米国の軍産複合体は既に巨大化し政治も動かすことで有名ですが、これに最初に警鐘を鳴らしたのは、第二次世界大戦でヨーロッパ戦線を指揮し、ノルマンディ上陸作戦を成功させ、ドイツを降伏させて、戦後米国大統領になったアイゼンハウアー大統領で、彼はその退任演説のなかで、この組織が巨大化すれば、軍需産業が政治家や軍人を操り、戦争を勃発させ、平和を阻害しかねないと危惧したそうです。まさに慧眼であり、すごい洞察力だと思います。
近年の米国を見ればまさにそのとおりで、軍産複合体の圧力に屈して、戦争の口実(大量破壊兵器の存在)をでっち上げ、戦争を仕掛け(イラク戦争)、またノーベル平和賞を授与されたオバマ大統領までが11月の中間選挙で軍産複合体の票を意識して、中東や朝鮮半島の緊張関係を維持することが米国の国益とばかりに、和平交渉促進に距離を置いて傍観しているように見えます。
一方日本の安倍政権も、先日富士演習場で陸自富士教導団の隊員ら約2300人、戦車や装甲車約80両、火砲約60門、航空機約20機などが参加。3億5千万円分の弾薬計約44トンを使って自衛隊の実弾演習を実施。アベノミクスの経済政策への貢献も兼ねてか、日本版軍産複合体構築へ着々と歩を進めているように見えてなりません。
http://www.asahi.com/articles/ASG8S61GKG8SUTIL010.html
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔
近年の米国を見ればまさにそのとおりで、軍産複合体の圧力に屈して、戦争の口実(大量破壊兵器の存在)をでっち上げ、戦争を仕掛け(イラク戦争)、またノーベル平和賞を授与されたオバマ大統領までが11月の中間選挙で軍産複合体の票を意識して、中東や朝鮮半島の緊張関係を維持することが米国の国益とばかりに、和平交渉促進に距離を置いて傍観しているように見えます。
一方日本の安倍政権も、先日富士演習場で陸自富士教導団の隊員ら約2300人、戦車や装甲車約80両、火砲約60門、航空機約20機などが参加。3億5千万円分の弾薬計約44トンを使って自衛隊の実弾演習を実施。アベノミクスの経済政策への貢献も兼ねてか、日本版軍産複合体構築へ着々と歩を進めているように見えてなりません。
http://www.asahi.com/articles/ASG8S61GKG8SUTIL010.html
「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔
