不明の観光船、もともとは瀬戸内海の仕様 関係者「よく知床で…」 朝日新聞デジタル 4/28
北海道斜里町の知床半島沖で乗員乗客計26人を乗せて行方不明になった観光船「KAZUI(カズワン)」がもともと、波の穏やかな瀬戸内海の平水区域で使う旅客船として40年近く前に建造されていたことが、船の所有者を記した書北類や関係者の話などからわかった。波の高い海域向けの改造がされていたとみられるが、当時を知る関係者は「瀬戸内海仕様の船をよく知床で使っていたなと思う」と驚いた。
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これをよんで、思わず「わ!」と口から悲鳴のようなモノが出た。ここはどこだ?ベトナムのハロン湾か・・・(昔、似たような事故がありました)
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私は瀬戸内海、何度も船に乗ったことがある。
この知床観光船ルートも夏の終わり、8月に乗船した。
この船、知床半島沿いに走行する。滝が見えて、海鳥がたくさん飛んで、川が海に流れ込むところでヒグマの親子が鮭取りをしていた。思い出深い光景だ。
でも、瀬戸内海と海の荒さが違います。
静かな瀬戸内の船をいくら改造して,仕様を変えても北海道でなんて・・・・
そして、午後から荒天だと分かっていて、漁船は帰港しているのに、船を出した。
何か・・申し訳ないが、なるべくしてなったのかな・・・
結局.どなたも助からなかった・・それはそうでしょう、まだまだ海水は真冬です。
夏の終りだって,十分寒かった。それと乗船の時に全員救命胴衣を付けたけど・・・この船は付けていなかったような話だし。
ご冥福をお祈りします。
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社長、あざとい謝罪をしている。
YouTubeでその様子を見たときため息が出た。
はやく海底から行方不明の方々が帰ってこられることを祈りたい。
ちなみに、この海域って、海上保安庁の救助が不可能エリアらしい。北方領土との関わりなんだろうけど、今回初めて知って、驚いたというかぞっとした。
ちなみに、知床に私はバスで入った。標津の方から坂を下るときに目の前に海が広がる。そして、正面にどかんと島が見える。国後(クナシリ)だ。まるで泳いで行けそうな近さだったことを覚えている。
あそこは北海道の一部です、間違いなく。ロシアではないと思いますよ。
///////////////////追加・・・・・・・・・・・
ロシアは捜索強力をしてくれているようですね。