人間国宝、88歳の志村ふくみ女史。
日本古来の染色の技法が薄れゆく中、日本の技術を伝えていく事を
使命と決めて”藍染学校”も開校し挑戦の日々。
藍染の世界に人生を追い求める女史の行き方は深い。
”かめのぞき”という言葉が有るそう。
”藍”が死ぬ時、最後の瞬間に表れる透き通る様なブル-の世界。
それが、職人たちの求める物なのでしょう。
瓶の中で衰えていく”藍”そのなかに気品があるとか。
水準低く衰えるか。水準高く衰えるか。
「人間」も「藍」も同じ------。
気品ある生き方をしてまいりましょう。
品格が一番大切な事です。