カナダのリッチモンド警察署はある試みを続けた。
それは、悪を罰するだけが社会を良くする方法ではないと。
違反に切符を切るだけではなく「ゴミをゴミ箱に捨てる」
「横断歩道をつかう」といった、ささやかな善行も切符を切る方法だった。
その切符はスケート場の入場券や景品などと引き換えられる。
その試みで3年間で青少年犯罪を41%減らす事が出来た。
人の心は”善”も”悪”もその両方を持っています。
良い面に目を向け”讃える”事が大切な事なのでしょう。
ある青年は少年時代を語った。自暴自棄の日々。夜毎爆音を響かせるバイク。
その時ある婦人が笑顔で「気をつけて行ってらっしゃいね!と。
白い目で見られている僕に温かく関ってくれたーーーそして変わっていったと。
”励まし”は必ず芽が出るのです。
素晴らしい小さな善行を信じて参りましょう。