マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

職人

2017-02-25 10:46:45 | Weblog

  東北のある”こけし職人”は、しみじみと語っていました。

 「ある日来店した少女がこけしを買ってくれた。その時感じたのです。

 《伝統ってこういう事だよな》---そして、 受け継ぐだけでは守れない。

  新しい事に挑戦してこそ本物の伝統」と。また「民芸の知識のない小さな子供が「可愛い」と

  素朴な気持ちでこけしを手にとる。 此処に伝統工芸の未来があると確信している」と。

  「伝統」「継承」------この道を守る事が戦いなのかと思います。

  ある方はこんな事を云っています。

  「師匠は針で弟子は糸です。例えば裁縫を行なう時、針は先頭を歩み、後に続く糸が

  残って使命を果たしていく」と。

  大事なことは、自覚して繋げて行く事と思います。