窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・次回第6週の予報は定点21.71人です。

2011-02-14 01:53:45 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
 ・第 2週( 1月10日~16日)・26県が注意報発令レベル超え。     
 ・第 3週( 1月17日~23日)・13の県が警報、32の県が注意報レベル到達。    
                    ・10の県がピーク到達
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・23の県がピーク到達
                    ・全国平均がピークに到達。
 ・第 5週( 1月31日~ 6日)・16の県が警報、31の県が注意報レベル継続。     
 ・第 6週( 2月 7日~13日)    
 ・第 7週( 2月14日~20日)     ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
               52週    1週    2週   3週    4週   5週
   A(H1)pdm     73    82    87    83    78    72
   A(H3)         24    17    12    16    17    20
   B              3     1     1     1     5     8

 第5週も新型が減少傾向継続です。

 新型が72%に減少、A香港型は20%に増加です。

 B型は今回も増加して8%です。

 前シーズンのような「新型が季節性を駆逐する」パターンの再来かと思われましたが、
 ここにきてA香港型ばかりかB型もがんばりだしました。


 北海道は相変わらずA香港型が優勢ですが、新型も占有率30%程に増加しました。

 関東に山梨を加えたエリアでは、新型優勢ながらもA香港型がそれなりに
 拮抗しています。

 それ以外のエリアは全て新型が優勢です。

 北海道、神奈川、奈良は100件をこえるA香港型が検出されています。

 神奈川、富山、広島ではB型が目立ちます。

 ・定点状況推移(人)
               52週    1週    2週   3週    4週   5週
  2011年定点データ  2.30  5.06 12.09 26.41 31.88 28.93

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 3週( 1月17日~23日)    26.41人   130515人    149万人
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
 ・第 5週( 1月31日~ 6日)    28.93人   143035人    155万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第 6週( 2月 7日~13日)    21.71人   107276人  119.3万人

  ・14日                      2.66人              14.6万人
  ・15日                      2.57人              14.1万人
  ・第 7週( 2月14日~20日)    16.81人    83075人   92.4万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値)  778.1万人   
  (2010年第36週以降の合計です。)      
  内、新型インフルエンザの累積患者数      592.3万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2667.2万人  100人に20.9人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第 7週( 2月20日)                817.4万人  

・入院状況
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      184人( 1月30日現在)    重症化率  0.0035%
 ・重症化(新型分)    110人( 1月30日現在)    重症化率  0.0026%

 ・死亡(含む疑い例)    57人( 1月30日現在)     致死率   0.0011%

 先シーズン最終報告(ほぼ新型インフルエンザのみの流行)
                                  累積患者数  2079.4万人
 ・重症化(合計)     1563人( 8月29日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   202人( 8月29日現在)     致死率   0.00097%

 今回は累積患者数が500万人程度ですので、重症化率、致死率ともに
 かなり信頼性のある値になってきていると思われます。

 ただし、流行しているウイルス君がA香港型優位から新型優位に
 移ってきていますので話はその分複雑になりますが。

 重症化率(%) 
    51週    52週     1週     2週      3週     4週
  0.0043  0.0035  0.0045  0.0065  0.0058  0.0035

 致死率(%)
    51週    52週     1週     2週      3週     4週
  0.0043  0.0023  0.0025  0.0020  0.0018  0.0011

 第4週では重症化率が先シーズンと比較して、ずいぶんと低くなりました。

 医療現場の皆さんの学習効果のたまものでしょうか。

 致死率は患者数の増加に従って下降し、先シーズン並になってきました。

 1月27日現在の超過死亡を見ても、特筆するほどの増加は認められませんので
 これも含めて死亡率も先シーズン並というところでしょうか。

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第 3週( 1月17日~23日) 24.91人   26.41人    -8.3%
 ・第 4週( 1月24日~30日) 50.05人   31.88人   +57.2%
 ・第 5週( 1月31日~ 6日) 29.91人   28.93人    +3.3%

 今回の定点合計報告数は143035人で、当ブログ予報は147796人でした。

 今回予報誤差は+3.3%になり、予報はドンピシャでした。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.7%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は112万人程で、
 7割強新型と思われます。

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が3割弱で、
 新型が7割強の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 A香港型は20%、B型は8%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2667.2万人で、
 これまでに100人に20.9人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1843万人で、100人に75.8人が感染したことになります。

 成人は822万人で、100人に8.0人が感染したことになります。

PS

今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)

・現状・・・13県29カ所からH5N1検出、疑い例9カ所

北海道(稚内、浜中町)、島根(養鶏場、野鳥)、富山、鳥取、福島、
鹿児島(ツル公園、養鶏場)、宮崎(11カ所の養鶏場)、兵庫(野鳥)
愛知(養鶏場)、高知(野鳥)、長崎(野鳥、野鳥)、高知(野鳥)
大分(養鶏場、野鳥)、鳥取(野鳥2件目)、宮崎(野鳥)

大分県でさらに別の野鳥から疑い例が発生。

疑い例・・徳島、山口、山形、大分(3か所)、福島、兵庫(公園)

結果は確定検査待ちです。

大分と宮崎の野鳥、それぞれからH5N1が確認、確定しました。

PPS

菅さんところも終わりが見えてきたような印象です。

お話を聞いていてもどうにも腑に落ちない、腹におさまりません。

自分の言っていること、やっている事は「正しい事」だという思い込みが強すぎる
のでしょうねえ。

自分が「正しい」と言う人は、「あなたは間違っている」と言っているのと同じこと。

野党ならそれで済んだかもしれませんが、一国の総理はそれでは済みません。

部長と社長の違いですね。


それに、どれだけ話をきいても与謝野さんを起用した「大義」もわかりません。

能力や知識よりも、誠実やら皆の意見を聴くことやらの方が窓際日記には
大切な事のように思えますので、、、。

与謝野さんは、自分の思いどおりに行動しているだけで、菅さんも似たようなもの
ですね。

そうすると、似た者同士ですか。

似た者同士や仲間うちというのは、判断が偏ります。


でも、そんなことももはや「馬の耳になんとか」ですか。

総理のイスというのは怖いものですねえ、菅さん。

みなさん舞い上がっておかしくなられます。

コメント
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