歌舞伎には「馬の脚」と言う役がある。
「首」と「胴体」の付いた模型に2人の役者が入り馬の脚となる。
脚光を浴びる事はありません。しかし、この陰の役がうまく演じられてこそ
主役も引き立つのです。
どんな事にも必ず陰に徹する人の力があるのです。
それを忘れてはならないと思います。
評論家の草柳大蔵氏は舞台の上では「主役」「脇役」「端役」に序列は無いと。
全員が主役だと言う事です。
以前こんなお話しを聞いた事があります。
あの有名なジャズピアニストのハービーハンコック氏は、あるイベントで
陰の設営ににもくもくと励んでいたと。
一流の人は行動も一流という事なのでしょう。