かわたれどき・・・・「彼 (か) は誰 (たれ) 時」。あれはだれ?とはっきり見分けられない時間。明け方。
夕方のこの時間帯は・・・・「たそがれどき」(誰そ彼時)といいます。
これは、古文には出てくる言葉ですが、女性から見ると少し切ない言葉です。
当時の一夫多妻制の中で、自分のところに夫が来ない女性が「あの人は誰(私の夫ではないの?)」・・夕方のつぶやき
「あの人は誰?どこからお帰りになるのかしら」(自分のところに来なかった夫が他の女性ところから帰宅する姿かしら)・・・「かわたれ」・・朝方・明け方
語源的には、こんなニュアンスなんですね。
ちょっと、かなしい・・話です。
また、この時間帯(かわたれどき)は、清少納言が「春はあけぼの」と書いた時間帯でもあります。
「あわいの時間」は儚い。日本人はそんな時間が好きでした。
そんな時間の動画をつくりました。3分くらい。
国語塾もへじちゃんねる かわたれどき、春はあけぼの - YouTube