想像してください。
青く澄んだ空の下、新緑が萌えいずる大地にほのかな桜の桃色が彩りを添える。
一幅の名画の様な空間。
これは北海道厚田村。延べ10キロに渡り”ソメイヨシノ”を始め8000株の桜が
咲き誇るのです。
その陰には”桜守”の佐々木忠氏の苦労と努力があったからこそです。
そもそも”ソメイヨシノ”は札幌から北の方には育たないと。
しかし佐々木氏は頑張って不可能に挑戦した。
秋には低温により幹が裂けるのを防ぐ為一本一本にビニ-ルをまく。
冬には栄養分を循環させる為2メ-トルの積雪の中を枝の剪定にに歩く。
試練の連続でも”桜守”は諦めなかった。
苦闘10年、ついに8000本の桜が咲いたのです。
必ず咲く時が来るのです。 必ず、必ず----------。