2日続けて日本人が受賞した今年の”ノーベル賞”
印象的なのは受賞者の謙虚な振る舞い。
失明の恐れのある寄生虫病などの治療薬として、年間3億人を救っている
「イベルメクチン」ーーーーその開発に貢献した”大村智氏”
その第一声が見事。「私の仕事は微生物の力を借りているだけの物」と。
物理学賞に輝いた“梶田隆章氏”も先輩がいてくれたから受賞になったと。
二人が謙虚なのは勿論人柄もあるでしょう。
しかし、科学は先代の研究の「恩」があるのです。
それを忘れてはならないと言う事です。
ゲーテの言葉に「私は有能な人達が恩知らずであった例を知らない」と。
“恩の道”を歩く事が人として輝くのです。