米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT、電子版)は7日、ルビオ国務長官と実業家イーロン・マスク氏が連邦職員の削減方針を巡り、閣議で激しく衝突したと報じた。トランプ大統領が仲裁に入り、その場を収めたという。第2次トランプ政権発足から50日足らずで政権中枢に深刻な亀裂が浮かび上がった。
2人がぶつかったのは、6日に非公開で行われた臨時閣議。マスク氏が口火を切り、国務省職員の削減努力が足りないとルビオ氏を責め立てた。ルビオ氏は既に1500人超が自主退職に応じたと反論。「再び首にするために彼らを雇い直したいか」とやり返した。
しばらく黙って聞いていたトランプ氏は、「素晴らしい仕事をしている」とルビオ氏を擁護。双方をなだめ、協力を促したという。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー