ある方が1974年に訪中した。
一人の少女に聞かれた。「小父さんは何しに中国に来たのですか」
「あなたに会いに来たのです」
草の根の交流は地味で時間がかかる。しかし、一人の人間の中に
総ての解決があるのです。
”日中平和友好条約35周年”の先月、両国とも記念行事は開催しなかった。
日中関係はいつになく”冷夏”。
しかし、ある交流団は地元のコミュニティーセンターで子供達と
”日本のおもちゃ”で交流、笑顔で「再見」といって別れる。
そこには”日中最悪”の影はない。
地に足の着いた友好ーーーーそれは、一人一人なのです。
”心を込める振る舞い”
一人と向き合う誠実さが厚い友情となるのでしょう。