母92歳、もうしなくなったが畑が好きで、花をめでる。
昨年も、この時期に香りのばら祭りに行って、喜んでいたし、今年も。
「来年は空から眺めるかもだしね、だから行くかね」
と言ったら、うんうん、と納得。
昨年はもう1週間早かった・・・・
まさに盛りの時で、人も多かったが、今年は少し遅かった。
結構終わっていたが…それでも、香りは高くて満喫。
母、大いに満足して、このばら園維持するのがどれだけ大変なのか、自分の想像でこれまた大いに語っていた。
さらに、帰りの車では、「おお、イクオ(亡くなった末弟・息子)もとなりに乗っていらやな。一緒に見に来たって言うてる」
と嬉しそうに言う。
もともと、霊感系の人なんでこの発言は不思議ではないが、認知症になって喪失した、と思ってたんだけど…バラの香りが、霊感を思い出させたか。
帰り、おそばをランチに希望したので、連れていったら、天ざるを完食でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不思議なのは、香りのばら鑑賞なのに、マスクをつけている人が多いってこと。
マスクつけていたら、香りは鼻孔に十分にはいらないでしょう?
香りを、マスクをしばし外して楽しもうって思いつかないのか???
正直、もう自力で考える力を完全に放棄されているんだ・・
残念だなあ・・と思ったが。
自力で考えられなくなったら、生き延びる力もほぼ消失だろう。
同情はしない。
愛猫ミヤコさん。
先日夜中にがりがりと音がするので目が覚めた。
なんと、フードのカリカリを入れておく籠のふたを開けようと引っかいたり、爪をかけたり。
私がそこにフードを入れているのを見て知っていて、夜中にお腹がすいたので、自力解決しようとしての行動だったらしい。
チヨは、こういうとき、鳴いて私を促していた。
イッサは、じっと、ご飯コーナーで待っていた。
ミヤコは一番積極的、自力解決的。生き延びる力を持っていると思った。
骨と皮、ノミだらけ、耳はヒゼンダニだらけのノラ子猫だった。
でも、駅の近くから、優しそうなお兄さんの足に絡みながら、離れずついていった。
そして、友人に保護されて私のところへ。
まあ、ミヤコはここへ来る道を自力でつかみ取った。(猫なりに考えた、はず)
生き延びた。
夜中にお腹がすいて自力でフードの入っているかごを開けようとしているミヤコになんだか、感動した。
生物はこうでなくちゃ。
ミヤコ、ちっこい脳みそでちゃんと考えている。
ヒトもかくあるべし。
紫陽花がきれいでした。
少し変わった、竹色の紫陽花。