はい!滝沢ロコです!

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バロンダンス

2008年08月25日 | 旅、史跡探訪
まだ朝早い時間に、お迎えをお願いして

バロンダンスを観に出かけました


インドネシアには、いくつものダンスがあるそうです

その代表的なものは、レゴンダンス、ケチャックダンス、そして、バロンダンス

今回は、一番観たかったレゴンダンスは、残念ながら次回へ見送り

あとの二つを観ることに・・・

まずは、バロンダンスです


この日は、インドネシアのお盆に当たる日で

お参りに行く人々で 道は溢れかえっておりました

信仰心は厚く

辻辻に立つ像にも、お供えがたくさんしてあり

また、家の前や、店の前にも

可愛いはのお皿に載せられたお供え物や

やしの葉のようなもので作られた飾りが

たくさん ありました


お参りをする人たちにカメラを向けるのは失礼と思い

写真は撮りませんでした


大人も子どもも 正装に着替えて

家族3~4人でバイクに乗り

お参りに出かけます


親子で、神様の石像に向って何度もお辞儀をする様子は

子どもの頃からの、心の畏怖というか、戒めというか

「悪いことをしたら、神様の罰が当たる」 という

日本でも昔から言われ続けてきたことの、生活風習の伝承を見た思いがしました

ここバリでは、今も続いているんだなぁ~・・・


人々の暮らす町をぬけて

田園風景の真ん中に、そのバロンダンスの会場がありました



生の演奏は、静かに始まります

楽器を傍で見たかったなぁ~



バロンです



衣装やメイクなど、とても興味あります



指先の動きが大事



こちらの女性は、まだ修行中かな・・・?



ストーリーがあって、ダンスはそれを表現しながら進んでいきます



男の人たちも、中々の活躍ぶり


実に庶民的で、私には、村の神社の歌舞伎芝居のようにも感じられました

大きな話の流れには

すべて人間には、その中に良いものと悪いものをもっており

常に、悪いものを祓い、良い行いだけが出来るように

自分をきちんと見つめなければいけないという

宗教の教えが、根底にしっかり刻まれています


これは、全て、洋の東西を問わず

人が永年にわたって、己を見つめてきた考え方でしょう

それが、庶民の生活の中にどのくらい活かされて来ているか

そして、実際、自分はどうか

お盆のときに

きちんと見つめるのも、私たちと同じかも知れません


この素朴な会場にも、多くの海外からの観光客が来ていたのは、

言うまでもありません

それぞれの国の人たちは、どんな風に感じたのかな~~~


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しそう (もとちゃん)
2008-08-25 15:09:05
とっても楽しそうですね、海外旅行に行くことが少ない私ですが、滝沢ロコさんのブログを読んでいると 一度は、バリに行きたくなります。
機会を見つけ、訪ねてみたいです、ペットのチビが、ネックですが家内と相談して、計画してみます。
本当に、楽しそうですね。
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旅行はいいですね~ (滝沢ロコ)
2008-08-26 00:23:43
チビくんがうまくお留守番できるといいですね~。我が家もその辺は四苦八苦です。
ただ、旅行はやはりいいですね!
人、文化、食事、風景などなど、様々な出会いがたまらなく好きです
最近は我が家も中々行く機会が取れなくなってきましたが・・・
バリ、良いですよ
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Unknown (藤川澄十郎)
2008-08-26 00:38:35
ANG12期でお世話になったものです。
初めてコメントさせていただきます。

先日は、私のブログにコメント下さり、ありがとうございました。
そちらにもお返事を書かせていただきました。



先生のブログから、沢山の刺激をいただいております。

歌舞伎芝居のようであるというバロンダンス。
歌舞伎舞踊を舞うものとして、大変興味深く、拝見いたしました。

己に立ち返り、自己を見つめること。

それから、祈りのように神聖な舞であるのでは・・・と、まだ見ぬ踊りに思いを巡らせ、心が躍りました。

素敵な旅ですね。

どうぞお体ご自愛しつつ、存分に楽しまれて下さい。

ブログにて旅のお話を拝見できるのを楽しみにしております。


また、お会いできる日を心待ちにしております。

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ようこそ~~!! (滝沢ロコ)
2008-08-27 01:55:36
藤川澄十郎さんのブログのお返事も、読ませていただきましたよ。
本当にありがとう。いつも丁寧な言葉、いたみいります。

私の観たバロンダンスは、むしろ田楽という感じでしょうか…
歌舞伎座で観る本格歌舞伎と違って、とても身近な普段着の感じを受けました。
そもそもは、聖獣バロンは対立する魔女ランダとともに、超自然の力の象徴として畏れ敬われる存在だそうですが、各地のバロンダンスにはそれぞれ特徴があるようです。
機会があれば、今後も色々見比べてみたいものです。

今回観ることができなかったレゴンクラトン。クラトンとは宮廷の意味だそうですから、こちらの踊りは、きっと優美さを観ることが出来るのでしょうね。
次回はぜひ、堪能したいと思います。
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