切にしない政治家は、国を亡ぼす。格言やことわざを知らない政治家も。ガースーは「笛吹けど、踊らず」と苦々しくワクチン接種の不手際に腹を立てているだろうが、段取りも整えず上手に誘いもせず、現場を考えない独断専行・上意下達では成功するわけがない。

馬の耳ならぬ、スガの耳に念仏。独りで勝手に念仏踊る前に、日本学術会議の不手際を詫びて解決しなければ、ダメです!その体質を直さなければ。今どき富国強兵か?学問・基礎研究を軍事に利用するとか考える前に、アンタが上手な外交の学問を研究しなさい!

「護憲+コラム」より
猫家五六助
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